着るとガチっぽくなる、ノースリーブのメッシュインナー。
ロードバイクのプロチームでも、使用している選手はけっこういます。
私も実は去年買っていました。
おたふく手袋のBT(ボディタフネス) デュアル3Dファーストレイヤー、ノースリーブ クルーネックシャツです。
何回か着たのですが、その良さがいまいちわかりませんでした。着ても着なくても変わらないと感じたのです。なので、紹介しないでしまってしまいました。
しかし、今年その良さに気付きました。
それは、新しいサイクルジャージを買ったことによるものです。
今年の夏用に、練習用のサイクルジャージを買いました。アマゾンでサンティックの格安サイクルジャージです。
安いのですが、とてもレーシーで、ピチピチで、空気抵抗ではかなり有利です。伸縮性もあり、着心地も良いです。
それでも安いなりに多少不満点もありました。
その中で、汗で生地が貼りつく感じがするということです。着ている時はあまり気になりませんが、脱いだり、動いたときに、貼りつき感というか、ペッタリ感があります。
まぁ、気にはならなかったのですが、たまたま、去年買ったノースリーブメッシュインナーを着てみたところ、この貼りつきが解決しました。
要するに、サイクルジャージによっては、インナーを着た方が良いということになります。
良いジャージでは、初めから内側が貼りつかないような加工がしているようです。私が持っているチームジャージは、メッシュのような内側加工がありました。こういうものは、必要ないようです。
ということで、どんな内側加工であれば、必要か、不要かを確認してみます。
初めから、メッシュの付いたサイクルジャージです。
汗で生地が貼りつきづらく、不快感が軽減されます。
普通の平らな生地です。身体に張り付きます。
メッシュのようなデザインですが、模様です。凹凸がありません。身体に張り付きます。
メッシュは、穴のいっぱい開いた、網目状の生地です。
そして網の部分はは立体縫製で、出っ張っています。
網ではない部分は、凹んでいるため、体にくっつきません。
要するに、肌にくっつく部分は、かなり少なく作られており、不快な貼りつきを減らしています。
汗などの水分は、生地に浸み込みますが、メッシュだけだと流れ落ちてしまいます。
しかし、メッシュと一緒に、普通の平たい生地も付いています。
水分は、この平たい生地に吸水され、広い面積から気化するので、どんどん温度を下げてくれます。
水をたくさん含んで、どんどん気化されて温度を下げ、しかも体には貼りつかないような工夫がされているわけです。
メッシュインナーに関しては、平たい生地は薄いものしか付いていませんが、外側に着るアウターの生地で、吸水、気化してもらうことになります。レイヤーという考え方で、自分で重ね着をして、着心地や機能性を考えるということです。
夏では大量にかく汗を貼りつかないようにして素早く蒸発させますが、
冬もトレーニングでは汗をかきます。
メッシュインナーを着ていれば、汗をかいても水分を体から離して、汗冷えを防いでくれます。
一般的なインナーと同じですので、列挙しておきます。
・肌触りが良い
・水分を保持してくれる
・内側がベトベトしない
・涼しさが長続きする
・乾きが良い
・バンド式ハートレートセンサーがずれない
・ビブショーツの肩ひもが痛くない
・お腹が冷えない
・汗冷えを防ぐ
インナーは、機能性に特化した服なので、着る場面が限られてきます。
人によっては、すごく良いという人もいますし、逆に全く役に立たず、不快に思うかもしれません。
このメッシュインナーは、普段の生活で着ることはまずないでしょう。かなり汗をかき続ける仕事やスポーツのシーンで効果があります。
口コミや評判はとてもよく、冬山登山でも着ている人がいます。
サイズは、生地がかなり伸びるので、きつい感じはなく、小さいサイズを選んでも、きつさは感じません。
私は、174㎝、66kgで、Mサイズです。緩くはないですが、まだ伸びそうです。しかし、脱ぐときは、裏返さないと脱ぎづらいです。
ただし、コンプレッションは期待できません。
私もインナーをたくさん持って、いろいろ試して着る場面を考えています。
値段がAmazonで千円程度という、かなりお安く買えるので、いろいろ買ってみて試してみるのもありです。