ダイエットの敵は食欲です。
しかし、食欲は生きていくうえで、とても大切なものです。食欲があるということは、健康な証拠です。
でも、ダイエットをしていると、食べることを我慢しなければならないですが、何か食べたくなる、ふと我に返ると、何か口さみしい気分になります。
そんな時は、食欲を抑える、気を紛らわせるしかありません。
要するに、気を紛らわせることが、ダイエットへの近道になります。
私がダイエットをしていて、食べたくなることはしょっちゅうありますが、食べたくない時もあります。その、「食べたくない時」が、どうだったのか?なんの理由があったのか?思い出して書いていきたいと思います。
食べながら、ネットやテレビを見る
一つ目は、食事をする時は、テレビを見たり、スマホをいじったりすることで、食事から興味をそらすことです。
お行儀は悪いですが、さあ、食べるぞ!とか、これおいしいとか、そういう気持ちは、どんどん食欲が増してしまいます。
悲しいかな、食事に興味を持ってしまうと、次々に食べることを考えてしまいます。
そんな人生つまらない、とお嘆きのあなた。ずーとそうするわけではありません。
ダイエットしている人の言葉で、「チート」というものがあります。チートとは、ダイエット中に息抜きのように、なんでも食べて良い日を作ることです。ダイエットの停滞期を打破する一つの手段であったり、身体を一旦リセットする、運動する筋肉を作る為のエネルギー補給だったりします。でも、一番は、精神的に気持ちを楽にする効果があると思います。あと何日我慢すればよい、我慢した後のご飯はうまいなど、そのためにダイエットも頑張れるということです。
準備する食事は、出来るだけ少ない方がいいですね。
一口食べたら、スマホでゲームをしたり、テレビに見入ったりします。無意識に食べていてもいいですし、気が付いたら一口食べて、また違うことをすればいいのです。出来れば、いつ食べ終わったか覚えていないくらい、食事以外のことに没頭するのが良いでしょう。
食に興味を持たない
都会にいると、歩く場所場所にたくさんのレストラン、食べ物屋さんがありますね。あれは目の毒ですね。
何を食べるとか、あれ食べたいとか、これおいしいとか、どこどこのお店が評価4.8とか、そういう会話をしている時点で、お腹が空いてきます。
ポイントは、同じものを食べることです。毎日何を食べるか決めましょう。
毎日同じものだと飽きますので、3日ローテでも、1週間ローテイションでもいいので、朝昼晩と量も種類も決めます。出来るだけ、油っこいものを入れません。夕飯もメインの揚げ物などはない方が理想です。たんぱく質は大豆で取れますし、脂質は黙っていても入ってきます。ご飯も少量バランスよく食べましょう。
自炊は量が多くなってしまいがちです。たくさん作って小分けにして、冷凍しておけば、何日か使えるでしょう。市販品はカロリーが明記されているので、管理が楽になります。
暇を作らない
仕事や趣味をしている時は気にならないのですが、ふと我に返ったり、時間が出来ると、暇を紛らわすためなのか?何か食べたくなります。ダイエットをしている時は、なおさら油断すると、空腹を思い出します。
出来れば、ずっと忙しい状態、趣味に没頭している状態を長く続けましょう。
ロードバイクや自転車なんかは、ずーっと漕いでいますし、乗っている間はバランスをとっているという作業をしていますので、空腹を忘れてしまいます。
食べたら寝る
寝るということは、意識を失っている状態です。お腹が空いていることも忘れます。
食べてすぐ寝るのは、良くないと言われていますが、本当でしょうか?
私は、昼寝をしたりすることもありますし、夜も遅い時は食べてから短い時間で寝ますが、お腹が痛くなるようなことはありません。寝ていても心臓は動いていますし、胃などの臓器も動いています。消化、吸収はちゃんと行われています。
これは、たくさん食べて寝るということではなく、ダイエットなので、少量食べて、空腹や食欲を感じる前に眠るということです。
これだけ完璧に節制すれば、かなり痩せられますが、人間ですので食べたいときや付き合いで飲みに行く、家族で外食するなどがあると思います。
ダイエットで問題になるのは、そういうことまで断ってしまうと、人間関係にひびが入ります。
ですので、たまにバカ食いするのは、問題ありません。セットで運動もすれば、もっと問題が軽減します。そういうときのために、普段は鬼になって、食事を制限を習慣化させましょう。
それと、度を越したダイエットを認めているわけではありません。
不健康になったり、急激なダイエットは危険です。どうしてもダイエットが出来ない人向けであって、標準体重以下の人には向けていません。1日の消費カロリーを少し下回る程度のカロリー摂取で十分ですし、拒食になるのは病気ですので、無理はやめましょう。
以上をまとめてみますと、
・食べながら、ネットやテレビを見る
・食に興味を持たない
・暇を作らない
・食べたら、寝る
お腹が空かないようにというと、精神論のようですが、具体的なやり方を上げました。
たまにしかやらないのであれば、やっている意味がありません。あくまでも習慣化が必要です。
やってみて続けることで、無意識に食欲が抑えられることを期待します。