2022年5月22日の榛名山ヒルクライム(通称ハルヒル)に出場します。コースは、榛名湖コースです。(一応上級コース)
初出場です。実際は去年申し込んだのですが、コロナの蔓延防止措置で、東京からは行けなくなりました。
ハルヒルと言えば、アットホームなおもてなしも売りなのですが、コロナ禍で、人との接触や飲食物の配布には過敏になっており、今年はどの程度復活するのでしょうか?
開催してくれるだけでいいという考えもありますが、行って走ってタイム測るだけであれば、個人的に行ってストラバで測るのと変わりません。勝ち負けに絡まないので、仲間とワイワイやるのが大会の楽しみだと思っています。早く元のように戻って欲しいですね。
そんなわけで、今年は何とか開催できそうなので、トレーニングやら準備をしています。そんな状況を書いてみます。
もともとハルヒルに出るつもりはありませんでした。その代わり、出たことのない、富士ヒルは思い出作りで出ようと申し込みました。
富士ヒルに申し込んだ直後、チームメンバーがハルヒルに出るというので募集がかかりました。その時、どうせ富士ヒルでトレーニングしているのでという勢いで申し込んでしまいました。
ですので、気持ち的には富士ヒルに向けて練習レースでという感じもあります。ハルヒルで仕上げてしまうと、富士ヒルで落ちてしまうかもしれませんし。(そんな心配はいらないというツッコミ^^)
本来、ヒルクライム嫌いなのですが、ロードレースやエンデューロでもぱっとせず、最初から集団で走れていないので、自分の実力や成長がわからないでいましたので、遅くても目標を決めやすいヒルクライムに出ようと考えてみました。
コロナ禍で、ヒルクライムレースはほとんど開催されなくなりましたが、ボチボチ開催されるものを見つけて、申し込んでみました。今までは栃木県が拠点だったので、八方ヶ原やその周辺だったのですが、今は東京に近ければ出場しやすいので、申し込んでみました。
しかし、よく考えてみると、私がヒルクライムレースに出たのは、八方ヶ原2回と、御亭山1回の3回だけです。しかも栃木県だけ。偉そうに書いていますが、実は経験は浅く、実績は無いのであります。^^;
富士ヒル、ハルヒルとも、有名な方も出場し、かなりメジャーなレースです。参加人数も多いため、こじんまりしたアットホーム感というよりは、大規模イベント(祭り)です。
優勝とか、活躍とかではなく、楽しむ、参加するのが目的になるかと思います。十分楽しんで来ようと思います。
もともとは富士ヒルをにらんでいたので、ハルヒルは結果を求めないレース(トレーニングの一環)と考えていましたが、いざ出るとなると、万全で出たいものです。
ここ半年は、ヒルクライムの為に強度アップ、FTPアップのトレーニングに絞りました。
今まではロングライドが多かったのですが、それでは筋力が付かないことがわかり、インターバルとまではいきませんが、時間を区切って力を入れて走ってみました。
ロングライドは、筋力とは関係ない疲労を蓄積して、そのあと回復に数日かかるので、距離は100km乗ることをやめました。その分、乗る回数を増やしました。今までは、週末と平日1~2回乗っていたのですが、今は週5~6日乗っています。
しかし、雨が降ると乗れなかったので、2カ月前にローラー台を導入しました。そしてズイフトも復活。これにより、平日の短時間で乗れることと、雨が降っても乗れること、そしてトレーニングメニューがしっかりしている(しっかりできるかは別)ことで、かなりガチのそれっぽくなりました。
そのおかげか、体感的にはFTPが20Wくらい上がったような気がします。(まともにFTPは測ってません)今までいかに貧脚でレースに出ていたかと思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいです。^^
巡行でもヒルクライムでも、後半垂れることが少なくなりました。また、最初にどかんと出しきって、終わってしまうこともなくなりました。まぁ、これはパワーメーター導入の効果もあります。そのかわり、ガンガン行くことが出来なくなり、タイム的にはどうなの?というところもあります。
連日乗るようになり、回復にも努めています。
そこで導入したのが、マッサージガンです。ホームローラーも買ったのですが、もも裏やお尻に強く当てられないので、電動でガンガンやっています。多少はほぐれていると思います。
おかげさまで、パワーの無く、すぐ疲れる分、関節を痛めたり足をつったりすることもなく、元気にやっています。
回復の為もあり、プロテインは必ず取るようにしています。それと、効いてるかわかりませんが、グルタミンも入れてます。
やっぱりヒルクライムにダイエットはつきものです。
正月明けに68kgだったのですが、最近は一時、63kg台までいきました。今は64~65kgをうろうろしています。
筋肉を付けるようにしているのと、お腹が空くとトレーニングが出来ないためある程度は食べますので、ガツンとは落ちませんね。無理なくダイエットというと、この辺が限界なのかもしれません。体脂肪率は15%くらいです。1桁ってかなりの特殊能力ですね。
トレーニング強度を上げてのダイエットはかなり苦労しました。
仕事が終わった後にトレーニングすることが多いのですが、この夕飯前が一番血糖値が低く、全然練習になりませんでした。トレーニング前にあんぱん1つ食べても、全然足に力が入らず、そこから羊羹などをバカバカ食べ、BCAAを飲んで水をがぶ飲みして、30分くらい後くらいに練習再開させたりしました。
最近では、朝、昼は軽く済ませおやつでつないで、4時ころご飯や麺類を普通に食べ、血糖値を上げます。そしてトレーニング前に糖類(まんじゅうや洋菓子など)を入れて、6時ころからトレーニングをします。そのあとの夕飯は炭水化物はあまり取らず、サラダや肉類やスープを食べて、プロテインを入れます。
よくレース前3時間に食べ終わり、直前にジェルなどを入れると言いますが、私はそれだとお腹が減って、本番持ちません。どちらかというと、平時も低血糖の気があるようです。先日の健康診断でも、朝食を抜いて行くので、いつもふらふらしているのですが、手が冷たいと言われて、何となく思いました。私は昔からお腹が空くとふらふらします。健康診断ではご飯抜きで採血するので、実はいつもふらふらしています。
ですので、朝はパンやパスタ、卵などの脂質をある程度いれて、時間が空けば、本番前2時間くらいにおむすびなどを食べ、レース直前にジェルを飲みます。
それから、オートミールを導入しました。ご飯の代わりに1食入れています。
みそ汁やスープに入れたり、ご飯の代わりにカレーや麺類に入れたりして、食物繊維とカロリーオフに活用しています。
意外とまずくなく、何より使い方が簡単なので(温かい水分に入れれば食べられる)、大きい袋を買って、リピートしています。
機材はタイヤを新しく導入しました。パナレーサーの新製品、アジリストライトです。25Cです。
1週間前に取り付けて乗っていますが、鬼軽!と書いてありますが、びっくりするほど軽くなく、転がりも悪くはないのですが、よくも無いような気がします。どちらかというと安定性が向上しているので、ダウンヒルとか平坦は安定しますし、ダンシングもしやすいかもしれません。
でも、新品なので、転がりますよ。
それ以外は特にいじっていません。
BMC TEAMMACHINE SLR02 アルテグラ リムブレーキ
ホイール、カンパニョーロ シャマルウルトラ
タイヤ、アジリストライト25Cクリンチャー
チューブ、R’AIR
サドル、ASTVTEカーボンレール
で、7.5kgくらいでしょうか。
可能な限り、ヒルクライム仕様で軽量に振っています。私にとっては、十分な装備です。これで遅いので、機材がかわいそうです。
ちょっとチェーンがカラカラ言い出しています。チェーンだけデュラエースです。ノギスで測ると0.5%の伸びなので、まだまだかなとも思うのですが、もう9カ月使っているので、替えた方がいいかもしれません。ちょっとハルヒルは間に合いませんが。
ポジションは、ハンドルを少し上げて、サドルを少し下げ、サドルを前に出して、前上げにするということをしています。平坦は、ハンドル思いっ切り下げ、サドル思いっ切り上げしていましたが、ヒルクライム対策です。
試走も1週間前ですが行っていきました。走ったことが無いので。やっぱりコースを知らないと、ゴール前に力を使い果たしたり、力を温存して終わったりしますからね。ただ、1回で覚えられるわけはないので、本気でベストを出すなら、何回も上らないといけないでしょうね。
とりあえず試走は、神社コースまでは様子を見ながら、激坂の神社以降で、ほぼ本気で走ってみました。タイムは1時間7分台。本番で5分は縮められないと思いますが、平坦区間やスリップストリームでタイム短縮に努めます。
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さて、本番は朝が早いです。7時にはスタートです。前日から受付、宿泊でも夜に起きて準備になります。
考えると本番は1時間程度で、当日9時ころにはレースが終わってしまうのですが、準備はものすごくたくさんあります。それを含めて、レースを楽しみたいと思います。