初日は今治市に泊まるまでは決まったのですが、予定のバスには自転車が積めないことがわかり、帰りの日にちと、バスの発車場所が決まりません。そのため、今治から先の目的地を、広島へしようか、小豆島に行こうか悩んでいました。
夕飯(スーパーの弁当)を食べながら考えた結果、博物館メインの広島よりも、せっかくロードバイクを持ってきたので、走りメインの小豆島に行くことにしました。よって、2日目は香川県高松市まで自走で移動することとしました。
観光が目的であれば電車輪行などで時間を節約し、その場所を堪能するのですが、知らない土地を走る移動のロングライドも、ロードバイクの醍醐味です。
前日ではありますが、とりあえず高松市のビジネスホテルを予約し、明日に備えました。
夜行バス明けで走った前日の疲れもありますが、朝は7時前には目が覚めてしまいました。7時に朝食を食べ、ほどほどの8時過ぎには出発することができました。
とりあえず高松市を目指します。この辺の知識は全くなく、なるべく海沿いや最短コースを走ります。寄るところは道の駅と讃岐うどんくらいです。とりあえず、うどんは食べたいです。
まずは、国道196号線や、やや海沿いを走りました。
ちょうどよさそうなところに休憩や観光できるところがないかと思い調べると、愛媛県西条市に弘法水というのがありました。海の中で、真水が沸いているというのです。出発してから30㎞くらいなので、ちょうどよい休憩地点です。
行ってみると、確かに水が沸いていました。お地蔵さん?というか、ちょっとした屋根があり、椅子もあるところでした。河口の岸壁のところから突き出した確かに海の中にあります。誰もいませんでしたので、椅子に座って休みました。
次は愛媛県のクーポンが1000円あったので、香川県に入る前にお昼ごはんに使おうと考えていました。(2000円は、前日の夕飯を買うために、スーパーで使いました)意外と愛媛は横に長く、四国中央市までは大丈夫そうです。
食べるところを探しながらですが、せっかく海沿いなので、海鮮を探しました。よいところが見つからないまま、天満峠に入りました。ちょっとした峠なので、平坦でなまったからだには良い刺激です。上の方は景色は良かったのですが、撮影する場所がなく、途中しか写真は撮れませんでした。そして、そのまま降りて、先を急ぎました。
さて、そろそろ愛媛県を出そうだったので、まじめに食べるところを探しました。クーポンが使えるところで海鮮はないかと探しましたが、ちょうどよいところがありました。海鮮茶屋磯の匠です。お店は大きく、入りやすいお店でした。ペプシも頼んで満足です。ただ、地物の魚か?と言われると、どこでも食べられる魚だったと思います。
そのまま香川県に突入すると、すぐに道の駅が現れました。道の駅とよはまです。食べたばっかりだったので、何かを買うわけではありませんでしたが、ざっと見て立ち去りました。お金のご利益がある神社があったり、アニメの聖地だったりと、特徴的な道の駅でしたね。
この辺りは、物流の拠点となる港もあることから、トラックやコンテナが多いです。道も狭く、ちょっと怖い道です。まぁ、聞いてはいましたし、覚悟はしていました。愛媛県のここまでは、あまり走りやすい道ではありませんが、走れない道ではありません。
さて、この先は、国道11号と、国道377号に分かれます。丸亀方面か琴平町方面ですね。最短コースは377号の琴平町方面ですが、海から離れます。どうせ海は見れないのと、琴平町と言えば、金毘羅山。昔、香川にうどん行脚に来たときは行かなかったので、今回は寄ってみようと思います。ただし、階段は上りません。金毘羅山と言えば、小学校の頃にいた合唱団で歌った思い出深い歌です。ひたすら走って一山上って降りると金毘羅山でした。観光地でにぎやかでした。若い人もいっぱい来ていましたね。
そこから国道32号を行けば、高松市に入ります。道はだんだん都会っぽく、広くなってきました。
高松市に入ったら、うどんを食べようと思っていました。お店はいっぱいあるので、ホテルに着いてから、うどん屋を探そうとも思ったのですが、宿に着く前にお店を探してみました。
すると困ったことに、いわゆる地元のうどん屋さんは昼営業が多く、15時くらい、遅くても17時には閉まってしまうようです。もう17時になるので、今から行ってはどこもやっていません。いや、はなまるうどんならやっていました。
でも、ここにきてはなまるは、と思い違うところを探すと1件ありましたが、結局はそこも丸亀製麺っぽいつくりのお店でした。さぬき麺市場というお店です。これが讃岐うどんなのか?わかりませんが、とりあえずおいしいうどんはいただけました。同じチェーン店でも、本場で鍛えられたチェーン店は違うような気がします。
昔行ったときは8件はしごしましたので、今回はそこまでおいしいお店にはこだわりませんでした。これで良しとします。
あとは宿まで移動。暗くなっていましたが、18時には到着しました。移動距離は130㎞です。ちょうど良い感じですね。
明日は小豆島へ渡ります。どのように走るか決めていませんが、とりあえずフェリーの時間を調べて、港の乗り場に向かうことにします。
そのあとどうするかは、走りながらいろいろ考えましたが、小豆島から姫路へ渡るフェリーがあるので、それに乗り、兵庫、大阪を目指すことにします。
神戸に行くなら六甲山を上ってもう1泊とも考えましたが、移動とヒルクライムは時間が読めないのと、当初の予定通り2泊で帰りたかったので、小豆島が終わったら一気に大阪まで移動し、夜行バスで帰ることにしました。そのため、移動中に帰りのバスチケットを購入しておきました。
これで、帰り方が決まったので、とりあえずホッとしました。
(3日目に続く)