夜行バス輪行で、しまなみ海道・小豆島に行ってきました(3日目、小豆島編)

サイクリング・ポタリング
4.3
(16)

3日目。この日を最終日として、高松市から小豆島へ渡り、島を走って帰路に着きます。
小豆島は、前に行ったことある人から話を聞いて、行ってみたいと思っていました。そうめんと醤油ソフト、オリーブが有名らしいので、味わうのも目的の一つです。

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朝から港に移動

高松から小豆島へは、1時間に1本くらい出ているので、便利ですね。住民の足になっているのでしょう。
一応30分前には港に着いたのですが、違う港だったり、違う方向の乗り場だったりと、乗り場を探すのに時間を要してしまいました。そんなわけで20分前について切符を買おうとしたら、長蛇の列。ちょっとひやひやしましたが、列も流れて、10分前には買えました。(ぎりですね)
料金は自転車込みで1070円とお安いですね。

車が入った後に、バイクと一緒にロードバイクとフェリーに乗り込みます。係の人がロードバイクを船に固定します。タオルを当ててくれるなど、丁寧にやってもらえました。
あとはデッキで出港を見守り、席でくつろぎます。小豆島は、からかい上手の高木さんとコラボしているようで、前の座席ではipadでアニメを鑑賞しているサラリーマンもいました。島もフェリーもいろいろ飾ってあります。私は1話で見るのを断念しました。
そして土庄港には1時間かからずに着きました。

小豆島へ上陸

小豆島は意外と大きい島で、1周で90㎞と言われています。1日で走るにはちょうど良いですが、獲得標高も意外と高く、真ん中には寒霞渓があり、すべてを堪能するのは無理そうです。
初めてきましたが、人も多く住んでおり、コンビニやお店がたくさんあるのがびっくりでした。桜島のようなイメージでしたが、もっと町らしいですね。調べると3万人弱も住んでいますので、うちの矢板市と同じくらいです。

出来れば外周を走ってみたいと思い、手近の西に突き出た半島(島?)を走りました。適度なアップダウンと、思ったよりも早く走れたので、戻った後に迷路の町や世界一狭い海峡を見て次に進みました。

次に地蔵崎灯台のある、南に突き出た半島を回ることにしました。
行く途中に道の駅小豆島ふるさと村へ寄ってみました。目的のそうめんもありましたが、まだ時間が早かったので、ここはパスしました。
しかしこの半島、激しいアップダウン(崖っぷち)で、結構時間がかかりました。なかなかの斜度のヒルクライムを2回やって、やっと南端の灯台に着きました。戻りもそれなりに時間がかかり、予定していた時間をだいぶ過ぎてしまいました。このルート、だれもいませんでした。崖の高いところを走れるので景色は良く、なんか独占した気分です。

道の駅小豆島オリーブ公園に来ました。オリーブも有名なので、パスタも堪能したいところですが、時間がなさそうです。
帰りの目的地は、島の反対側北東の福田港です。反対側なので、1周するともう半周しなければならないため、今回は豆一はあきらめていました。その代わり、半周とヒルクライムができればいいかなと思いました。
しかし、きちんと食事をしていると、ヒルクライムが出来なくなりそうです。間に合わない場合は、ヒルクライムは諦めて、外周を走って福田港に行くことになります。
悩んだ結果、せっかく寒霞渓があるので、ヒルクライムもやって帰ることにしました。

調べてみると、寒霞渓は道路の最高点まで行った後、ロープウエイの乗り場まで行くと標高100mほど下るので、戻りでまた上ることになります。上るのが嫌というより、時間が読めないため、どこまで行ったらよいかが難しいところです。とりあえず、時間が無ければ途中の福田港へ行く分岐から降りてしまい、時間があれば最高点へ行くことにしました。

寒霞渓へヒルクライム

そんなわけで、食事は持っていた菓子パンを食べてスタートしました。その直後、道沿いに丸島醤油を発見しました。しょうゆソフトの看板が見えたので、目的にもしていたしょうゆソフトを食べるために寄りました。ソフトというよりは、カップアイスクリームを機械でとぐろ状にしたものです。まぁ、しょうゆ工場のオフィスの一角で販売しているので、やむを得ないかと。味は、しょうゆのスイーツと言えば、みたらし団子のような味を想像していただければよいと思います。

気合を入れて上ろうとしたところで、まったりしてしまいましたが、気を取り直してヒルクライムを始めます。いきなりダムの上に行くまでが激坂でした。ヒルクライムをなめてました。というか、この寒霞渓は、4つくらいルートがありますが、10%越えが何キロも続くところもあります。この南側からのルートは比較的斜度は緩いですが、10kmもある長いヒルクライムです。ここに来る途中サイクリストと話しましたが、その人は上らないと言っていました。

ヒルクライムなので、淡々と上り続けます。結構な獲得標高なので、いつまでたっても着きませんが、景色の良いところで写真などを取りながら進みました。
さらに進むと、帰りの港の方に降りる分岐点に来ました。さらに標高200m登れば、登頂になりますが、どのくらい時間がかかるか不明です。帰りのフェリーまで2時間以上ありますが、下りで時間がどれだけかかるかわからなかったので、このまま降りることにしました。ただ、下るだけの10㎞程度なので、30分かからないと思いますが、上り返しや道に迷ったりの危険もあるので、帰り優先で降ります。
しかし、予想に反して、すんなり降りてしまい、2時間前に着いてしまい、1本前のフェリーにも乗れそうでした。
まぁ、この辺りを少し走ってみたり、ご飯をちゃんと食べていなかったので、にゅう麺と親子丼を食べました。それでお土産を見たりとしましたが、まだ1時間ほど時間があります。

帰りは15時間

着替えは、姫路に渡って、駅で着替えるか、フェリーの中で着替えようと思っていましたが、時間があったので、港で着替えてしまいました。姫路の港から駅まで10km弱移動を残していますが、普段着で問題ないでしょう。運賃は大人1710円に対して、自転車は530円もアップしてしまうので、輪行袋に詰めてもよかったのですが、降りてからすぐ走りますし、経験値としてそのまま載せることにしました。

フェリーは100分かかるので、疲れもあって、寝てしまいました。
姫路の港に着くと19時で、もう真っ暗です。姫路には始めてきましたが、一路駅を目指します。まだ時間に余裕があるので、途中イオンに寄ったりして、時間調整しました。
そして、姫路駅前で自転車を輪行袋に詰め、20時の電車に乗り、21時に大阪駅に着きました。
帰りのバスは、余裕を見て、22時15分にしたので、時間は余裕がありました。まぁ、バス乗り場まで遠くて、歩いて20分くらいかかりましたし、途中イルミネーションの写真を撮ったり、コンビニで軽く食べたりして、予定通りのバスに乗ることが出来ました。

翌朝、到着場所はディズニーランドにしました。平日の7時に新宿に落とされても、電車には乗れないと思ったからです。ディズニーランドなら、荒川サイクリングロードで帰りやすいです。(1時間くらいかかりますが)ディズニーランドの駐車場のど真ん中に降ろされ、入らないディズニーランドを後にし、荒サイをのろのろと帰りました。
意外と夜行バスの疲れはなく、この日も特に予定はなかったので、どこか走ってなどと考えましたが、のんびり休みながら帰りました。しかし、後日しっかり疲れが出ました。

小豆島では、65km、1200mアップとなりました。
ちょっと広くて、商業施設も多い島で、ロードバイク乗りにとっては、海あり、激坂ロングのヒルクライムありと、走りごたえは十分です。誤算は8時間では十分に回ることが出来なかったので、島を堪能するのであれば、2日くらい欲しいところです。脚力のある人ほど、満足度は高いのではないでしょうか。

オリーブオイルと醤油が同時に堪能できるお土産(パスタソース)
「一生懸命趣味しよう」のオリジナルページはこちら

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