やいた八方ヶ原ヒルクライムレースに参戦します。
去年ロードバイクを購入して初めて参加した公式レース。大会3カ月くらい前まで、登れず途中で降りてきたコース。地元開催のレース。
そして、初めて2回同じ大会に出場するレースになります。要するに、前回の記録を持って臨むレースになります。
去年は、気軽に地元だからという理由で申し込んだレースですが、練習で行ってみたとき、腰や足が痛くなって急な坂が登れず、すごすご降りてきたことが3回くらいありました。今思えば、ロングライドばかり乗っていたせいもあり、足も腰もヒョロヒョロで、筋肉が無かったのでしょう。
これで本番大丈夫なのか?という不安の中、何とか練習で足を付かずに登れました。
本番では途中リタイアだけは避けたいと、緊張し続けましたが、かえって序盤からゆっくり走ったせいか、タイムは1時間13分と予想以上に良い結果でした。
さて、今年の目標ですが、まだ今年になってから行っていません。なにぶん、ある程度準備して、かつ覚悟していかないと、最後まで登れず終わったり、疲れが残ってしまい、仕事や生活に支障がでるので、なかなか行く機会がありませんでした。加えて、最近では集中豪雨もあり、道路に土が流れ出てしまい、走りづらい状況になっているとのことです。
とはいえ、本当は3回くらい登っておきたかったのですが、今の状況では、練習は1回くらいしか行けなさそうです。近くて遠い、八方ヶ原です。
ここで、今年は目標をどうしようかと悩んでいます。気持ちとしては、ロードバイクを始めて半年で出した記録より、1年半やっている今の記録は、とっても良いのではないか?と想像しています。
一方で、栃木県県民の森という、初級者向けヒルクライムコースで練習するのですが、タイムとしては、1年前の記録より、25分が24分になった程度です。大幅な上積みは期待できないのでは?と思ってしまいます。
希望は60分切り、現実的な目標は1時間5分くらい、実際大して成長してないので1時間10分、いやいや、平坦ばかりやっているので、遅くなっているかもしれません。
昔はがむしゃらに頑張れたのですが、最近は、こうすると苦しくなる、明日支障が出るなどと考えてしまって、全力を出せないのではないか?と思っています。
見方を変えると、ストラバで、セグメントの分析をよく見るのですが、区間の平均スピードが、1km/hでも速くなっていると、嬉しくなります。
そこで、平均スピードが何km/h上がったら、どのくらいタイムが縮まるのか、考えてみました。
やいた八方ヶ原ヒルクライムレースのコースプロフィールですが、
距離13.4km、平均勾配7.1%ですので、これで平均スピードを出してみます。
わかりますでしょうか?
距離が13.4kmなので、時速13.4kmで走れば、60分ちょうどで到着します。
私のタイムは73分なので、ちょうど平均時速11kmになります。60分切るには、13.5km/h以上が必要です。
40分くらいで走る人は、時速20km/h・・・。平地ですか?w
ここで面白いことに気付きました。
スピードが遅いころは、例えば時速9kmだった人が1km/h速く走ると、タイムが89分から80分に、9分短縮できますが、
速い人は、時速16kmを1km/h速く走っても、50分から47分へと、3分しか短縮できません。
スピードが速い人ほど、頑張ってもタイムは目に見えて良くはならないということでしょう。グラフにすると、わかりやすいです。
平均速度を上げる事は、特にスピードが速くなるほど、空気抵抗も大きくなり、パワーが少し上がってもスピードは大して変わらず、グラフのようにタイムの短縮量も減ってくるという、記録更新が難しいところに入ってきます。100m走で、9.99秒とか9.98秒とかと同じ、限界の域なのでしょう。
逆に遅い人は、伸びしろがまだたくさんあるということかもしれません。
私はロードバイクを始めて1年半なのですが、皆さん、1年かけて記録更新とか、5年やって人並みとか、おっしゃっていますので、私がいきなり平均くらいに行くのは、おこがましい限りです。
やっぱり、目標は、つつましやかに設定することにします。
先日、御亭山TTでは、八方ヶ原を40分で登る方が出場されて、優勝していましたが、こてやんの平均時速は22.5km/hでした。
八方ヶ原を40分で登るというこは、20km/hなので、2.5km/h落ちです。
私がこてやんを上った平均時速は、12.5km/hなので、、、2.5km/h落ちだと、10km/hとなり、去年より悪い80分になってしまいます。
これでは、目標にならないので(ただ、本当にヒルクライムが苦手になっているかもしれません)去年より平均スピードを1km/h上げることを目標にします。目標タイムは67分です。
普通の方は、区間セグメントなどにチャレンジすると、何秒縮めたとか、何分で登ったとかで一喜一憂すると思います。(私もそうです)
でもなぜか、ストラバとかサイコンの平均スピードを見ると、結構短縮秒数が少ないわりに、平均時速は結構速くなっているんですよね。短いところなどでは、数秒縮めただけでも、1km/h速かったりします。
こんな見方をすると、自分の実力を違った角度から認識することが出来るのかもしれません。