新しいカーボンフレームロードバイクに乗ってみた。BMCteammachine SLR02 2020インプレッション

新しいロードバイクに乗ってみた感想です。
バイクの内容は以前のブログをご参照ください。

まずは初日に、80kmほど栃木県県民の森のミニヒルクライムのあとダウンヒルを行い、国道4号線バイパスを南下しました。ついでに輪行もしました。
いろいろ荷物を持っていたので、ヒルクライムはただ上っただけになってしまいましたが。

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まず、軽い

軽さを求めたロードバイクである為、走りが軽くなりました。ついでに、ホイールがゾンダからシャマルウルトラになったので、加速もかなり良くなりました。(タイヤは純正のVittoria Rubinoで、チューブは軽量R’airにしています)

加速はホイールやタイヤで変わりますが、全体的な軽さの感覚は、総重量で変わってくるようです。スピードを上げてからの加減速も素早く行えますが、上りが楽になったと思います。
久しぶりのヒルクライムは、全くタイムが出ませんでしたが、足の疲れがあまり残っていません。一生懸命走らなかったのもありますが、楽に上れました

下りも速い

上りは軽くなるのは当然なのですが、下りも速くなりました。これもフレームのせいなのか?ホイールのせいなのか?わかりませんが、下りの加速(タイヤの回転加速)が良くて、すぐにスピードが上がります。同様にちょっとブレーキをかけると、グッと止まります。前に吹っ飛びそうです。

平坦も楽

平坦も加減速が良くて楽に走れます。加速が良いため、ちょっと踏んだだけで、35km/hまではあっという間にスピードが出ます。マシンが、もっと踏めと言っているような気がします。
そこから踏めばさらに加速しますが、私の筋力ではきついです。というか、ここまでスピードが上がっているということは、すでに自分の体力を相当削っています。楽に早く疲れるということでしょうか?

よく、足を持っていかれると言いますが、剛性の高いフレームやホイールは、加速がいい代わりに疲れが早くきます。このBMCも剛性が高いので、同じように、体力を削って行っているのかもしれません。
次の日の疲れは少ないのですが、その場での漕ぎ続けることが、難しくなっています。

乗り心地がいい

フレームが硬いという割に、非常にクッション性が良いです。
おそらく、サドルがかなりしなるので、それが、乗り心地に影響しているのではないでしょうか?
サドルの座面にクッション性はあまりありませんが、触った感じは柔らかい素材です。代わりに、レールが鉄で出来ているようで、これがかなりしなります。要するに、座面も結構上下に動きます。手で押すだけで変形します。
また、シートポストは上端が後方に折れています。これも縦方向のクッション性を良くしているかもしれません。シートポストはカーボンだと思いますが、結構しなります。漕ぐたびにギコギコ鳴っていました。結構たわむのではないでしょうか。とにかく、突き上げが少なく、お尻が楽です。

左ももが張る

それほど力を入れているわけではありませんが、左のももの上面外側に張りのようなものが出ます。足を回している時に出ますが、特に筋肉痛にはなりません。クランク長が長くなったせいなのか?わかりませんが、ポジションやフレームが変わったせいかもしれません。
今は、ハンドルの高さは高くして、サドルもそれほど前乗りにはしていませんので、ポジションはだいぶ変わっています。

ケイデンスが下がった?

軽く踏んでも加速するので、ケイデンスを上げる必要がありません。低いケイデンスでも軽く回るからです。だいたい80rpm前後になってしまいます。今までも、90rpmで回し続けることは難しかったのですが、油断していると、ケイデンスはどんどん下がります。でもこのやり方が、足にすぐ来る原因かもしれません。あえて高ケイデンスで走ったりしていますが、どれが良いのかわかりませんので、慣れてくるまで原因がつかめません。

軽さの他の利点

走りには関係ありませんが、軽いおかげで持ち運びが楽になりました。
まず、輪行で軽いため、移動の負担が軽減されています。カーボンや新品なので、傷など気を使う部分もありますが、担いだ感じが、とても楽になりました。

また、今はロードバイクをアパートの3階まで階段で運んでいますが、これも楽になりました。

まとめ

憧れていたカーボンフレームです。コンポも105でもよかったのですが、アルテにしたいと後から思っても替えられないので、選んでしまいました。

ただ、普段のポタリングなどでは、アルミフレームと変わりはあまりありません。アルミフレームも、しっかりメンテナンスを行い、装備も最小限にすれば、きびきび走りますし、加速も良いです。
コンポに関しては、全く走りが速くなるわけではありません。

変わった点を書きましたが、変わらなかった点は、ダンシングです。アルミと同じような高剛性の為でしょうか?私は、休むダンシングばかりやっているのですが、このマシンでは、あまり楽になりません。進む感じもあまり変わりません。体重が重いので、支えるのが大変なのかもしれません。

とにかく、慣れないとわからないことがたくさんあります。レースなどは、やはり使い慣れた機材でないと、全力は出せません。レースの時だけ高級ロードバイクを借りて出ても、おそらく満足に走れないでしょう。慣れるまで、お待ちください。

レースや、ブルベ級の超ロングライドなど、限界に近いところでの差が出てくると思います。トレーニングやヒルクライム、レース、ロングライドで、その真価を試してみたいと思っています。もう機材のせいにはできませんね。

ぴよこ監督

ロードバイク歴4年。ダイエットのために自転車を始めて、メタボ解消。コレステロール・高血圧が解消された、アラフィフおじさんです。 ロードバイクは買い物から草レースまで、何でも挑戦中。