藤沼湖クリテリウムに出走しました

イベント
5
(8)

ツールドふくしまの第2戦、藤沼湖クリテリウムに出場してきました。
距離は6周18㎞。ビギナークラスの50歳オーバーです。
※最初に断っておきますが、レース展開とか優勝に絡んだとかいう話はありません。
 初心者やレースに興味がある人が、参考程度にしかならない内容です。ご了承ください。

当日の朝5時

週間天気予報は雨か曇を行ったり来たりしていました。梅雨時だからしょうがありません。当日は朝から雨でした。前日やその日の午後は降っていなかったのに、レース開催の午前中は、前の晩から強い雨が降り続いていました。

車で現地に行ってみましたが、やむ気配はありません。一応、傘をさしても意味がないほどの大雨であれば中止と言っていましたが、ぎりぎり大丈夫というような雨です。
風が無いのと、寒くはなかったのが救いです。

みんなもやるのか?出るのか?など、疑心暗鬼になりながら受付を済ませ、ローラーでアップしたり、ゼッケンをつけたりして準備しました。

スタートの集合時間は特に指定はなく、スタート時間までに整列すればいいような感じ(さすがに5分前くらいには集まっていましたが)だったので、20分前くらいまで様子を見ていました。

チームメイトは初めて来た人ばかりだったので、雨の中試走を始めました。私は1度来て、3周ほど走ったことがあるので、試走は諦めました。
みんな水たまりがどうとか、グレーチングがあーだとか、危険な状態は変わりないようです。
話は、危ない、危険ということばかりです。

そんなことを言っていても始まりません。雨の中レースは行われます。
晴れていても危険は危険。雨だから、限界値がかなり低くなっただけ。限界以下で走ることに変わりません。低い速度だからこそ、ケガはひどくはならなそうですが、転びたくないし、人に迷惑を掛けたくもありません。(優勝とか狙っているわけではないので)

今回のコースはだだっ広いところを全開で走り続けるようなコースではなく、抜きどころも少なく、狭くクネクネしていたり、直角コーナーがあったりするため、テクニックがものを言いそうです。
私の場合、ロードバイクを限界で走らせたことはありません。ましてや雨の限界値は知りません。雨のレースも経験したことはありません。
通勤では、雨でも合羽を着て走っていいましたし、高校の頃は、雨の日に歩道に上がる時に転んで、膝に穴をあけたこともありますが、あまり参考にはなりませんね。

とりあえず、①自分からは転ばない②グレーチング、コーナーは安全にクリアする。③なるべく車体は寝かさない
とか考えつつ、出来れば集団についていく、などと考えていました。

スタート地点へ 雨対策

20分前に駐車場からトイレによってスタート地点に移動しました。
ここで初めて雨の中に出たのですが、寒くはなく、半袖短パンで問題なしです。雨もそんないやな気はしません。(ロングライドとかで、雨に降られた日には、なんか気持ちいい時もありました)

レースもものの30分程度で、濡れてもすぐに車に戻って着替えればよいので、特に雨対策はしませんでした。
しいて言えば、ヘルメットの下にサイクルキャップをかぶる、通気性の無い(安いやつ)シューズを持っていたので、靴下にビニール袋をかぶせて履くくらいでしょうか。サイクルキャップはいいと思いますが、靴は全く意味はなかったですね。水たまりに突っ込んだりしていましたから。

短距離で、かつ雨だったので、ドリンクは無しにしました。全日本選手権でブリッツェンの選手が雨の1時間TTで持たなかったと言っていたので、参考にしました。
結果は、飲みたいと思うことはなく、軽量化に成功しました。(?)

それから、サイコンの表示を心拍、ケイデンス、スピード、距離のみにしてみました。
サイクリングでは、時計や気温、平均速度など、限界まで表示数を増やすのが好きです。
それから、クリテリウムなど、いつも何周しているかわからなくなります。距離を見て何周しているか判断するために表示しました。
結果、1回だけ見ました。ケイデンスや心拍は見ている暇がありません。周回数は、ゴール地点で、ちゃんと表示してくれていました。

タート!

レースはニュートラルなしのスタートの予定でしたが、雨の為、ローリングスタートになりました。それでも、先導中に後方で接触があり、ひやひやしていました。

私は、集団中ほどにいて、今回は集団についていくつもりで、なるべく下がらないようにしていましたが、リアルスタートになってから、コーナーで減速するたびに抜かされ、加速も足が重く、徐々にではありますが、順位が下がっていっています。
2周目には、私と同じくらいのスピードの人がいたので、後ろについていました。その人は頑張っていたらしく、やがて力尽きた後は、後方に消えていきました。

グレーチングにマットが敷いてありましたが、その上を通っても、グレーチングの溝に沿って滑ります。めくれているところもあったので、すぐに外されてしまいました。
コース上に、ロードバイクで一緒に走って、安全確認をしている、知り合いの人がスタッフをしていました。(その人は全レース、選手と一緒に走っていました)
ですので、コース上に何かあった場合、素早く対応してくれていました。

落車している現場は見ませんでしたが、メカトラブルか、オーバーランかわかりませんが、コース脇の止まっている人はいました。
コース上、水たまりもあり、ちょうどコーナー出口のアウト側にあったため、毎回突っ込んでいました。

3周目には、周りに人がおらず、後方から来る人を気にしながら走っていました。

人数が多いため、1分遅れで、49歳以下と女性のカテゴリがスタートしていましたが、49歳以下の速い選手たちはとっくに抜かしていきました。このころ、女性の速い2名に抜かされました。
そのあとも速い人がボチボチと抜かしていきます。周回遅れかな?と思ったのですが、そこまではなかったようです。
どちらかというと、抜かされてばかりなので、前方は全く気にする必要はなく、後方ばかり気にしていました。(チームメイトが撮影した動画にも、後ろばかり気にしていました)

なにせ、コーナーやグレーチングでは、車体を傾けないように、また、だいぶ手前から十分減速していました。
ディスクブレーキではなく、リムブレーキである為、ブレーキの利き始めがワンテンポ遅れます。水がリムから切れるまで、聞き始めませんので、あて利きしながら減速する体制に入ります。
とにかく、神経ばかりすり減らして、上半身が結構疲れました。(変なところに力が入っていた感じ)撮影されたフォームも、腕は伸び切っており、一生懸命漕いでいる感じはありません。サングラスも水滴と曇りで徐々に見えづらくなっており、まじめにタイムを出そうという気持ちは全くありませんでした。

5周目あたりで、女性の第2集団2名に抜かされました。
だいぶ、足が回復してきたので付いていこうかなと加速したとたん、カーブが曲がり切れなくなりそうになり、踏ん張って何とか戻りました。女性たちはきれいに車体を傾けながら、コーナーをクリアして、彼方に消えていきました。
やはり雨でも練習して、なるべく速く走れるようになりたいですね。

そんなこんなで、早くはないですが、最後まで走れるペース配分で完走できました。
ゴール前の坂は、短いので気合で登れました。スピードはかなり遅いですが。ずーっと平坦よりは、面白いコースかもしれません。

ただ、気持ちいいところは、狭い道から広い道に出て、坂の手前までの500mくらいで、走っているなと感じられるのは、そこだけでした。
逆に狭いところは足を休められるので、ちょうど良いのかもしれません。

最後は一人でゴールといった感じです。
先にゴールしていたチームメイトと健闘を称えあい、車に戻って着替えることにしました。

自転車もウエアも砂が付いて、じゃりじゃりです。何とか着替えて、自転車もざっと拭いて、違うカテゴリのチームメイトの応援をしていました。

このあと、自分たちのカテゴリの表彰などを行う予定でしたが、雨の為、全レースが終わってから、まとめてやるようです。運営も大変そうです。
ステージも設営されておらず、ゴールの風船も新調したと言っていましたが、設置されていませんので、大変さが伝わってきます。

チップを返して飲み物と豚汁をいただきました。温泉も無料のようですので、帰りに入っていきました。(熱くていいお湯でした)

チームメイトがカテゴリ3位に入りましたので、表彰式も見ていましたが、表彰台に乗る人は、みんな屈強な人ばかり。あそこまで体を作らないと無理なのかな?と思いました。
表彰台は、雨の為、集会室のようなところでやったので、ブルーシートの上で、段差無しでした。

レースの感想

個人の感想ですが、雨でレースを行うことは問題ありませんが、ケガはしたくないので、競るようなことは避けました。実際落車も多く、ウエアが破れたり擦り傷だらけの人が何人も応急処置を受けていました。
今までも集団に入ってレースを行うことが出来ていません。もっと同じレベルの人たちがたくさん参加してくれることを期待します。
実際一人旅をしていると、TTでもいいんじゃないか?とも思います。もうレースはやめようかとも思いました。ヒルクライムの方が(得意ではないですが)、自分の記録を更新することを目標に頑張ることはできます。
ただ、今回はカテゴリ2/3以内と、最下位ではなかったこと、予想より良かったこと、申し込むときは、表彰台狙えるんじゃないか?という、根拠のない妄想など、いろいろ期待を裏切られるので、まだわからないところがたくさんあります。レースには、順位以外の何を求めて走ればいいのか?考えるために、もう少し続けていきたいと思います。

今も練習中は、仲間についていけません。仲間もビギナークラスでは上位に入るようになってきたので、私ももう少し脚力、高出力の維持を練習したいと思います。
今はローラー台も5分くらいで休んでしまったり、高出力も1分くらいで足に力が入らないのかメンタルが折れたのか、続けられません。
まだレース1年目なので、長い目で見ていこうと思います。

お疲れさまでした。

最後に、私が偵察してきてチームに共有したコースメモを貼っておきます。

このブログは役に立ちましたか?

星で評価してね!

平均評価 5 / 5. 投票数: 8

投票なし

コメント

タイトルとURLをコピーしました