ブライトンAero60を購入しました。
今まで使用していたサイクルコンピュータですが、アマゾンで格安で売っているもので、スピード・ケイデンス、心拍計が付いて、無線でGPS無しで、4000円弱でした。ハートレートセンサーまで付いていて非常にコスパが良いのですが、寒くなると電池が弱くなるせいか、センサーが反応しませんでした。また、近くでスマホやライトをつけると、センサーの電波が受信できなくなりました。そのため、全工程を記録することは出来ず、現在の数値を確認するだけで、記録はスマートフォンのストラバのアプリで残していました。
ブライトンAero60に決めた理由ですが、まず、安いことに越したことはありません。スマートフォンで出来る記録を何万円も出して買うのはもったいないと思っていました。
それでも購入した理由は、スマートフォンを記録とナビに使っていたのですが、スマホをハンドルに付けると邪魔な感じがすごかったですし、降りたときやスマホカメラで撮影するのにいちいち外すのが大変でした。一度落としたことがあり、運よくガラスカバーだけが割れて助かったのですが、それ以来付けなくなりました。
また、自分は方向音痴ではないと思っていましたが、事前に地図を調べても、必ずと言っていいほど道に迷っていました。意外と道や風景、目印などを覚えていないため、一度通っても覚えられず、知らない場所では頻繁に地図を見なけらばならなかったので、ナビ機能はあった方がいいと思っていました。
条件をまとめると
・ナビ機能があること、
・高価ではないこと
・心拍計も付いていた方がいいし、電池も持った方がいい(ルーズなので)
ということで、セットのブライトンAero60が候補になりました。すでにRider530は、販売終了していたため、選択はこれだけでした。
他メーカーも調べたのですが、同条件では、4万円以上となるため、割安感は大いにありました。
これを選んで良かったなという機能ですが、
・電池持ちが、公称32時間持つ
・GPS衛星に加え、「みちびき」など、最新の衛星システムに対応していること
・ナビが簡易的な矢印や線だけでなく、地図が出る
ですね。
他に、
・Di2などの電動変速システムに対応
・パワーメータに対応
・センサー類もANT+/Bluetoothに対応
とありますが、私には宝の持ち腐れで、しばらく使わないでしょう。
感想
他のサイコンは、格安の物しか使っていないため、比較ができませんが、使用した感想を並べてみたいと思います・
・起動が早い
以前借りたガーミンですが、電源オンから30秒くらい立ち上がりに時間がかかっていました。
GPSをつかむまでは数十秒かかりますが、電源を入れて3秒くらいで操作が可能です。
・同期が楽
私の使い方が、ストラバのセグメントの計測をして、あとで見て反省会をするので、Wi-Fiを使って同期をするだけで、アプリやストラバにアップされ、すぐに分析できるところが良いです。
まぁ、どのサイコンもできると思いますが。
・エアロフォルム
薄く、裏側はディンプル形状(ゴルフボールのように、凹みがたくさんある)。効果があるかは不明ですが、ロゴやその形状はかっこいいですね。
初期設定
まず電源を入れるのは、下の面についている赤いボタン2つのうちの右側です。左側はライトになります。
設定で使うボタンは、右側2つのボタンの上がYES、下が戻る、または設定の開始ボタンです。
選択(項目を移動)するボタンは、左の下2つで、上下に動きます。
まずは、言語設定が日本語になっていないと、何が表示されているかわかりません。
大体、立ち上げれば日本語になっていると思いますが、なっていない場合は、設定してみましょう。
「設定」→「一般」→「デバイス」→「言語」 (日本語以外では、日本語のメニューではありません)
単独で使う場合は、GPSの設定が必要です。
「設定」→「GPSシステム」
日本であれば、GPS+Gal+QZで良いかなと思います。(QZSSがみちびき)
最初、アジア地域として中国のBeidouにしていましたが、問題はありませんでした。
ここでローラー台をやる方は、GPSをONにしただけでは、スピードセンサーをハブにつけても反応しません。
反応しないときは、面倒ですが、優先度1を速度にしておく必要があります。(これが最初見つからなかった)
「設定」→「プロフィール」→「自転車」→「自転車1(または2)」→「速度信号源」
優先度1を速度に、優先度2をGPSにしていますが、こうしないとローラー台やトンネルで止まったままになってしまいます。同時に、自転車1のタイヤ周長も自分のタイヤに合わせて入力しておきましょう。
ついでにプロフィールで、自分の情報を入れておけば、いいことがあるかもしれません。(私は使いこなせていません)
センサーとセットであれば、センサー類をオンにします。
「設定」→「センサー」から、心拍数、速度、ケイデンス、速度/ケイデンス、パワー、シマノDi2、E変速システムのオン、オフ、接続が設定できます。
一般的な操作の音やバックライトの点灯時間、時刻単位、輝度などは、デバイスから変更できます。
「設定」→「一般」→「デバイス」
その前に、サイコンの最大の特徴である、画面にあらゆる情報を表示させる機能ですが、
「設定」→「計測」→「表示画面」→「表示画面」から5種類の画面が登録でき、最大10項目を同時表示させることが出来ます。
面倒な場合は、画面設定で自動にしてもかまいませんが、自分の好みに表示させるのが、一つの醍醐味ですよね。人によってスピードをよく見るとか、ケイデンスを気にするとか、パワーを見て練習するとか、様々かと思います。
私はとにかく情報がたくさん見たいので、10個並べています。解像度が少し悪いので、細長い数字は読みづらいかもしれませんが、読めないことはありません。
記録したデータは、無線LANでブライトンのサーバーに同期し、スマホのアプリやパソコンのブラウザなどで見るのが一般的です。
そのため、家庭の無線LANに接続しましょう。
「設定」→「WLAN」→「接続」
家庭に無線LANが無い場合、パソコンにUSBで接続するか、スマホアプリで、Bluetooth接続する必要があります。(USB接続はしたことが無いので、詳細不明です)
ブライトンはスマートフォン用アプリがあります。
「Bryton Active」というアプリで、 出来ることは、
・記録の閲覧(同期必要)
・ルートの作成
・ワークアウトメニューの作成
・サイコンの設定(Bluetooth接続必要)
・ストラバなどとのリンク
サイコンの設定は、スマホのほうがやりやすいですね。でも、頻繁にやることではないので、サイコン側でやってもいいでしょう。
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