ズイフトで100km走りました。(ミートアップ)

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参加するまで

Zwiftのミートアップに誘われました。しかも100km。
ミートアップとは、友達やフォロワー同士で、どこを何km走るなどを決めて、誘い合って行うイベントです。

ただでさえ、ローラー台は苦手で、やる気が出ないときは、力が入らずに20分程度でやめてしまいます。今まで頑張った時でも1時間で30km程度です。

確かに、外で100km走るのは、それほど難しくはありませんが、時間的には休憩停止含めて5時間以上かかります。信号や交通量などで、一定のペースで走れませんし、スピードも上がらないことが多々あります。しかし、景色が変わったり、気持ちも良いですし、惰性も効くので、時間はかかっても楽に走れます。

ローラー台のズイフトであれば、平均速度も30km/h以上で、信号で止まることなく走り続けられるので、時間的には短くなりますが、足にかかる負担が大きいのと、逆に足を止めることがほとんどできない(レースや誰かと走る場合)ので、外乗りの同じ距離より、1.5倍くらいの負担(疲労)になるらしいです。固定ローラーは、上半身が使えない分、すべて足で回さなければいけないことも、疲れる原因になっています。

さて、そんな100kmミートアップですが、気軽に参加、途中離脱OKということで、参加してみることにしました。朝7:30スタートということで、家の中でみんなあわただしく朝食、掃除などをしている中、ずーっとローラー台をやっていることは気が引けますが、最近はあまりあてにされていないので、ズイフト後に家の掃除をすることで許可をもらいました。

大体3倍前後のパワーで走るとのことなのですが、私はパワーメーターを導入していないため、正確にそのパワーで走ることは出来ませんが、逆にスピードセンサーで走っているので、ローラー台の負荷を軽くすれば楽にパワーを出すことが出来ます。それに、体重を軽く設定すれば、パワーウエイトレシオを大きくすることもできますので、上り坂もスピードが出ます。とりあえずお遊びの範囲で、完走できれば良いという気持ち(最悪途中でやめても良い)でやることにしました。

準備もしないと

いつもは気楽に30分とか1時間走るのであれば、水を用意するくらいですが、2時間半から3時間走るので、補給も必要かなと思いました。また、頑張らなければいけない時は、いろいろなサプリメントやエナジードリンクを摂取していましたので、いくつか用意することにしました。朝も早かったので、軽く朝食も取りました。(最近太り気味なので、それほど取らなくても大丈夫かな?)

ズイフトのイベントが始まってしまうと、途中の休憩が出来ません。下り坂くらいしか、足を止める場所がありません。家でやっているので、補給は冷蔵庫に取りに行けると考えていると、全く何も口に出来ません。外乗りよりシビアです。
そんなわけで、補給と飽き防止の対策は必要です。

出発当日

出発と言っても、レースに行くわけではないですが、先ほど言ったように、事前準備は必要です。長時間で汗もかくでしょうから、サイクルジャージとレーパンには着替えました。扇風機も最強で動かします。

そして、スタート10分前には準備を整えて、イベントに参加しました。

実は今回のミートアップは参加希望者3名だったので、グループライドというほどではありません。でも、そこにいたのは一人でした。結局二人で走るようです。

今回は、完走目的なので、ローラーの負荷は最弱にしてあります。サイコンで25km/hであれば、160Wくらい出ますが、漕いでいる本人は、かなり楽なパワーです。平坦を20km/hくらいで走っているイメージです。それでも3時間は漕ぐので、大変だと思います。

スタート

最初は順調でした。一緒に走っている人は、かなり速い人ですが、私が前に出たり後ろに下がったりとちょうどローテーションをしているような走りになっています。私の設定を甘くしているからですね。体重も落とした設定しにしているので、ちょっと上りで踏むと、結構引き離してしまいます。ゆっくり走るよう心掛けました。

最初の1時間が経過し、33kmくらい進みました。ちょうど3時間ペースですが、だんだんのんびり漕ぐのも疲れてきました。ここで、アミノバイタルゼリーを飲んで、補給しました。

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50km辺りに来ると、足も疲れてきており、やめたくなってきました。1時間半はまだローラー台でやったことが無かったので、ノンストップで漕いでいるためか、足の方だけ疲れが出てきました。

ここでちょうどリーダーが休憩ということを言っていました。(画面にメッセージが出てきますが、ずっと画面を見ていたわけではなかったですし、スマホ画面も小さくて全部は読めませんでした)
10分ほどの休憩です。非常にありがたいです。
ここで、冷蔵庫の冷たい麦茶を飲み、結構新しく発売された、ライジンハードジンジャーという、ノンカフェインのエナジードリンクを飲み、50kcalの羊羹を食べました。
このライジンは、しょうがの味が強く、飲むとすぐにのどや体が温まります。なんか、体が活性化されたような気がします。

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後半戦

さて、後半戦です。とんでもない疲労はありませんが、徐々に足が重くなってきました。2時間ほどたち、60kmくらいのところで、お尻が汗ばんでいるせいか、痛くなってきました。ダンシングも時々入れるのですが、お尻は痛くなる一方ですね。

外で走ると、意外とお尻に負担はかかりません。体重移動がうまく出来るからかもしれません。
ダンシングも、自転車が傾かないため、あまり休めた気がしません。
それでも、集団や後ろを走っている時に、足を休めたりするコツがわかってきたので、時々(本当に時々ですが)足を止めることは出来ました。

ここでスピードセンサーを使ったズイフトの動きですが、スピードに応じてパワーが上がります。パワーに応じて、バーチャルのアバターが加速していきます。
要するに、自分がパワーを上げて、本物の自転車のスピードが上がるとアバターのパワーが上がり、それから加速していきます。3テンポくらい遅れて、スピードが上がります
逆を言えば、減速は本人の足を止めてから本物の後輪が止まり、スピードセンサー0km/hと判断するまでは、バーチャルではパワーがかかっているので、少なからず加速しています。本人は足を止めてても、加速しています。そして後輪が止まってから、バーチャルは、加速をやめます。バーチャルの世界では、そこから惰性で走ります。ですから、バーチャルの自転車が止まるのは、まだまだ先になります。止まることに関しては、かなり本人から遅れることになります。
これを利用して、下り坂などは、足を止めて結構減速するまでは漕がなくても付いていくことが出来ます。

さて、あとは、残り30km、20km、10kmとカウントダウンしながら時間を過ごしました。バーチャルの世界では、景色はめまぐるしく変わり、現実にはない溶岩の間とか、海底などを走ります。しかし、気分はマンネリ化しており、退屈な時間が続きます。とりあえず、日曜日の朝の、テレビ朝日の子供番組が次々放送されていたので、何となく気はまぎれました。
残り10kmを過ぎると、あと9km、あと8km・・・と、1kmずつ減っていきますが、それも結構長く感じます。

ゴール

そしてやっとゴール。お疲れさまでした。
私は、力を使った感じはないのですが、足を回していた分、疲労が結構たまりました。
一緒に走った人は、パワーメーターなので、結構パワーを使っていたようです。つらいと言っていました。

さて、こんな気軽に100km走れるズイフトですが、何とも大変なのは変わりません。
先日には、200kmブルベのミートアップも行われていました。100kmがこんなに大変なのに、200kmはやりたくないですね。

気軽にできるように感じますが、やはり家の中でやることはいろいろ雑音があります。
家族が動いていたり、何かやっているので、気になります。在宅勤務と同じで、仕事に集中できないところもあります。
いつでも止められるということは、何かあったら止めなければならないということです。出かけてしまえば、あてにされないことも、家にいるのならという対処出来てしまうため、やらざるを得なくなることもあります。特に小さいお子さんがいるうちは、長時間のローラー台は難しいのではないでしょうか?

この疲労感も、外乗りの1.5倍であれば、150km走ったことになります。
お昼前に終わりましたが、そのあと家の掃除機をかけて、お昼ご飯の用意をして食べましたが、どうも眠くて横になってしまいました。1時間寝てしまって、子どもを送る用事があったので、車で10分ほどで帰ってきたあと、また2時間ほど寝てしまいました。結局3時間寝ています。それでも全身の疲労感があります。筋肉痛というより、脱力感という感じです。
翌日も練習会がありましたが、体が動かなかったので、キャンセルしました。

とにもかくにも、100km完走という称号はもらいました。いい経験が出来ました。
どちらにせよ、今日の朝は雨だったので、外乗りできませんでしたが、本当は、外乗りの方が楽しいですね。
冬はローラー台が活躍しますし、私もローラー台をやってから、足の筋力が付いた(足が太くなった)ような気がします。筋力のトレーニングにローラー台は最適ですが、普段は、30分ぐらいがちょうどいいですね。

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ぴよこ監督

ロードバイク歴4年。ダイエットのために自転車を始めて、メタボ解消。コレステロール・高血圧が解消された、アラフィフおじさんです。 ロードバイクは買い物から草レースまで、何でも挑戦中。