LAZER BLADE PLUS AF(アジアンフィット)を購入しました。
メインでは、レイザージェネシスAFを使用していますが、もう一つ普段使いにするヘルメットが欲しかったので、購入してみました。
使ってみた感じは、実売1万円を切るヘルメットにしては、レースでも普段使いでも十分通用出来ます。
何より、かっこが良く、質感も2万円以上のヘルメットに引けを取りません。
新しいヘルメットを購入する経緯、ヘルメット選び、使ってみた感想を書いてみました。
今までは、マビックのヘルメットを練習に使っていました。3年前にアマゾンで3800円で購入し、使い心地は悪くなかったのですが、若干重く、製造年より7年くらいたっており、何より完全にキノコちゃんになってしまうので、早く新しいヘルメットが欲しかった次第です。
メインとしては、LAZER GENESIS AFを持っており、軽量のため、レースやヒルクライム、ロングライドではこちらを使います。
ロードバイクを始めた当初は、装備が揃っていないため、一通り買い揃えるのに苦労しました。しかし、乗る量が増えてきて、消耗が激しくなってきた為、いいものを普段使いにしてしまうと、もったいないという気持ちが強くなり、練習などでは消耗しても良い、練習用を買いそろえています。
ウエアやグローブやシューズもそうですが、タイヤも使い分けるようになってきました。
通販では、3000円くらいから、ノーブランドのヘルメットは売られています。安全性は問題ないと思いますが、かっこが悪いというのもあり、ある程度のブランド品から選びます。
KASKなどの超有名なおブランド品は、2万から4万円が当たり前で安くても1万円後半であるため、予算的には除外です。今回は、1万円を切るモデルから探しました。
軽量モデルは持っているので、エアロヘルメットも欲しかったのですが、安価な物はなかったので、普通のオールラウンドタイプのヘルメットになります。
最初に上がった候補は、やはりというか、OGK カブト REZZA2などです。日本のメーカーでもトップブランドであり、安心感、割安感のほか、日本人の頭の形を考えているというのも、選ぶのには十分な理由になります。
ただ今回、私が選ばなかった理由は、「みんな持っている」ということです。使っている人が多いので、差別化が難しいところです。
そこで見つけたのが、レイザーブレイドプラスAFです。
見た感じは、派手なデザインではありませんが、先進性はあり、おじさんでもかっこいいという感じです。
レイザーは一つ持っているので、違うメーカーが良かったのですが、逆に装着感は問題ないですし、失敗は無いと考えました。
なにより、今回購入したカラーが気に入ってしまいました。この色でなければ、他のヘルメットとそれほど差が無い感じですので、このカラーが無ければ選ばなかったかもしれません。
Amazonにはこの色は無かったのですが、楽天市場で見つけました。
このショップは、在庫や納期が書かれていなかったので不安でしたが、問い合わせをしたところすぐに在庫があるとの返事があり、即日発送してくれたり、慌てて注文して発送先を間違えたのもすぐに修正してくれたので、非常に助かりました。
レイザーは、ベルギーのメーカーであり、100年以上の歴史があります。現在はシマノに買収されており、シマノのホームページの中からも検索できます。
ツールドフランスにも出ているユンボビスマチームも使用しており、国内プロチームでも、シマノレーシングはもちろん、ブリッツェンも使用しているヘルメットです。
サイズはS(52~56㎝、260g)、M(55~59㎝、290g)、L(58~61㎝、310g)です。
軽量ではありませんが、フィット感は良いので、それほど首に負担は感じません。
私は、Mサイズを購入しましたが、重量は286gなので、だいたいあっています。
頭を締めるのは、後頭部下のダイヤルは無く、頭頂部に横に回すダイヤルがあります。右手の人差し指でなぞると締まったり緩んだりできます。
また、締まる部分は、後頭部下の方に張り出したワイヤーが全体的に縮んでいくので、優しく全体的に包んでくれます。(アドバンスドロールシス)
このワイヤーの出っ張り量も調整できるので、よりうなじに近い位置からも締められますし、サイクルキャップや髪の毛が邪魔になりそうであれば、ひっこめることもできます。
オプションで心拍計やリアライトが付くようですね。ギミック好きにはいいかもしれません。
新しいモデルではないため、価格もかなりこなれてきています。
このカラーは限定の様で、現在は見つけることが出来ないかもしれません。
宇都宮ブリッツェンは、最上位モデルではなく、このモデルもレースで使用しています。
私の頭囲は56㎝くらいですが、Mでもゆるめです。直接かぶると、一番締めた状態でもきつくありません。ただ、サイクルキャップをかぶったり、バンダナを中にすると、ちょうど良い感じです。
また、締めるワイヤーを下の方に下げることで、頭全体を包む感じで、よりしっかり頭を押さえ、ずれる感じはありません。
この調整ワイヤは、出したり引っ込めたりするのが、固くて壊れそうなのですが、一応調整できます。
痛い部分は全くなく、ぴったりがいいという人以外であれば、楽にかぶれますし、サイクルキャップや髪形にも対応できる、オールラウンド的なモデルです。
このかぶり心地は、上位モデルのジェネシスAFとほとんど同じで、重さとデザイン以外の機能は、そん色なく、こっちでいいんじゃないの?と思うくらい、機能はそろっています。
安いモデルは、後頭部の方などは素材の発泡スチロールが丸見えの部分が多かったりしますが、これは、表面は全面に樹脂シートが貼っていますので、そういう安っぽさはありません。
一番大事なキノコ感もありません。
早速着けてロードバイクに乗ってみました。
重さは軽いという感じはありませんが、重いという感じもなく、首の疲れもそれほどありませんでした。
キチンと締めれば、ずれは全然なく、緩みも痛みもなく、非常に快適で、問題ありません。
通気孔は22個あるのですが、風の抜けは上位モデルのジェネシスの方が良いですね。あまり空気が入ってくる感じはありません。蒸れなどはありませんが、内側の構造を見ると空気の通り道が少ない感じです。
ただ、逆に風が入ってこない方が、冬でも使いやす気がします。
不満点ですが、あごひもの幅が広くて硬いことです。あごを引いたり、エアロフォームをすると、のどに刺さる感じがあります。紐がゴワゴワして、痛いです。ジェネシスは紐が薄くて幅も狭めで柔らかい材質です。
100kmのロングライドもしてみましたが、首は疲れないので、重さは問題ないと思います。
あごひもも緩めでうまい位置に来れば当たりません。その内汗で柔らかくなるかもしれません。
ヘルメットは、3年くらいで交換が目安と言われています。素材の発泡スチロールが硬くなり、衝撃を受けたときに力が分散せず、直接頭に力がかかってしまうらしいです。
予算のある方は、気に入ったヘルメットをどんどん買ってもらってよいのですが、落車してしまうとそれで終わりですし、洗濯して使っていると、内側のクッションもボロボロになってくるので、お手頃価格でも良いデザインがたくさん出ていますので、いくつか揃えておくのも良いかと思います。
ヘルメットコレクターは結構います。頭は一つなので、キングギドラにでもならない限り、1度のライドでかぶれるのは1つだけなのが残念です。(笑)
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