タイヤのパンク修理。チューブにパッチがうまくつかない理由は?

自転車・ロードバイク
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男性やロードバイク乗りならば、タイヤがパンクした時、チューブの補修くらいできる人が多いと思います。
私も直せますが、一時期スランプに陥りました。パッチがうまくチューブに貼り付きません。すぐ取れてしまいます。そんな私の原因は慣れでした。タイヤ修理がうまくいくようになってからの落とし穴。原因と対策を説明します。

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チューブにパッチが付かないときの注意点

答えは、

・チューブにのりを付けて、放置する時間が短い

私はこれが原因でした。
対策は、少なくとも、3分以上、冬は5分以上放置することです。

パンク修理の時の、主な注意点

・チューブに紙やすりをかける(筋が付くくらい。やりすぎない)
・パッチが古い。のりが古い(結構古くても付きますけどね)
・押しが足りない(特に縁は、しっかり押さえましょう)
・押した後のビニールをはがすとき、ゆっくりはがす(縁がくっついてこないようにね)

修理したのに、空気が漏れる時は?

・別の場所が漏れている。穴が開いている
・チューブが古くて、パッチがくっつかない。チューブもヨレヨレしている。
・バルブの付け根から漏れている

このような場合は、チューブごと交換ですね。3年も使ったら、交換したほうが良いでしょう。

のりをチューブに塗ると、何が起こるのか?

なぜ、のりを付けて、放置しなければならないのかというと、
ゴムのりやパッチには、ゴムを溶かすための硫化物が入っています。これがゴムに付着すると、加硫され、ゴムが柔らかく溶けたような状態になります。この状態でパッチとチューブが密着するとお互いの溶けたゴムが自由に行き来できるので、混ざった状態になり、一体化します。のりで着けるのではなく、ゴムを溶かして付けているのです。

この硫化物を塗りやすくするために、揮発性の高い有機溶剤に溶け込ませています。ペンキと同じで、塗りやすくして、乾かして色の成分が固まるということですね。
硫化物の溶けた溶剤を塗った後、この溶剤の成分だけ蒸発させないとゴム同士の間に残ってしまい、溶剤が邪魔になってゴム同士が一体化しません。
昔はトルエンなど揮発性の高い溶剤に溶け込ませていたので、乾きが早く、すぐ着きましたが、体に害があるため使われなくなり、代わりに安全な溶剤に溶け込ませている分、蒸発するスピードが遅くなっています。ですので、1分も待たずにくっつけてしまうと、溶剤が残ってしまいます。暑い夏は蒸発しやすく、寒い冬は時間がかかります。

また、薄く広く塗るということは、薄くても量は十分であることのほか、溶剤の乾くスピードが速くできることと、硫化物の量が多いと溶けすぎて、チューブが薄くなってしまうからです。
最初のやすりがけもそうですが、チューブは薄く出来ているので、やりすぎは穴になったり弱くなって、空気漏れの原因になります。表面の汚れや酸化物を取り除くだけで、少し新鮮なゴム部分が出てくれば良いので、軽くすじが付く程度で十分です。
のりが乾いてしまっては付かないのでは?と思う人もいるかもしれませんが、のりではないということです。

塗って乾いたところのゴムは非常に柔らかくなっています。化学反応で溶けており、別の解けたゴムと接触することで、一体化したがっています。押したりたたいたりするのは、ゴムの間の空気を抜いています。密着させれば、一体化してもう空気が入ることもないからです。こんな、便利でうまい方法を考えた人は、天才ですね。

パンクの修理方法

パンク修理ができると、ほとんど自転車屋さんのお世話にならなくなります。パンク修理キットも100円で一式そろう時代です。ぜひ、できるようになりましょう。

パンク修理はいろいろなサイトで書かれているので、参考にしてみてください。

カインズ How to | 自転車のパンク修理

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