自転車競技の中でも、ロードレースの難しさは桁違い?参加するためには、集団で走るテクニックを身に着けよう

イベント
5
(4)

ロードバイクを使った自転車競技には、いくつか種類があります。
スポーツである以上、テクニックや経験、練習量やメンタルなど、いろいろな要素が強く絡むと思いますが、ロードバイクは身体能力が一番の比率を占めていると思います。私はパワーさえあれば勝てる、競技だと思っていました。
私がぜんぜんレースに付いていけないのは、パワーが足りないだけだと思い、とにかく筋肉の付くトレーニングをしています。

しかし、何度かレースに出ている中で、スピードがあってもだめということに気が付きました。私も多少付いていけるレースや、パレードランでのテクニカルなコースを集団で走った時に感じたのは、もっと経験を積まないと、集団では走れないということでした。テクニックが無いと、無駄な力を使わされたり、力が出せずに終わってしまうどころか、危険を伴うということです。

なぜロードレースは別格なのか?素人は参加すらできないのか?など、そんなロードレースの集団でのテクニックや走り方の奥深さを考えてみました。
(ただし、私はロードレースには5回程度出走しましたが、ほとんど集団走行に至っていないので、レースバリバリの方には参考になりません)

スポンサーリンク

集団で走るということ

ロードレースは特殊な競技で、本来の速さとは関係なく、集団で楽をするというテクニックを磨かなければなりません。そして、最後にパワーを残せて、力のある選手が勝つ競技です。
しかし、自転車はスピードが出ます。マラソンなどと違うのは、スピードです。マラソンでは、ミスをしても大けがをすることはありませんが、ロードバイクは、スピードが出れば出るほど、曲がりづらく、止まりづらくなります。
ミスを犯せば、大けがを負ったり、何十万という機材が大破します。プロであれば相手と50㎝以内で走り続けることもあります。ホビーレーサーでも、近くを走らなければ、どんどん不利になります。

しかし、集団の中で楽に走るということは、とても難しいです。相手に合わせて微妙に加速したり減速したりします。このトレーニングをしていないと、集団の中で走るだけで疲れて脱落して(千切れて)しまいます。

まずは、集団に合わせて走らなければならないことと、集団の中で楽に走るという技術を身に付けなければなりません。

ビギナーは速いがへたくそ

レースにはカテゴリーがあります。
ビギナーはレース経験3回以内とか、シニアクラスは40歳以上とかの制限があります。

しかし、カテゴリー詐欺という言葉があるように、ビギナーでも平均スピードが速く、「あなた初心者?」ということが良くあります。いや、慢性化しています。
50歳以上でも、エリートクラスと同じような速さで走っている人がたくさんいます。決してヨボヨボのおじいさんたちがゲートボールしているような雰囲気ではありません。

でも、レース初心者でも速い人はたくさんいます。なので、カテゴリー詐欺ではなくても、速い人はいますので、レースペースは必然的に速くなります。特に機材やパワーメーターが進化した現代では、スピードは誰でも簡単に出すことが出来ます。

では何が違うのかというと、初心者は集団走行やコーナリングがまだ慣れていません。身体も鍛えられていない人は、フォームもペダリングもまだかっこよくありません。
そのため、
・まっすぐ走れない
・すぐ下を向く
・集団でブレーキを多用する
・並走でライン通りに走れない
・きょろきょろしたり、後ろをよく見たりする
・スタートから全開走行する

等の特徴があります。
上のクラスに行くと、これらの行動が無くなり、集団はきれいな塊で淡々とレースは進み、かなり脱落者が少なくなります。

ビギナーは、スタートから全開走行する人がいて、集団は縦に伸びてしまい、集団内でもコーナーで減速しすぎて前と距離が開いてしまったり(中切れ)、オーバースピードでコースアウトしたりと、ぐちゃぐちゃになる傾向があります。例え平均スピードが速くても、ぐちゃぐちゃです。

かわいそうなのは、実際スピードレベルの低い人です。慣れて速いクラスに行ってしまうと付いていけませんし、ビギナークラスは規定回数で申し込めないですし、たとえ出られてもペースが速くて集団もまとまらずに付いていけません。(私のことです)

シニアクラスは速いです。なぜなら、若い時からバリバリやっていて、年齢的に若い人には勝てなくなり、それでは同じ年代同士でバチバチやろうということで集まったクラスです。
年齢的に遅そうだから、始めたばかりの中高年が入っていくと、痛い目にあいます。(私です)

限界で曲がるということ

コーナーを最速で曲がりたいのですが、人によって、テクニックの違いによって、ブレーキポイントが違ったり、コーナリングの限界が違ったりするはずです。
普通に考えると、最悪、自転車同士が交錯することになります。ぶつかって、落車します。

私がロードレースで一番怖いと感じたのは、高速(下り)からブレーキを使用してコーナリングするポイントに、集団で走るということです。

例えば、コーナリングの苦手な人だったり、体重が重い人や、ロードバイクの剛性不足で回転半径が大きくなってしまう場合は、他の人よりスピードを落とすことになります。
逆に、コーナリングの得意な人や、体重が軽い人、ロードバイクの性能が良くてコーナリング半径が小さい人は、スピードをそれほど落とさなくてよくなります。
そうなると、苦手な人は早めにブレーキをかけるとになり、得意な人のスピードと合わなくなります。

また、回転半径が大きくなる人は、スピードが速いとアウトインアウト気味なコーナリングになります。そして、自分のラインが守れなくなります。

緩やかなカーブやストレートは何とかなる

カーブであっても、緩やかであれば、そのままのスピードや足を止める程度で前の人のライン取りの通りに走ればよいので、それほど問題ではありません。
問題となるのは、力差がある場合は、付いていくのに苦労するか、いずれ千切れることになります。

サーキットのような広いコースを走るエンデューロなどは、コーナーもブレーキの必要がなく、比較的初心者向けとなります。

抜きどころはコーナーではない

実は、ロードレースの抜きどころはコーナーではありません。
私はカーレースのゲームが好きなので、ストレートで前の車のスリップに入り、コーナー手前のブレーキング競争でぎりぎりまで我慢し、イン側を突いて限界で曲がっていくのがセオリーだと思っていました。実際そういうこともやってみましたが、危険な行為だと感じました。

コーナーはゆっくり、直線で頑張る

特にホビーレーサーや駆け引きが必要のない最終ラップ以外の周回では、コーナーは安全に曲がることが第一のようです。

誰もが限界で曲がらず、余裕を持って周りに速度を合わせて、自分のラインを守って走っています。
確かに、レベルが上がれば、コーナリングスピードが上がって、密集度も上がります。そこに初心者が入っていくのは、非常に危険な行為となります。
ただ、プロのレースを見ても、無理に横に並ばず、後ろに付いて行く選手も多いです。多少距離が開いても、ペースが安定していれば、付いていくのもそれほど無駄な体力は使わないのでしょう。前も無理をしないでしょうから。

テクニックの一つとして、集団の前の方を走れとよく言われます。その方が楽だとか、落車に巻き込まれにくいと言われますが、集団走行未経験者は、まずは後ろから様子を見た方が良いでしょう。

トレーニングでも集団で走る練習をすれば、慣れるのは速くなります。ただ、数人で前後に並んでトレインで走るだけでは、やはりレースとは違います。レースでは、横にも人が並んできますし、十人以上で固まって走ることが多いです。

やはり集団走行に慣れるまでは時間がかかります。1回出ただけで、自信を持ってはいけません。
そのコースを何度も走り、集団走行も何回も走らないとうまくはなりません。
そのため、10回以上は、ビギナーでレース経験を積んだ方が良いかと思います。

まぁ、力のある人は、コーナリングはどうであっても、直線でぶっちぎるので、勝つ人は勝ちますね。なんとも言えない競技です。
全く競技に出たことが無い人は、ヒルクライムやサーキットのエンデューロなどを先にやってみることをお勧めします。

このブログは役に立ちましたか?

星で評価してね!

平均評価 5 / 5. 投票数: 4

投票なし

コメント

タイトルとURLをコピーしました