那須高原ロングライドとは

イベント
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ポタリング、グルメライドのイベントは、とても楽しいですね。

自転車のイベントは全国的に見てもたくさんあります。その多くはポタリングで、他にレースやブルベ、安全講習会、試乗会などありますが、圧倒的にポタリングが多いです。自転車の魅力はみんなとわいわい乗ることではないでしょうか。
ポタリングは、小さな地域のイベントとしても、気軽に開催できます。友達同士でも、ショップの仲間たちでやっているのが、一番小さいイベントですが、小さな町でも、主催者数人が、数カ所で食べ物を用意し、ゴールでちょっとお土産を用意すれば、数十人くらいの規模のイベントは簡単にできます。道路は一般道を使用するので、設備の維持管理もありませんし、競技場を借りる必要もありません。(集合場所は借りなければなりませんが) 自慢の景色の良いところを織り交ぜれば、立派なサイクリングコースです。
距離も20~30キロくらいから、100kmオーバーのロングライドまで、自由に設定できます。さすがに距離が伸びると、ガイドや立哨が必要になりますので、規模に合わせた運営の人数が必要になります。
また、難易度も、平坦や街なかの楽に走れるところから、ヒルクライムや峠を含めた上級者コースまで設定できます。

脚力によってコースは変わってきますが、だれもが変わらず楽しみにしているのが、グルメでしょう。食べることが目的で乗ってる人もいます。食べ物の内容で、そのイベントの価値が決められると言っても過言ではありません。
また、エイドなど、運営で準備してくれることが、とても楽ちんでありがたく、片付けも、ごみの持ち帰りもしなくてよいという、本当に気持ちの良いところだけを切り抜いたようなイベントです。コスト的には、自分で食べ物をもって、サイクリングの目的地で食べた方が安上がりですが、走りに集中でき、重い食べ物やごみを持たなくてもよく、お店に入って食べると注文や待ち時間、支払いなど面倒なこともなく、サイクリングに集中出来る事が、どれほど楽しいか、参加したことのある方は分かると思います。

また、最近のイベントではゲストが充実しています。自転車に興味のある人なら、レースやネットで見かける、有名なユーチューバーやロードレースの選手が来て、話が聞けたり、一緒に走ったり、写真を撮ったりサインをもらったりすることもできます。ミーハーにはたまらないですね。

大きな規模のイベントも多々あります。人気のイベントは申し込みもあっという間にいっぱいになります。例えば、サイクリングしまなみ、佐渡ロングライド、淡路島ロングライド、びわ湖一周ロングライド、ツールドさくらんぼ、びえいロングライドなどがあります。意外と関西が多いですね。しかし、私の住む栃木県には、3000人規模の那須高原ロングライドがあります。栃木県にはほかにも、宇都宮サイクルピクニック、ツールド日光などが1000人規模のサイクリングイベントとして君臨しています。小規模ながら、大田原、烏山、高根沢、益子、鹿沼などが、しっかりした基盤の上で、毎年サイクリングイベントを行っています。

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那須高原ロングライド 体験記

その中で、私が2018年に参加した、那須高原ロングライドの話をしたいと思います。
私が、自転車に興味を持っていない時期に、南が丘牧場へ行ったときに、多くのサイクリストがいたことがあります。100人を超えるサイクリストが、エイドとなっている南が丘牧場で、一休みしていたところです。そんなこととは知らずに、何かのイベントかな?くらいのことしか考えず、やり過ごしていました。それから、自転車に興味を持ち、ロードバイクを購入してから、あれは那須高原ロングライドなんだと、気づきました。
そう考えると、自分も参加してみたくなり、地域の自転車仲間に声を掛けてみましたが、すでに何回か参加したことがあるらしく、今回は誰も参加しないようです。それでもなぜか、一人でも参加したくなり、申し込んでしまいました。

那須高原ロングライドは、那須高原の自然と景色と歴史などを見てもらうために生まれたロングライドです。起伏のある山に囲まれているため、中距離以上は、かなり斜度のきついところも走りますが、ご褒美に素晴らしい景色が待っています。
いや、この那須高原ロングライドの最大の魅力は、エイドのグルメにあります。まさしくグルメライドの王様です。

なにせ、一番長いコースは100kmと、まあまあ普通ですが、エイドが12カ所あります。ドリンクだけエイド(とはいえ、お菓子類はあります)も含めてですが、私設エイドもあったりするので、10kmも走らず、食べまくることになります。
袋入りのお菓子や、500mlのペットボトルも結構もらえるので、サコッシュやリュックサックが必要です。
同様の3000人規模の人気イベントの佐渡ロングライドは、210kmでエイド7カ所ですから、距離当たりでも3倍以上の多さです。
後程紹介しますが、食事もホテル提供の本格的な食べ物があったり、那須は天皇陛下の御用邸があるので、御用邸の月など、献上菓子ゆかりのお菓子も名物として提供されます。まさに、貴族の遊びです。

先ほども言いましたが、食べ物で、そのサイクリングイベントの価値が決まりますので、文句なくトップです。ただ、注意しなければいけないのは、全部のエイドによって、のんびりしていると、時間制限に引っ掛かります。まじめに、引っかかる人が多いです。ご注意ください。

100kmに自信が無ければ、35 km ぐらいから6種類ぐらいありますので、きっとちょうど良い距離が見つかります。35kmコースでも、エイドが4カ所あり、食事も含まれているので、ご安心を。私が参加した80kmコースは、天候不順で短縮され、一つエイドが減りましたが、8つあり、全部回ったので時間はぎりぎりでした。

小さい子供と参加するのであれば短めの距離が良いでしょう那須高原ロングライドは山に囲まれた那須高原ですので、意外と坂がきついです。(コース名もヒルクライムですから)10%超えの坂を登らなければならないので、足に自信がないと登れません。かなりの人たちが、知らずに来て、坂で自転車を押して歩いています。そして、足切りを注意するスタッフの声援を受けながら、分岐点で足切り侍に来られます。
そうすると、短縮コースを行くことになります。
最初は上り基調が続くのですが、本格的に坂がきつくなるのは、那須どうぶつ王国前からで、マウントジーンズスキー場の駐車場エイド、大丸駐車場エイドもずっと登っています。とどめが頂上の峠の茶屋です。この辺りは、平均でも7~9%、10%超えもちょいちょい出てきます。距離で20kmはヒルクライムをすることになります。
これを避けたいのであれば、エンジョイ55kmか、ファミリー35kmになります。

那須高原ロングライド | 那須高原ロングライド

私は、2018年に参加しましたが、申し込みの時、ヒルクライム100 kmを走ろうと考えていました。
人気イベントなので、定員になってしまうのが早いと聞いていましたので、受付開始日時をチェックして待っていました。しかし、申し込み開始日が今日かなと思っているうちに、気づいたときには開始後1時間を過ぎていました。すでに、100kmコース定員になって締め切られていました。慌てて、那須DAKE80kmコースを申し込みました。自分が迷っていたのが悪いのですが、初めてだったので、どんなものか見るのには、良いのかもしれません。

先ほども書きましたが、今回は私一人で参加しました。でも、実はもう慣れている人は、ボランティアで参加していたようです。結局、私が走っていると、そこかしこにいるし、自分の担当が終わった人は一緒に走っていて、エイドでも一緒になったので、結局一緒に走ったような感じです。
そうでなくても、たくさんの人たちが走っているので、どこかしらグループにくっついていけるので、寂しくなく、楽しいロングライドでした。
ボランティアでは、駐車場係だけの募集もあり、朝の駐車場が終わると100km除く好きなコースを走っても良いので、結構人気なボランティアのようです。

出発

当日、車で指定の駐車場に停め、受付場所へロードバイクで移動しました。早めに着いたので、まだ空いていましたが、3000人規模なのでサイクルラックもものすごい数が用意されています。
食べ物やメーカーのお店もたくさん出ており、賑やかな感じです。
ゲストもユーチューバーや、那須ブラーゼンや宇都宮ブリッツェンの選手も来ていて、(今年は、クネゴ選手も来ていて、)とても華やかでした。
知っているサイクリストもいらっしゃったので、少し話もできました。

ここでトラブル発生です。サングラスのレンズを押さえている部分が折れてしまいました。ロングライドなので、アイウェアは絶対あった方がいいです。しかし、レンズが落ちてしまうので、使い物になりません。地元出店の矢板市のテントがあったので、そこに行くと知ってる人がいました。その人にセロテープを借りて、レンズを固定し、なんとか付けられるようになりました。ギリギリセーフです。

さて、私としては初めての大きな自転車イベントであり、慣れずにうろうろしていました。出発の早いコースから集合がかかり、順序よく、どんどんスタートして行っています。
私のコースも集合がかかっていたのですが、遠慮しながら一番後ろの方に並んでいました。30人ずつぐらい固まってのスタートになっているようです。一般道なので、一斉スタートすると渋滞や事故につながるのでやむを得ないのですが、後ろの方に並んでしまったため、先頭よりかなり出発が遅れてしまったようです。あまり速くない人は、前の方に並んだ方がいいでしょう。
なぜなら、途中の足切りポイントで、私より遅く来た人は、足切りされていました。私も時間をオーバーしていたかと思いますが、足切りはされませんでした。

最初は、スタートしたグループで固まって走っていました。まもなく、足の速い人は、徐々に先に行ってしまい、遅い人は遅れていって、ばらけ始めます。前の方からは遅い人が降りてくるので、抜かしていきます。追い越されないのは、私が最後の方だったからのようです。
それでも、自分と同じようなペースの人もいますので、一緒にくっついて走ることが出来ました。

最初のエイドまで1時間足らずでしょうか。朝も早かったので、パンや牛乳、バナナ、ヨーグルトなど、朝食のようなメニューが充実していました。朝食を抜いた人などもここでしっかり食べておけば、先々がハンガーノックなどの心配もないでしょう。
トイレに行って一通りの食べ物を食べて出発すると、絶え間なく走りだす人がいるので、その人たちの後を走っていきます。

2回目のエイドに止まって、ここでも一通り食べて出発すると、那須高原の山を登り始めていきます。登り口から那須どうぶつ王国へは急な坂第1弾が始まります。この辺でも結構押して歩いている人がいます。足切り注意の人たちが呼びかけています。私は関係ないと思っていましたが、ぎりぎりでした。
那須どうぶつ王国からマウントジーンズの駐車場までもしっかり坂を登っていきます。この間も、押している人を抜いていきます。
マウントジーンズスキー場の駐車場に到着すると、あの有名な足切り侍がいます。なんか言っていますが、まだ足きりではないようです。でも、私より後ろの方の人は、切られたと言っていたので、ぎりぎりだったと思います。ここでは、結構人数がいて、飲み物食べ物をもらうのに列になっていたので、まぁまぁ時間がかかりました。ここには、なじみの自転車屋さんが、メカニックとして、ライダーのサポートをしていたので、ごあいさつしました。そういえば、途中の立哨にも自転車仲間がいました。

ここからも100kmと80kmコースは、てっぺんの峠の茶屋を目指すべく、途中大丸温泉の駐車場を目指しました。ここも結構な坂ですが、大丸駐車場から峠の茶屋まで、特に那須ロープウェイ乗り場あたりは、激坂になっています。余力を残しながら大丸駐車場を目指します。
しかし、大丸駐車場につくと何か様子が変です。スタッフの方が何か声を掛けてきます。どうやら天候不順であり、ここより先は霧が濃く、峠の茶屋まで行くのは中止となったようです。どうりで下山ライダーがたくさん待っていたわけです。本来であれば、一番登ったところから、下まで行くことをサポートするライダーですから、途中で待機していることはありません。

いいのか、悪いのか、本来激坂を登り切った峠の茶屋でいただける、名物のうなぎり(ウナギのかば焼きが入った、かば焼きのたれのおにぎり)がここで食べられることになりました。噂通り、とてもおいしい、エネルギーになるおにぎりでした。

いよいよ下山です。下山ライダーについて、20人くらいずつ、まとまって行きます。
下山は寒くなるとのことなので、ウインドブレーカーを着ました。初めてのグループ下山なのですが、車間距離をとって、安全に降りていきました。慣れていないため、前を空けたせいか、二人ほどに抜かされました。追い越していいの?と思いました。
途中1回休憩をはさみ、そのままりんどう湖ファミリー牧場のエイドまで進んでいきます。

りんどう湖ファミリー牧場(現在、那須りんどう湖レイクビュー)では、食事の時間でもある為、がっつりしたものが用意されています。
記憶があいまいですが、田舎風おこわおにぎりか、野菜カレーか、豚バラ丼から選べます。唐揚げも付きます。豚肉が人気でしたが、目の前のカレーが空いていたので、すすめられるまま取ってしまいました。おいしかったですよ。
峠の茶屋まで行かなかったので、長距離コースの人が早く着いてしまい、かなり混んでいました。
ここでは、ボランティアに参加していた、自転車仲間も食べていて、一人で参加したはずなのに、結局みんなで食べていました。

そのあと途中に、名物の音楽私設エイドを通過し、道の駅東山道伊王野遊行庵で休息し、ゴールを目指しました。
最後の遊行庵では、冷え冷えのおしぼりで浴衣美人がおもてなししており、とてもいい気持ちです。

コース後半は平坦が多く、他のコースも集まってくるので、同じスピードで多くのサイクリストが走っており、ほとんどグループライドのように集団で走ることが出来ました。
最後はブラーゼンの選手もいたので、一緒にゴール。とても賑やかなサイクリングになりました。

記念品や完走した証明ももらい、最後に抽せん会を行って解散しました。景品に宿泊券もたくさんあり、とても豪華でしたが、当たりませんでした。

とても大きなイベントであり、多くのボランティアや運営の努力の元、とても安全、快適に楽しめました。これだけの人数で、救急車出動は無しでした。(自慢できる?)
一人で参加しましたが、とても楽しめました。グループや家族で参加できると、もっと楽しめると思います。
大きなイベントは、お店やステージも充実しています。ぜひ、お近くのポタリングや遠方に泊りがけで観光グルメライドなど、参加してみてください。

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