今欲しいロードバイク。選択肢に残った3車種を紹介

自転車・ロードバイク
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私が今欲しいロードバイクを考えてみました。

初めて買ったロードバイク(現在使用中のもの)は、FELT FR50 2016年モデルですが、趣味にそんなにお金をかけられないので、出来るだけ安いものを選びました。それでもこだわりどころを作って、買ったつもりです。
そして、1台目を3年近く乗って、今後欲しいロードバイクを考えて、具体的に候補を上げてみました。

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最初の購入時のこだわり

最初に購入するときに考えたことは、
・レースやイベントで使用して恥ずかしくない
・最低価格帯で
・なるべく軽い
でした。

恥ずかしくないロードバイク

なんでこんな言い方をするかというと、いわゆるルック車と呼ばれる、なんちゃってロードバイクのことです。しっかりしたメーカーに対して、ネット通販やホームセンターで売られている、ノーブランド、または無名メーカーのロードバイクのことです。これは、本当にロードバイクの良い点を追求するには、重かったり、スピードを出した時のブレーキ性能が不十分だったり、耐久性が足りなかったりするため、性能的に今一つ足りません。スポーツでやるバトミントンに、スーパーで売っている子どもと遊ぶおもちゃのラケットで参加するようなものです。

ロードバイクの価格帯を知らない時は、予算的に5~6万円と考えてしまいます。そうすると、このようなルック車しか手に入りません。これでも、サイクリングやダイエット、ロングライドなども問題なく出来、自転車の楽しさは十分得られます。
しかし、同じ趣味の仲間とレースに出たり、ロングライドをする場合は、最低限の性能のあるものを選ぶべきです。これは、周りから馬鹿にされるとかの問題ではなく、自分が後ろめたさを感じたり、仲間をうらやましく感じでしまう気持ちが問題になります。本人の気持ちが、続かなくなる事態に発展します。

趣味でウン十万円は無理

お小遣い制のお父さんには、何十万円もするロードバイクを買うことは、とても難しいことなのです。
最低限の装備でコストパフォーマンスが良いモデルを選びます。デザインは二の次です。
そのためにいろいろ犠牲にしました。

コンポは、クラリスでもよいと思っていました。変速数が多くても、走りは変わらないという考えで、結果的にはSORAになってかなり満足しています。
カーボンフレームは、とても高いというイメージがありました。実際高いのですが、アルミフレームの完成車の最安値が10万円弱で、カーボンは20万円弱です。その10万円の差は、実はとてもお得な10万円です。あとから考えると、なんで10万円ケチったんだろうとなります。1年たたずに、カーボンフレームが欲しくなります。後悔を少なくしたいのなら、カーボンフレームを選んだほうが良いでしょう。でも、1年が2年に延びる程度で、また新しいのが欲しくなります。

初心者は欲しいものを買うのが一番と言いますが、お金をかけられない人は、デザイン、カラーは、ほぼ選べません。

なるべく軽く

軽い方が、いろいろな面で良いという話でしたので、なるべく軽い方が良いと考えました。
とは言え、名のあるブランドのアルミ製ロードバイクの最安値は、おおよそ10kg弱です。パーツを替えれば、9kgくらいになり、キャノンデールのカーボンキラーはもっと軽くなります。
しかし、ブランド車であれば、どれも似たり寄ったりの重量で、だいたい10kg程度になります。それでも、ルック車は、もともと乗っていたクロスバイクは15kg以上はあるので、はるかに軽く感じます。
さらに上を目指して、カーボンフレームで、8kg、7kgと軽くしたいとは、その時は思いませんでした。

この重さの違いは、平坦走行ではあまり変わりませんでしたが、ヒルクライムで大きく変わります。しかし、スピードの差はありますが、自転車を楽しむことに関しては、重さはあまり関係ありません。遅いなりにも自分の力をスピードに変えられるという魅力のある乗り物なのです。

3年目のこだわり

そして、まだ3年たっていませんが、今の私がロードバイクに求めるものは、

・レースでそこそこ走れる
・ヒルクライムが楽になる
・ロングライドが楽になる
・とにかく楽になる

という結論に達しました。

レースでそこそこ走れる

レースをやっていますが、全く集団に付いて行けません。諦めた方が良いかもしれませんが、もう少し、頑張ってみようかと思います。それには、アルミフレーム、コンポSORAは、ちょっと物足りないと思いました。おそらく、若い人なら、これでもそこそこレースで走れるとは思いますが、私の年齢だと、ハンデの上のハンデになって、論外になりそうなのです。
アルミフレームは、ヒルクライムの重量ハンデになり、ロングライドは、硬さと加減速で不利になります。SORAは、3年たってくると、変速がもたついたり、レバーの移動量が大きいので、安定感がありません。(リアは、変えたつもりが戻ったり、フロントは、1回で変わらない時もあるので、いつも2回押し込みます)

ヒルクライムが楽になる

私は、ヒルクライムが極端に遅いです。練習していない人に比べれば走れますが、周りで草レースに出ている人の中で、一番遅いです。
これは、少しでもタイムが上がればいいなという、願いを込めています。

とにかく軽い

今までテストした中で、タイヤが一番効果が高かったです。メーカーというより、重量です。今履いているパナレーサーのジラーですが、これの恩恵がかなりあります。
一番は、ヒルクライムや、短い上り坂でスルスル上ってくれます。また、緩く長い上りも、平坦のように足がくるくる回せます。また平坦でも、加速が早く、信号スタートや、起伏のアップダウンで、スピードの回復がとても速いです。また、減速も早く、ブレーキの効きも良くなったように感じます。
それに加えて、下りもタイヤの回転加速度が良くなるので、スピードが上がる時間が短くなります。同じ下りを漕がずに走った時、トップスピードがかなり上がりました。
そんなわけで、タイヤだけでも、ヒルクライムからロングライドまで有利になるので、フレームも、全て軽くすることが良いと考えています。昔から、軽さは正義、10g1万円とも言われています。べたですが、軽さを追求します。(お金はかけられませんが)

結論は

結論ですが、具体的にどんなロードバイクが欲しいかが明確化しました
・カーボンフレーム
・コンポ
アルテグラ
・リムブレーキ

カーボンフレームは、もう世の中で標準化しているようなものです。軽さ、剛性から多くの人が所有しています。
コンポはコスパからアルテグラです。デュラエースは値段もそうですが、硬さと耐久性で、普段使いには向いていないでしょう。
リムブレーキは、以前ブログに書きましたが、ディスクブレーキに比べて、軽量、安価にできます。今ディスクブレーキが主流化しており、各メーカーがディスクブレーキのみのラインナップへ移行しているため、車種探しに非常に苦労しています。
今後どうなるかわかりませんが、今欲しいと考えると、旧モデルを含めて、選ぶしかありません。

3車種選びました

GUSTO RCR TEAM LEGEND

コスパ最強なグストのロードバイク。プロも第一線で使用しており、カーボンのグレードも良い物を使用しています。車種を減らしてワンプライスで、定価をかなり下げています。フレームは何年か前のままですが、現行モデルでもラインナップしている数少ないメーカーです。
このグレードは、ホイールにレーゼロが付いて、298,000円(税抜き)となっています。びっくりします。
全くこれと同じ車種を試乗させてもらいましたが、軽くて軽くてしょうがないですね。
完成車は、公称7.3kgです。すごい。

cannondale SuperSix EVO Carbon Ultegra 2

あのキャノンデールがシンプルなデザインで、カーボン軽量ロードバイクとして出しているモデルです。これは、2020年モデルですが、今年も継続販売中です。そして、ディスクロードに移行するためか、定価を下げてきています。
アルテグラで、246.400円です。さらに値引きが期待できます。あのキャノンデールがこの価格で!魅力的ですね。
完成車は、公称7.8kgです。ホイールを替えれば、7kg前半は確実です。

*

BMC Teammachine SLR02 TWO 2020

あの弱虫ペダルの坂道くんが乗っていると言われている、BMCです。ヒルクライムバイクとも言われ、硬さと軽さを両立しています。このメーカーも、2021年モデルからディスクブレーキとなってしまうため、2020年モデルからのチョイスです。定価380,000円は、かなりお高めですが、値引きがあれば、この魅力的なフレームを手にしたいと考えるでしょう。
重量が書かれていないのですが、8.0kg前後かと思います。

株式会社フタバ

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