荒川サイクリングロードを走ってみました

サイクリング・ポタリング
4.9
(14)

引っ越して4日目にして、荒川サイクリングロードを走ってみました。
越してきたばかりで、忙しかったこともありますが、天気が悪くて、仕事が終わった後になかなか走れませんでした。
仕事の後の短く暗い時間ですが、走ってみた感想です。

2日連続で走ってみましたが、1日目は下流へ(河口まで)、2日目は上流へ(彩湖付近)行ってみました。どちらも適度に40~50分くらいで行けるところまで走って帰ってきた感じです。

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1日目、河口まで

この日は下流方面へ行くことにしました。仕事が終わって、どんよりしていましたが、路面は濡れておらず、雨も降っていなかったので、行くしかないと思い、飛び出しました。

まずは荒川サイクリングロードに出なければなりません。
うちから行くには、まず隅田川を渡ります。今回は、近場で扇大橋を渡りました。ここの橋は、車道は自転車通行禁止のため、歩道を走らなければなりません。歩く人、自転車の往来が多く、すれ違うのにタイミングを見たり、時には止まったりするのが、都会の歩き方ですね。この辺がスムーズに行けるようになれば、都会もんになれた証拠でしょう。

どこから降りればよいかわかりませんが、とりあえず土手の上を進めば降りるところが現れます。橋の近くには必ずありますね。しかし、草ぼうぼうのため、なかなか道が見えません。こんなところは緑が豊かですね。

降り立ったのは、18時30分くらいで、曇り空ですがまだ全体を見渡せる明るさはありました。初めての荒川サイクリングロード。道幅は広く、どこまでもまっすぐ(川に沿って)につながっています。土手の上を走るのか?左岸か右岸か?悩みましたが、ストラバを見ると、右岸の土手下側の道が、最も多くセグメント区間となっていたので、おそらくこちらがメインストリートでしょう。ぱっと見4本も道があるなんて、贅沢ですね。たくさん税金があるんですねと、下衆な考えも出てきます。

とりあえず、上着を脱いで完全にローディスタイルになりました。ロードバイクに乗っている人は多いのですが、リュックを背負っていたり、特にヘルメットをかぶらずにのんびり走っている人もいるので、こんなにきっちりサイクルジャージを着ている方が珍しいのかもしれません。

走り出すと、ジョギングをしている人、散歩をしている人、通勤、通学で自転車に乗っている人も多く、河川敷のグランドで野球などの練習をしている人も多いので、とても全開で走るわけにはいかず、周りの動きに注意する必要があります。

橋のところでは蛇行したり、多少のアップダウンがありますが、ほぼ道幅の広いまっすぐな道なので、軽快に走り続けることができます。梅雨時期なので、水たまりはありますが、晴れていれば、路面はきれいでしょう。大きな石ころもなく、砂利が多少あるところもありますが、快適に走れます。
ときどき、車止めもありますが、多少減速する程度で抜けていくことは出来ます。

大きな橋が所々出てきますので、それを目標に、どれだけ来たかわかるのでしょう。私はまだわかりません。しばらく下流の方へ行くと、右手にスカイツリーが見えてきました。天気が悪かったせいか、東京に来て初めて見ました。東京タワーは見えませんが、本当にスカイツリーだけは目立ちますね。まさにシンボルタワーです。左手には、首都高速が見えてきました。よくディズニーリゾートへ行くときに利用している、葛西まで荒川沿いを走る高速道路です。オレンジの街灯がきれいに並んでいて、とてもきれいです。草が多いので、景色は完ぺきとは言えませんが、宇宙からも見える東京の明かりは、とても贅沢に輝いています。

ところどころにトイレがありますが、これと言った止まりたいところは無く、意識して止まらないと、ノンストップで走ることになります。休めそうなところは、水門などで、結構人が止まっています。橋の下は、たまり場になっているので、遠慮がちな人は使いづらいかもしれません。

行き止まりまで行くと、新砂という場所があるようです。1時間くらいかかるとかと思ったら、そんなにかからず、俺速い!と思ったのですが、後で調べたら、15kmしかありませんでした。
(ディズニーリゾートに行くときに見覚えのある)葛西臨海公園の大観覧車や大きな煙突が見え始めてきたら、河口に近づいています。ここで終点となります。
巡航速度も30km/h~35km/hを維持しやすく、若干追い風かなという理由もあります。
戻ろうとしたら向い風でした。でもそれは河口付近だけでした。

2日目、彩湖付近まで

二日目は、上流を目指すことにしました。上流に目的物はないかと思い、地図を見ると、あの有名な彩湖があるではないですか?
名前は良く聞いたことがありますし、レースも開催されています。しかし、意外と近いところにあるんですね。
昨日の新砂より遠いので、行けるかわかりませんが、また夕方出発なので行けるところまで行ってみます。

今回は、隅田川を西新井橋から渡ってみました。ストリートビューで見ると、ちゃんと自転車通行帯がありますので、歩行者や車との接触はなさそうです。
作戦はまずまずうまくいき、再び荒サイに降り立ちました。

川上に向かって進むと、ほどなく未舗装路が現れました。道も砂が多い感じがします。所々、水も出ています。10kmほど進むと、ほぼ水たまりの場所があり、かなりロードバイクが汚れてしまいました。上流側は、道を選んで、時には土手の上を走った方がよさそうです。

こちらも途中水門があって、みんな止まっていましたが、先を急ぎました。所々にトイレもあり、グランドでは野球の練習をしています。やはりジョギングをしている人が多いですね。

こちらの方が道が狭くなったり、くねくねするところもあり、若干わかりづらいですね。暗くなると、ますます走りづらくなりました。

目印の橋や線路、高速道路が何度か交差しています。彩湖の近くの高速道路の下でしょうか?両側に柵がなく、真っ暗で怖いところがあります。橋の下は急に暗くなるので、夜は特に怖いですね。

ナビで調べると、彩湖はもう少しでしたので、彩湖とわかるところまで行ってみようと思いました。
しかし、ここは幾重にも川が分かれていて、川を渡る道がどうつながっているのかわかりません。渡良瀬遊水地もそうですが、入り口がわからないのです。

やむを得ないので、朝霞水門で折り返すことにしました。帰りはより暗く、ライトを全開にして帰りましたが、スピードは上げられず、時間が長くかかったような気がします。

走った感想

まず、道がわからないのに、夜走るのは危ないですね。昼間十分に走っている人が夜走った方がいいと思います。

夜の練習用ライト

今回の単身赴任で、アパートはローラー台が使えないと思い、持ってきていません。完全に平日は夜連になると想定しています。そのために、明るいライトをじてんしゃ屋さんで購入しました。
GENTOS(ジェントス)のAX-P2Rです。1000ルーメンで3.7V、5800mAです。ほぼブルベ用で、予備バッテリーとしても威力を発揮するモデルですが、夜の荒サイでは、協力な味方になりました。でも、他のみんなもバイクか?というくらい明るいですね。

本物のローディはいる?

夕方だったせいか、通勤通学で自転車に乗っている人やジョギングする人が多く見られたのですが、ローディは思ったほど見なかったような気がします。
街中でもそうですが、完全なロードバイク乗りの格好の人はまれですね。
(後日、土曜日に走ったら、完全ローディの格好の人はいっぱいいました)

最近は、乗りに行くのも慣れたせいか、余計なものを持って行かず、練習でもとにかく軽量化に特化します。
荷物は背負わず、ツール缶とボトル1本をボトルケージに差し、スマホや財布、少々の補給食をバックポケットに入れるだけです。私は、ダウンヒルや夕方寒くなることを想定して、ウインドブレーカーをバックポケットに入れています。(どちらかというと、家から出る時にサイジャではちょっと恥ずかしいので、羽織って出入りします)
それ以外にサドルバッグや荷物は持ちません。ロングライドではないので、すぐ帰れますし、飲み物や食べ物はその辺で買えます。ライト類を外せば、すぐレース仕様になるくらいの軽量でトレーニングします。

困ったこともあります

ゆっくり自転車に乗っている人にとっては、これだけ広い道だから並走しても問題ないと思っているのでしょう。それは当然だと思いますが、ロードバイクでスピードに乗っている人から見ると、注意して走らなければなりません。
逆になんでそんなに飛ばしているの?危ないでしょう?と言う風に思っていることでしょう。ほとんどの人は、減速などしたり、後ろから来たら避けたりしているので、お互いの気づかいがあれば、何とかなるかと思います。
ただ、いろいろな人がいます。気を付けるに越したことはないでしょう。

そんないろいろな人がいる都会の制裁なのか、扇大橋を渡る時、車道通行禁止だったため、歩道を歩行者や自転車に注意しながら走っていると、対向からきた自転車乗りに、「左側走れ」みたいなことを言われました。
また、西新井橋では、自転車専用道路を走っていると、自動車の渋滞を避けたバイクが、後ろから走ってくるので、その都度避けていました。
やはり、田舎とは勝手が違うようです。
コロナ禍ということもあるかもしれませんが、生活のために、自転車を使っている人が多いのでしょう。(車も人も多いのが東京ですね)

次は週末の昼間に走ってみようと思います。また違った見え方があるかと思います。

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コメント

  1. まぐ より:

    ようこそ荒川へ、さっそく色々洗礼を受けたようですね。
    荒川は土手と橋へ行き来できる所と、そうでない所がありますので注意が必要です。
    扇大橋からの巡回コースでしたら右岸を下流へ下って新砂船着き場に行くか、行かずに手前の葛西橋を渡ると荒川左岸(中川と荒川の間の中州)に行けます。左岸は水はけが悪いのが欠点ですが土日でも人が少なく走りやすいです。そのままキッチンとれたてまで行き、新荒川大橋を渡って右岸に戻れば1周するルートになります。
    距離を伸ばしたければ荒川大橋を渡らずにそのまま左岸を北上して彩湖まで行くのもいいかもしれません。
    キッチンとれたての脇からは芝川サイクリングロードもありますので、時間があったら行ってみるのもいいでしょう。

    ではまた

    • くちびるひよこ より:

      いろいろ教えていただいて、ありがとうございます。
      左岸も走れるんですね。今度、探検してみます。

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