富士ヒルクライムに初参加。バス輪行、カプセルホテルから臨んだ、1時間3●分の軌跡

富士ヒルクライムに初参加してきました。この大イベントに、一度は出てみたいと思っていました。
距離は長いですが、斜度が緩いので、激坂腰痛持ちの私には、こっちの方がいいかもしれません。

タイトルを見るとブロンズは取れなかったとわかりますが、タイムは1:33:56でした。
自分としては、良いタイムです。1年前なら1:45くらいだと思いますが、ヒルクライムを意識したトレーニングを半年ほどしてきたので、その成果が出たと思います。

だらだらと長いブログですが、移動や準備も含めてヒルクライム大会です。前日の移動、受付から、レース、帰りまで、一連の流れを書いてみました。

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行きはバス輪行

前日は受付と、ゴールへ運んでもらう下山用荷物の預けがあります。移動は、家から輪行袋に入れて、駅まで徒歩、電車で新宿駅へ行き、バスタ新宿から高速バスで富士急ハイランドへ行きました。

土曜日であり、富士ヒルへ行く人の混雑で、高速バスも乗れないのでは?と思い、事前に予約して余裕をもって新宿へ行きましたが、1時間以上前に着いてしまいました。バスは空席ありだったので、1本早い便に乗れたかもしれません。慌ててもしょうがないけど、今日は時間が遅くなると雨の予報なので、早く行った方がいいかな?などと考えているうちに、面倒なので予約した便を待つことにしました。基本的に変更は出来ず、取り消しして再購入になります。
バスには、自転車を持って乗り込む人が1便で3人くらいいました。

時間になり乗り込むと、ほぼ満員でした。ロードバイク持って行く人は、私以外に女性が一人だけでした。
行きは順調で、予定の14時ころに、富士急ハイランドに到着しました。インスタのフォロワーさんに現地の状況を聞いたら、雨が降っているとのこと。自転車で富士北麓公園に行こうと思っていましたが、いろいろびしょびしょになると困るので、荷物はホテルにおいて、富士急ハイランドから出ているシャトルバスで行くことにしました。

受付は雨

富士急ハイランドの高速バス乗り場の反対側に、泊るカプセルホテルがあります。そこまで歩いて20分くらい。雨はほとんど降ってないか、パラパラ程度です。15時のチェックイン前に入れてくれたので、明日の下山用荷物を持って自転車や他の荷物は置いていくことにしました。
ロードバイクは輪行袋に入っているのですが、大きな荷物は共用スペースに置いてと言われました。見てみると部屋の一角で、鍵をかけられそうな手すりなどはありません。ここに置いていったら、誰かに簡単に持っていかれそうになるなぁ、とずっと不安でしたが、だんだん諦め?がついて、とりあえずおいて受付に行くことにしました。(カプセル部屋に入れようかと思いましたが、輪行袋も油で黒いので、布団を黒くしそうでやめました。入るかも微妙でした)

また来た道を戻り、高速バス乗り場を過ぎて、国道139号線を渡った富士急ハイランドの駐車場へ向かいました。そこから、富士北麓公園までのシャトルバスが出ているようです。とりあえず広い駐車場ですが、なんとなく歩いていると、バス待ちの人がいたので、わかりました。
待っている人は多く、20分くらい待って、バスは3台くらい行った後にようやく乗れ、10分ほどで受付会場に着きました。

受付会場では、サイクルエキスポもやっていて、なんとなく賑やかでした。サプリやパーツ、ロードバイクメーカーも試乗などもしておりましたが、小雨が降っていたので、それほどにぎわった印象はありませんでした。有名な人もいたようですが、あまりよくわかりませんでした。ガーミンは新作が出ていたので、結構人がいました。あとはサプリを買う人達。さすがに本番に飲み慣れていないものを飲むのはギャンブルです。

得に買うものはないので、ざっと見て、受付です。受付はスムーズでした。あと、参加者の名前の書いてあるボードがありました。
戻ったところに下山用荷物を預けるところがあるので、袋に入れて置いて終わりです。とっととシャトルバスで帰りますが、また列に並びます。そしてバスに揺られて、また駐車場からホテルへ歩いていきました。要するに、歩く距離、待ち時間が長く、前日にしては無駄に疲れた感じです。1時間ほど、重い荷物を背負って歩いたり、家を10時半に出てから、ホテルに戻ると17時でしたので、(サイクルエキスポを除いても)8時間は費やしています。まぁ、遠いのはしょうがないですが、これで1日が終わりですね。

カプセルホテルも初めて

夕飯はコンビニで済ますことに。前日夜なので、焼き肉丼の様なものとおにぎりをひとつ、バンバンジー付きサラダ、プロテインドリンクと缶ビール1本です。
ホテルに着くと、ロードバイクは盗まれていませんでした。他にも富士ヒル参加者はたくさん止まっているので、8台くらい置いてあります。外のバイクラックに鍵を付けて止めている人もいますが、多くの人は車で来ているので、車の中にロードバイクは入れているのでしょう。寝るまで何度か見に行きましたが、外部の人が取るということは無さそうなので、心配するのはやめました。

カプセルホテルは初めてなのですが、基本カプセルは寝る場所という感じで静まり返っていました。なので、イヤホンなしでのテレビ視聴や会話はほぼ出来ません。作業はラウンジなどでするなどして、だらだらしたり寝るときはカプセルという感じです。
シャワーやトイレはきれいで、混むということはありませんでした。ラウンジもそんなに混んでいる感じはないのですが、やはり落ち着かないです。
トランクくらいの荷物であれば、鍵付きのロッカーがあります。荷物の整理や明日の準備は、ロッカーのところは人も良く通るのでできず、ある程度カプセルに持っていって、ゼッケンをつけたり、着るものを準備しました。ただ、ガサゴソと音が出てしまうので、気を使います。

夕飯を共用スペースで食べました。他にも富士ヒルに出る人が食べているので、興味深いです。意外とカップラーメンを食べている人が多いです。ケンタッキーを食べている人もいました。ビールを飲んでいるのは、私くらいでした。
シャワーを浴びて、7時半ごろにカプセルに行って、うとうとしてしまいました。1時間くらい寝てしまったので、その後の寝つきは悪かったです。まぁ、最近は歳のせいで、寝つきは悪いですが。

しかし、問題がありました。カプセルの中で、なんか雨に濡れた合羽のような、かび臭いようなにおいがずっとしていました。得意な臭いではないため、頭が痛くなります。寝てしまおうと思っていると、頭がどんどん痛くなってきました。臭いの原因をいろいろ探していたのですが、どうやら寝る場所の頭のところにエアコンの吹き出し口があります。はっきりこことは言えませんが、それ以外の物やホテルの通路などは臭わないので、おそらくここです。エアコンを止めても臭うので、仕方なく頭を通路側にして寝ました。そうすると頭痛は治まり、朝まで寝ることができました。窓もない空気の流れもないカプセルなので、カビに弱い人は気を付けたほうが良いかもしれません。

朝はのんびり

朝は、スタート時間が9:10なので、5:30頃起きました。6:00スタートの人もいますので、すでにもぬけの殻のカプセルもたくさんあります。サイクルジャージに着替えている人もいます。私はまず自転車があることを確認してきました。ここも出発した人がいるので、台数が減っています。

外の雨は概ねやんでいました。路面は濡れていましたが、雨は上がる方向のようです。雨が降らなくてよかったという人が多いですが、少しの雨であれば、いつも通りの準備で大丈夫なので、あまり心配していませんでした。それより寒さですね。体調を崩しますから。雨で困るのは輪行です。びしょびしょでバスには乗れませんし、移動手段の自転車も使えないこともあり、移動が出来なくなります。ロードバイクも濡れて輪行袋も濡れるでしょう。まだそういう状況になったことはありませんが、帰りは非常に困ると思います。

ゆっくり朝ご飯は、チョコ系のデニッシュパンをひとつと、コンビニの卵焼き1パックを食べました。前日しっかり食べているので、朝は軽めでも大丈夫です。その前にコーヒーを飲みます。お通じが出やすくなる為です。ただ、この日は便がゆるくて、切れが悪かったです。(大会後下山してからも出ました)肉系ばかり食べていたからでしょうか?食物繊維は直前では食べないようにしていますが、2,3日前まではしっかり食物繊維を取ったほうが良かったかもしれません。

着替えの前に機材のチェックです。こんな場所ですし、昨日も雨だったので、家を出てからロードバイクを見ていません。心配していたパンクはしていないことは確認しています。いざ、外にもっていって組み立てましたが、特に問題は無さそうです。バスでの傷も無さそうです。タイヤの空気圧はわからないのですが、家を出た時に7bar入れたので、少し下がってちょうどよくなっているかと思います。(狙いは6.7barくらい)

会場までは5㎞くらいで上りはありますが、20分もあれば着くでしょうと考え、7:30ころホテルを出発することにしました。着替えを済ませて時間までリラックスしていざ出発。道は誰か走っているからついていこうと思いましたが、違う方向に行く人について行ってしまい、慌てて地図を確認して修正しました。

だんだん行く人が集まって富士北麓公園までの上り坂は列をなしていました。ここでウォームアップを兼ねていたので、足を回したり、踏み込んだ入りして、体を温めました。大会で緊張しているせいか、たいして走っていないのに、心拍が150bpmを越えています。いつも頑張っても140bpmくらいしか行かないときもあるので、体の反応の良さに驚いています。回るエンジンの方が良いはずです?

会場に着けば、計測チップも前日もらってあるので、すぐに走ることも出来ます。ただ会場に入る前に検温と健康チェックシートの提出します。ここでは、みんな並んで列をなしていました。まぁ、まだスタートまで1時間以上あるので、余裕です。トイレに行ったり、サプリを飲む余裕もあります。それから、輪行なので全部の荷物を会場で預かってもらいます。

サプリは、アミノバイタルゼリーパーフェクトエネルギー(赤)、エクストラオキシアップ、アミノガッツ、そして魔剤(緑のモンスター)を入れました。モンスターは量があるので、飲むのが大変ですが、水分も補給できます。ボトルにはポカリを500cc入れました。会場では晴れ間も時々現れ、湿度が高いせいで蒸し暑さも少し感じます。富士山は徐々に寒くなるので、ボトルの水を減らそうと思っていましたが、一応500cc全部入れました。いらなければ途中で水を捨てます(結果そんな余裕はなく、半分くらい残っていました)

装備ですが、アイウェアはヒルクライムでは付けません。汗をかくので拭きづらいのと、目が痛くなるほどスピードが出ないからです。けして軽量化ではありません。
また、2日前にパンクしたので、背中に携帯ポンプ、パッチ、タイヤレバー1本を入れています。こういう雨がやんで濡れた路面は、軽量タイヤはパンクしやすくて困ります。(いつもなら持って行きませんが、確率が高そうなので)
途中の補給食は、アミノバイタルショット赤とスポーツ羊羹です。試走の時は、途中でお腹が空いた経験からです。

ずっと気になっていたのは、タイヤの空気圧ですが、探すと会場に空気入れがありました。これはラッキーと早速入れました。ただ、ぶすっと差した時点で、6bar、、、?昨日7barで1barも落ちることはないんだけど。6.8barくらいにしたけど、なんか、いつもより入っているような気がする?ただ、乗り心地は悪くなかったので、結果的には良かったかもしれません。うちの空気入れはダメか?

スタート地点では、インスタのフォロワーさんと会う約束をしていたのですが、メッセージでは駐車場に入れなくて渋滞しているとのこと。実は多くの人がなぜか予約している駐車場が満車で入れず、他の駐車場に回されたらしいです。有料、予約制になったのに、長時間渋滞にはまって遅れていたようです。1時間くらい余裕をみた人も、自分のスタート時間には間に合わなかったようです。スタート時間は融通が利いたので、何とか計測は出来たようですが、ウォームアップも大してできずに大変だったようです。
結局フォロワーさんとはスタート地点では会えず、自分のスタート時間で出発することにしました。

スタート前に青空も

レースレポート

第8ウェーブの9:10には、集まっていた人たちがスタートして行きました。そのあとに続いて、そろそろ行くか、という感じの、なんともだらけたスタートでした。
でも、トイレや緊張感などの落ち着いたタイミングで行けるのがいいです。

会場のスタートラインを通過する前に、シューズを締めようと回したところ、閉まらずに回りきってしまいました。ひもがガイドから外れてしまったようです。スタートライン10m前くらいで、慌ててひもを直して締めました。その横を何人かが出発していきます。
ある程度集団にいないと、同じような足の人と巡り合えず、風よけが見つけられません。あまり慌てて追いかけても疲れてしまうと思っているうちに、集団はかなりゆっくり移動していたので、すぐに追いつきました。どちらかというと、のんびり行く人が中心なので、足の合う人はなかなかいなさそうです。ただ、私より速い人も何人もいます。

スタートライン手前の胎内交差点を左に曲がって、ある程度加速し、計測ラインを通過しました。ハルヒルで失敗した、サイコンのラップボタンは、今回はきちんと押せました。
最初は斜度がまぁまぁあるので、かなり足を抑えました。最初は200Wを越えない程度で走りました。心拍数は160bpmと、つらくない程度ですが、あっという間に高くなりました。本番用の心拍です。呼吸も苦しくない程度にしています。逆に抑え気味かな?という感じです。まぁ、1時間半以上走るのですから、のんびりとという気持ちです。
ケイデンスは、緩斜面では、意外と楽に90rpmとか回ります。練習の時は、90rpmで回すのが苦痛で、80rpm程度になってしまうので、これも不思議です。急斜度でも80rpmで回せています。今回はなるべくケイデンスは落とさないで上ろうと思っていました。富士ヒルの平均斜度は低めなので、私のこの目的には合致しています。
私は激坂に行くと、ケイデンスが60rpm以下に落ち、腰が痛くなって踏めなくなってきます。緩斜面でケイデンス高目で走れば、腰の痛みは避けられるだろうと考えていましたが、その思惑は外れてしまいます。

スタートが遅いので、初めから右側の車線には、下山する人が下りてきています。時々応援をいただきます。トップカテゴリーの人は、とっくに下山したのではないでしょうか?
今回は、一応ブロンズのタイムを基準に、どのくらいで走れるか、5kmごとにタイムを確認しました。最初の5㎞は20分で通過したかったのですが、21分でした。ブロンズであれば、19分台が理想ですが、この時点で、望みは薄くなりました。
ここまでまぁまぁ抑えて走っていましたが、まだここからペースを上げるには、後半持たないと考えました。抑えたとはいえ、限界との差はわずかです。ちょっと上げただけで、足や心臓や呼吸がいっぱいになりそうです。

1合目の看板を待っていましたが見落としてしまったようで、いつの間にか2合目の看板が出てきました。今回はかなり、時間が過ぎるのが早く感じました。参加者が多く、遅い人をどんどん抜きながら走ったからでしょうか?無理ないペースで走ったからでしょうか?30分、1時間とあっという間にたっていった感じでした。

10㎞地点のタイムは、ブロンズ目標は38分なのですが、41分くらいです。もう挽回できるタイムではなくなったので、1時間30分に近いところを狙います。
ペースは徐々に上げようと思ったのですが、なぜか腰が痛みだします。腰が痛くないように、大腿四頭筋を温存して走っているのですが、激坂のように腰が痛みだします。やはり力が入っているのでしょうか?
そのため、足や呼吸はまだ余裕があります。しかし、これ以上踏むと腰が痛くて終わってしまいそうなので、腰の痛まない程度で、ぎりぎり頑張って、ペースを一定にして走りました。
不思議なことに、パワーは180Wあたり、心拍160bpm、ケイデンス80~90rpmで、良いのか悪いのか安定したまま、最後まで走りきることができました。
腰が痛くて踏めないというのもありましたが、呼吸は2000m越えても苦しくなることはありませんでした。しかし、足に血液が回らないような感じがあり、足に力が入っていない気がしました。これが酸素不足というものかもしれません。腰の痛みも酸素不足のせいでしょうか?

そろそろ、補給を入れようかと思います。赤いアミノバイタルショットを飲みました。ねばねばするので、絞り出して、よく舐めて、丸めてポケットに入れます。効果のほどは不明ですが、腹減り防止です。

15㎞地点では、ブロンズ目標57分のところ、1時間2分くらい。やはり実力には逆らえず、タイムは開いていきます。
斜度が緩んできているので、スピードはいい感じに乗っています。いつもは足が回らず踏み込んでいますが、このくらいの斜度であれば足は回ります。遅い人が多いのですが、時々ある緩斜度では風よけの為、同じくらいの足の人についていきました。でも斜度が上がると、私のペースが落ちるので、無理せず離れるを繰り返していました。

後半ではほぼ一人で走っていましたが、後ろに一人ついてきていました。その人は5㎞くらいついてきていましたが、残り5㎞くらいでスパートをかけて、一気に抜き去られてしまいました。私はついて行けませんでした。

20㎞地点では、よくわかりませんが、ブロンズより5分くらいは遅れて、1時間20分くらいでした。ここの19kmから20kmの間はスプリント区間です。狙うか?と思いましたが、普通に坂で、何でここがスプリント区間なのかがわかりませんでした。(普通に通過)
あと残り4km。何分かかるかわかりませんでしたが、そろそろ平坦が来るところです。
いざ平坦というところで、右からセミディープリムホイールが2台抜いていきました。速そうだけど、力は残っているので、ここで付いていきました。うまい具合に3人くらい速い人がいたので、平坦では楽をしつつ、30㎞/hを出すことができました。私としては十分なスピードなので、ここでは休みました。

最後の坂に来ました。旗が立っており、ゴールはなんとなくわかるのですが、あまり早くスパートをかけると、最後まで持たないので、ある程度牽制しながらペースを上げ、100m前くらいで確信してダンシングでフィニッシュしました。ちょっと余力が残ってしまいました。

ゴールして少し行ってから、サイコンを押しました。1時間34分台が見えました。思ったより、30分に近かったです。最後の平坦で挽回したかなと思います。実際は、1:33:56で、惜しいと言えば惜しいのですが、今日頑張ればこの4分を縮められたかというと、それは無理だと思います。すべては今までのトレーニングの結果です。

全体的にはもうちょっとペースを上げられた気もしましたが、これ以上ペースを上げたら、腰がどうなるかわからなかったので、上げられませんでした。もっと坂連をして確認したいところです。
1時間半なので、FTPよりは低くなるのはしょうがないと思っていますが、もっと出て欲しいものです。FTPが低いのは、腰の痛みもあって、出せないことが理由の一つかと思います。結局平均174W程度。高地で下がる、距離が長いと考えると低く出ますが、体重が落ちたのも少しあるかと思います。

5合目ゴール地点では荷物を受取り、下山用にアンダーシャツと防水のウインドブレーカー、下は防風タイツと防風靴下カバーです。グローブも防風長指。登りでは使わなかったサングラス。富士ヒル参加賞のネックゲーターも使いました。でも、今日は試走よりは寒くはなく、体はとても楽でした。

そろそろフォロワーさんも上がってくるかなと待っていたら、来たので声をかけて、無事に会うことが出来ました。
ゆっくり何かを食べてという気にはなれなかったのでお店には入らず、お腹が空いたとき用に下山用荷物にあんパンを入れてましたが、食べませんでした。(お腹の調子もおかしい)
いわゆる写真スポットは混んでいて長蛇の列。みんなすごいですね。なので、その辺の写真を撮って、とっとと下山の列に並びました。
下山は途中休憩もなく、それなりのスピードで降りました。噂では、鹿に激突した人もいたようです。

帰路に就く

下山して、会場で預かってもらった荷物を引取り、トイレで着替えました。この時点で13時になりました。まぁ、帰りのバスは予約していて、15時なので、余裕はあります。
あんぱんを一つ食べてから富士北麓公園を後にし、お昼ご飯をなか卯で食べました。とりあえず、お腹いっぱい食べました。(かつ丼と牛丼のハーフ&ハーフと小さい坦々うどんのセット)

バスまでは時間があるので、ゆっくりしていました。そしてゆっくり河口湖駅のバス乗り場へ向かいました。今回も早く着いたようで、1本前のバスが来る前でした。まだ輪行袋に入れていないので、間に合いはしませんでした。まぁ、慌ててもしょうがないでしょう。

帰りは、ロードバイクを持った人が6人ぐらいいて、寝かして積んでいた為、他の人の荷物とぎゅうぎゅうだったようです。私のは立てて積ませてもらいました。
そして日曜の午後なので、上りの高速は渋滞。疲れで1時間以上寝てしまい、普通であればそろそろ着く頃なのですが、まだ半分も進んでいませんでした。
結局1時間半ほど遅れて到着。新宿バスタから新宿駅に移動し、電車で無事帰ることが出来ました

感想

初めての富士ヒルクライムですが、大規模イベントなだけに多くの人が集まり、有名な選手も来ていたようです。その分受付などにかかる時間も桁外れです。特に駐車場問題があるので、大変だと思います。
とはいえ、滞りなく運営しているのはすごいですね。ラフなスタートですが、私は結構気に入りました。

レースとしては初出場ですし、攻略法や練習方法もまだまだです。みんな何回も出てタイムを縮めているように、ブロンズなどのレベルアップは、何回も出て徐々に成長することになるでしょう。
今回は、ブロンズは最初から目指してないかったため悔しくないのですが、狙える位置まで来たという確信は持てました。来年こそという感じでしょうか。

富士ヒルは、11000円というお高めな参加費ですが、30分くらいのレースでも6000円とかだったり、1万円超えるエンデューロレースも珍しくなくなってきました。
ただ、富士ヒルを目指して3ヶ月くらいトレーニングをしたり、他の参加者と励ましあったり、試走をしたりと、かなり長い時間を楽しむことが出来ました。そういう意味ではコスパは非常い良いです。どんなイベントでもよいので、参加することで普段のロードバイクの乗り方、楽しみ方が変わると思います。
ぜひ、何か目標に頑張ってみてください。

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ぴよこ監督

ロードバイク歴4年。ダイエットのために自転車を始めて、メタボ解消。コレステロール・高血圧が解消された、アラフィフおじさんです。 ロードバイクは買い物から草レースまで、何でも挑戦中。