新型コロナウイルスが、世の中を席巻しています。
このウイルスは、どの程度危険なのでしょうか?なぜこれほどまでの騒ぎになっているのでしょうか?
それは、風邪をひく、治る仕組みがわかれば、おのずと答えが出てきます。そして、それほど怖がることではないということも分かります。
順を追って考えてみたいと思います。
※個人で情報を集めた結果の見解であり、内容の裏付けはなく、保証もできません
風邪をひくと、のどが痛くなる、鼻水・鼻づまり、くしゃみ、咳などが出て、悪化すると熱が出ます。こじらせると、肺炎や気管支炎、その他臓器などへの症状が出てきます。
風邪をの症状を抑えるため、病院に行って薬をもらいます。または、市販の薬などで、風邪を治します。熱が出たら、会社や学校を休んで、寝て、栄養を取って治します。悪化したら、病院で処置をしてもらいます。
風邪をひいたときに、熱が急激に上がると、インフルエンザの検査をします。インフルエンザは感染率が高く、老人や子どもなどの抵抗力の低い人たちには、亡くなる人もいますので、なるべく感染を抑えたいということです。予防接種を行って、感染や症状を抑えるということを一般的に行っています。
風邪の原因は、ウイルスと言われています。風邪の症状が出た場合、80~90%はウイルスが原因です。主なウイルスは、ライノウイルス、コロナウイルスが多く、他にRSウイルス、パラインフルエンザウイルス、アデノウイルス などがあります。200種類くらいいると言われています。
ウイルスは、生物の中でしか生きられないと言われています。人間や動物の中で生きています。それが、空気中に放出されると数日間は生きています。生物で大量に増えたウイルスが空気中に漂っているのは、季節にもよりますが、普通に存在しています。
人に感染しても、その人に体力があれば、症状がはっきり出ません。増殖も少ないですが、その人が空中に放出して、それが数日間生きていますので、いつの間にか空中にたくさん漂っていることになります。
ウイルスが体に入ると、身体の防衛作用が働き、ウイルスをやっつけに行きます。ウイルスが少なければ、すぐやっつけることが出来ます。
しかし、ウイルスが多かったり、体が弱っていて、抵抗する力が無いと、ウイルスが体に入って増殖します。
抵抗力が無いというのは、栄養不足、寝不足、ストレス、体力不足などがあげられます。
ウイルスが体に入って増殖すると、鼻水を作ったり、のどを攻撃したり、咳が出るボタンを押したり、熱を発生させて体温を上げたりしません。
これらの風邪に症状は、人間が行っているウイルスの侵入に対する反応です。
鼻水やくしゃみや咳は、ウイルスを出そうとする反応。のどの痛みや発熱は、ウイルスを熱で殺そうとしたり、白血球を送り込むために血流を増やす反応です。
要するに、風邪の症状は、ウイルスをやっつけるために体が行う反応であり、アレルギーと同じ、人間の本能で起こっている症状です。ウイルスのたんぱく質に反応しているところも、アレルギーと同じです。
先ほどの話の通り、風邪の症状は、人間の反応です。これが収まれば、風邪は治ったことになります。要するに、ウイルスが減少すれば、自然と反応が収まります。ウイルスが減少するのは、先ほどの人間の反応(咳や熱)であり、自己の抵抗力(自然治癒力)になります。
薬でウイルスを減らす(殺す)方法は聞いたことがありません。(抗生物質は細菌を殺します)
インフルエンザなどにあるワクチンですが、主に予防に使われています。
ウイルスと同じものを少量体に入れることで、身体に免疫(抗体)を作ります。
このウイルスに対しては、免疫があったり、罹患しても症状が軽くなると言われています。
しかし、ウイルスの種類は多数あり、インフルエンザに関しても、新しい種類がどんどんできているため、予防接種をした人が全くかからないということを聞いたことがありません。治す効果もありません。意味があるのでしょうか?
いわゆる風邪薬は、風邪の症状を抑えるだけです。熱を一時的に下げたり、咳や鼻水を止めたりしますが、薬が切れると、また症状が復活します。
熱や咳は、ウイルスを追い出すためにやっていることなので、薬で抑えてしまうと、回復が遅れる可能性があります。ただし、咳を止めることは、個人的に良いと思います。咳はのどを痛めて、さらに炎症がひどくなるからです。
残念ながら、風邪を早く治す方法はありません。しいて言えば、栄養を取って、体を休めることです。それでも、次の日に治る保証はありません。
ただし、風邪をひきづらい、治りやすい人はいます。それは、体力のある人(鍛えている人)です。私が考えるに、ウイルスと戦うのと同様に、スポーツなどで体に負荷(いじめている)を掛けているため、ウイルスに対しても素早く攻撃が出来るのではないかと思っています。
私は、スポーツをしていない時は、いつも風邪をひくとのどが痛くなり、熱が出るまで治りませんでした。ロードバイクを始めてから、のども痛くなることが少なく、痛くなっても次の日には治ります。ロードバイクで激しい呼吸をするため、いつものどをいじめています。そのおかげで、ちょっとやそっとのウイルスには負けなくなったと思います。スギ花粉にも強くなり、花粉症もだいぶ軽くなりました。
本当にウイルスを全く入れないようにするには、無菌室にしなければなりません。
それに、人間の体はウイルスや細菌と共存しています。人間には発症しない菌が、手や口の中にたくさんいます。人間を消毒することは、自分を殺すことになります。やはり、ウイルスに強い体を作るのが、確実です。
ただし、子どもやお年寄りは、抵抗力が低いため、守らなければなりません。マスクや手洗いは有効です。風邪が流行る時期は、接触を減らし、マスクや手洗いは必須でしょう。
新型コロナウイルスは、風邪の一種です。なぜこれだけ騒がれているのかというと、新種であり、死亡者が急に出たことだと思います。検査して致死率が2%を超えてくると、まずいと思うのでしょう。インフルエンザは0.1%以下と言われていますが、インフルエンザはちょっと熱が高いと、みんな検査をし、検査キットが普及しているためと、医師も検査に慣れていてコツをつかんでいるため、感染者が正確にカウントされています。新型コロナウイルスは、肺炎にならないと、検査しませんし、潜伏期間が長かったり、肺の奥の痰(たん)を検査しなければならないため、実際に感染している人を正確にカウントしていないため、致死率が高く計算されてしまったものと思われます。ですので、感染者が正確にカウントされ、今の10倍か100倍いたとすれば、インフルエンザと同じ死亡率になるのかと思います。
インフルエンザ同様、ワクチンは開発されると思いますが、ワクチンに治す力はありません。予防接種になると思いますが、そのころには、また新型が出てくるでしょう。イタチごっこというか、どの程度意味があるのでしょうか?
通常の風邪の対策で良いと思います。
他のウイルスでも、肺炎で亡くなる人はたくさんいます。また、いちいち、どの種類のウイルスか?新型か?などは、検査していません。風邪をこじらせたで、片付けています。
インフルエンザは、高熱が出たり、こどもの死亡率が高いため、検査や治療方法が確立されています。お年寄りや子どもが気を付けるのは、変わらないということです。
今回の新型コロナウイルスは、中国の武漢の市場で、野生動物が生きたまま取引されていたということがクローズアップされています。以前にも新型と騒がれたSARSやMARSも、野生動物が最初と言われています。ウイルスは生物の中で生存し、特定の生物で発症したりしなかったりします。
これらのことより、野生動物で発症しないウイルスが、人間と接触し、感染発祥、さらに人から人に感染したのでしょう。
要するに、野生動物との接触は避け、食肉は珍しい物ではなく、定番の同じような種類の物を食する方が良いかと思います。
毎日、テレビでは新型コロナウイルスの感染者が増えていると、数字を出して注目を集めています。これでは、家でテレビを長く見る人は、洗脳されてしまいます。見る時はそのトリックに注意し、なるべく見ない方が良いかと思います。(こういうネットの情報や、詳しく分析した番組を見ない人ほど、ショッキングな情報だけ信じるんですよね)
・感染者がまた増えました・・・累積人数なので、減るはずがありません。週当たりどのくらい感染者が出たのかを調べないと、拡大しているのか?縮小しているのか?わかりません。
・死亡者がでました・・・残念ながら、風邪をこじらして肺炎で亡くなるお年寄りは、たくさんいます。
・ワクチンを作っています・・・ワクチンは、特効薬でも治す薬でもありません。来年の流行に間に合うか?(でも、そんな突貫薬を試されたくないですね)
この騒動において、経済にかなり打撃を受けています。イベントの中止や店舗の休業、観光地も閑散としています。マスクやトイレットペーパーの買いだめも発生しています。普通の風邪であれば、これは大きな間違いです。人間の性分は変わっておらず、過ちを繰り返すのでしょうか?
温暖化もそうですが、何か本来の目的と別な力が働いているようです。人々の注目をそらして、何をしようとしているのか?考えすぎでしょうか?
ウイルスは悪くありません。生きようとしている生物です。風邪はウイルスに対する人間の反応ということを書きましたが、今回の感染騒動に対する人間の反応は、風邪と一緒です。過剰な反応は、アナフィラキシショック同様、自分を傷つけます。