2019年JBCFサイクルロードレースのJプロツアー、宇都宮ラウンド、宇都宮ロードレースと宇都宮クリテリウムに行ってきました。
限られた時間で行ってきたので、初日のロードレースはP1(一番速い人たち。いわゆるプロチーム)、クリテリウムはフェミニン(女子)だけ見てきました。雰囲気だけを味わう感じですが、プラス行き帰りの自走でレース気分を満喫しました。
私も去年からレースを見始めて、チームや選手の特徴や経歴などをまだ把握しきれていません。
いわゆるポッと見ただけの人間の感想ですが、前回の群馬の前までは外国人選手の活躍が目立ち、去年の王者宇都宮ブリッツェンも良いとこなく、このまま終わってしまうのか?と思っていましたが、(外国人選手が別のレースに行っているのもありますが)群馬からはブリッツェンも勝つことが出来、宇都宮でも見どころ満載。クリテリウムでは、ブリッツェンのチーム力で勝つことが出来ました。
オンボードカメラの映像をユーチューブで見ましたが迫力満点です。感動ものですので、ぜひ見てください。
ここからは、レースを見に行くこと、行ったことについて、私の感じたことを書いていきます。
参考にどうぞ。
自走で見に行くこと
自転車レースですので、ロードバイク乗りや興味のある人が来ます。ということは、自走で来る人もたくさんいます。ロードバイクであれば、往復100km以内なら自走しようかな?と選択する目安になりますね。当日は、プロカテゴリ以外にも、E1~E3など、アマチュアの方もたくさん走りますし、一般の人がいるところと選手が行き来するところはそれほど隔たりが無いので、会場はロードバイクだらけです。自転車を止める場所には困りますが、何とかなるでしょう。ちなみに宇都宮は、柵とか木とかにくくりつけていました。(バイクラックはなかったと思います)
それでも、車で行くと遠い駐車場だったり、バスで往復するなど、一苦労となるので、近所の方や、車でも自転車を積んで駐車場から自走で行くことをお勧めします。
ただ、自走で行くとあまり荷物が持てません。チラシやカタログをもらったり、物販でパーツなどを売っていますので、買ってしまうと持ち帰りに苦労します。バックポケットに紙類を入れると、びしょびしょで悲惨です。選手のようにスッキリ軽量化していきたいですが、リュックサックやサコッシュを持っていくといいでしょう。
また、着るものはサイクルジャージになってしまいますが、それはみんなそういう格好をしているので、違和感はありません。ただ、「レースお疲れ様です」と売店の方に言われてしまうので、どう見ても選手ではない体形なので、一応訂正するのが大変です。w
観戦ポイント
見る場所ですが、入場無料の自転車レースでは、沿道すべてが観戦ポイントです…と言いたいですが、やはり本気のロードレースの道端に居座るのは危険も伴いますので、気を使うべきでしょう。
あまり動きたくなければ、スタート、ゴール付近が良いでしょう。
スタート地点には、出走選手が全員揃いますし、ゴールでは優勝者のガッツポーズが見られます。
食べ物や物販も近くにありますし、選手・チームも近くでうろうろしています。
いろいろな場所で見たい、坂を登っているところを見たい、下りのスピードの迫力を見たい場合は移動です。基本徒歩の移動となりますが、歩道があるところでは、そこが通路兼観戦場所になります。通る人の邪魔にならないように観戦しましょう。
ただし、歩道のないところもありますし、道が狭い場所もあります。通常そういうところは通してくれませんが、立哨もボランティアですし、すべてをカバーしているわけではないので、あいまいな部分もあります。
私は宇都宮ロードレースで、コース1/3くらいの場所から、残り2/3を歩きました。正確には、自走で行ったので、自転車を転がしながら歩き、自転車が乗れるスペースがあれば乗って移動しました。(基本、会場、コース脇は自転車から降りるのがマナーです)
1/3から2/3の地点は歩道もなく、気を使いました。スピードに乗った選手がアウトインアウトを通るので、走行ラインにいることは、レースを台無しにします。
特に先頭集団、逃げ集団は、順位に直結するので、絶対に邪魔できません。
先頭の選手の前には先導のバイク、車が走ってコースチェックを兼ねています。また別の集団が離れていれば、集団の前にもバイクなどがいますので、それらの車両が来たら、邪魔にならないところに逃げて待機します。(良くクラクションを鳴らしています。選手を追い抜くときや注意をひくためです。鳴らされないようにしましょう)
宇都宮ロードレースの場合、1周10分程度で走ります。先頭集団が通過すれば、7~8分は遅れた選手が走っている程度なので、その間に移動する感じです。歩いてみることで、いろいろなコースの状態や、偶然のドラマを見ることが出来るかもしれません。
ツールドフランスでは、山岳などで人が選手にぶつかる勢いで応援していますが、日本では引きずり戻されるでしょう。
それと公道を利用しているため、地元住民の生活のために通る時があります。その辺も選手が少ない時に行っています。宇都宮ロードレースでは、鶴カントリークラブという名前が付いている通り、ゴルフ場の周りを回っています。この日も営業をしていましたので、お客さんは、選手が行ってから通る形になっていましたが、先導車両がが来たときにまだコース上に車がいたりしました、、、この辺は難しいところです。
応援
私も地元チームを応援していますが、いかんせん顔と名前を覚えるのが苦手で、パッと見ても名前が出てきません。ロードバイク歴も短いですし、それにサングラスやヘルメットをしているので、余計わかりづらいです(言い訳)。「がんばれー」くらいの応援です。
私設応援団もいますし、横断幕やのぼりを立てたりしています。
レース終了後はチームカーの周辺にファンが集まり、選手があいさつする光景もあります。
選手は非常に気さくな人が多く、忙しい時間でなければ写真を一緒に撮ったりサインをもらったりできます。私は恥ずかしがり屋で、相手の名前も覚えていないので、考えている間に行ってしまいます。積極的な方は顔なじみになっているようですので、うらやましいですが、人それぞれということで、楽しむ気持ちが大事かと思います。
レースを見に行くと、JBCFであれば、カテゴリーが分かれていて、実業団やチームという形で参加している若者からそこそこの年齢の人まで頑張っています。プロではなくても、そこそこ強くて名の知れたチーム名もありますし、また、そのチームの身内の方も一緒に楽しんでいる感じですので、P1以外は、学校の部活やクラブの大会のような、行事のような、草レースのような、身内感(いい意味で)が、あります。
ブース
ロードレースでは、開催場所により、出店数などに大きな差があるようです。
一般的には出店のような食べ物屋さんがあり、メーカーの物販や製品紹介があります。
宇都宮クリテリウムは食べ物屋さんは15店舗くらいあったような気がします。地元の婦人会のようなお店もあり、焼きそばやお弁当が安く食べられました。
メーカーのお店もいっぱいあり、自転車、キャリア、量販店などが製品の販売や紹介をしていました。
まぁ、しかし、一番賑やかなのはジャパンカップやツールドとちぎなどの外国チームも来る大きいレースですね。メーカーが粗品を配っていたり、キャンペーンをしていたり、中継モニターを設置したりと、規模が違います。
私は、お祭りが好きなので、行って雰囲気を楽しんできます。最近では、ネット中継で動画もライブで確認できることもあるので、現地でも情報が多くて楽しめます。(無い時は、会場内の放送が頼りです)
上級者になると、ボランティアなどや実行委員にかかわって、レースの裏側から楽しむこともできます。
ニュースや映像では伝わらない、そんな時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。