ジャパンカップロードレース、クリテリウムの情報がそろそろ出てきましたが、国内レースの状況はどうなっているのでしょうか?

今年2024年も10月20日に宇都宮ロードレースが行われます。前日にクリテリウムも開催され、海外からワールドクラスのチームも参加されます。
LINEで登録していると、参加チーム情報が来るのですが、その情報では、バーレーンヴィクトリアス、コフィディス、EFエデュケーション・イージーポスト、リドル・トレック、チーム・ジェイコ・アルウラー、アスタナ・カザクスタンなどとなています。まだ追加で参加チームが増えるようです。(9/3情報)

私もロードバイクを始めた6年ほど前から時間を見つけて現地観戦し、コロナ禍や単身赴任で最近は行けていませんが、ネット中継などで見ることができています。
同時に、国内プロレースも見ていたのですが、ここ数年はよくわかっていません。
JCLが発足して、ネット中継に力を入れてくれたときは、よくライブで見ていました。

私が知る範囲では、国内チームがJBCFでレースを行っていたころは、中継こそあまりされていませんが、いろいろな形で結果やレース内容が共有され、私も栃木県で開催されるレースを観戦することで、チームや個人の優勝争いなどを楽しみに見ることができました。
そのあと、JBCFで映像配信に力を入れようとして失敗し、JCLと分裂しました。JCLはかなり力を入れて中継してくれたおかげで、エンターテイメント性も向上し、レースの迫力を楽しむことができ、状況も手に取るようにわかるようになりました。逆に中継をあきらめたJBCFの情報が、ほぼ入手できなくなりました。
ここまでは、ロードレースも盛り上がっており、ファンを楽しませる、選手を育てる構造に向かって進んでいたように見えました。

しかし、2024年、JCLは活動をほぼ停止し、チームUKYOが海外レースに参戦しているくらいです。国内チームは、JBCFのレースに参加しているようですが、ホームページでしか、その情報は確認できません。一部参戦チームのユーチューブやインスタグラムでの映像報告があるくらいです。

なにより、私は栃木県なので、宇都宮ブリッツェンや那須ブラーゼンを応援していました。おととしくらいまでは、宇都宮ブリッツェンは常勝チームで、情報の発信力やファンの多さで人気もありました。私もレースを見たり、ブリッツェンのユーチューブなどでレースを楽しみ、情報を仕入れていました。
それが去年から選手の総入れ替えもあり、勝ち星からも遠ざかったこともありますが、国内のレース体制の混乱の影響もうけて、どのような状況かがわからなくなりました。
那須ブラーゼンもいつの間にか消え、プロチームもプロと呼べるのか?企業のサークル活動ではないか?というレベルまで落ち込んでいます。

現在の国内のロードバイク(ロードレース)競技の状態は、私の見る限りでは、情報の発信をやめ、何とかレース運営だけを行い、存続しているという風に見えます。
それは組織やチームが悪いのではなく、ファンがつかない、離れてしまっているという状況が、最も影響しているものと思われます。

どんなスポーツでも、ファンがたくさんいて、そのスポーツを楽しむ人口が多くないと、メジャー競技とは言えません。野球も民間放送がほとんどやらなくなって、以前に比べれば人気は落ちていますが、それでもサッカー同様、ニュースやスポーツ番組では長い時間をかけて放送されています。やはりメディアで取り上げてもらわないと、メジャースポーツとは言えません。宇都宮ブリッツェンが何度優勝しても全くニュースになりませんが、バスケットボールの宇都宮ブレックスが優勝するとニュースになり、選手が全国区のテレビに出演することもあって、格差を感じます。ロードレースは大量落車が発生したとき、事故として放送されるくらいです。

とはいえ、ジャパンカップは別格かと思います。今年もネット中継してくれると思います。とちぎテレビでもやってくれるでしょう。
ツールドフランスは、なぜかロードバイクに興味がない人も見ています。そんな有名なチームも来日しますので、多くのファンが見に来てくれると思います。
宇都宮市も運営に苦労しているようですが、なんとかレースの灯を消さぬように、やる側も見る側も(周辺住民のご協力も含めて)頑張ってもらいたいものです。

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ぴよこ監督

ロードバイク歴4年。ダイエットのために自転車を始めて、メタボ解消。コレステロール・高血圧が解消された、アラフィフおじさんです。 ロードバイクは買い物から草レースまで、何でも挑戦中。