花粉症の症状が辛いのは、吸っているときじゃない!朝と雨の日のヒミツ。

健康
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今日は天気が悪く、朝から雨がぱらついています。そして、昨日、一昨日から、花粉の症状が出ています。ワンシーズンぶりの花粉の症状は、軽い悪寒があるので、風邪を引いたのか?熱が出るのか?と思ってしまいます。時節柄、熱は出したく無いですからね。

そして、花粉症の症状は、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどです。ひどいときは、顔がカサカサになったり、熱っぽかったりします。とても辛いですね。

そんな花粉症の症状は、朝起きた時が1番ひどい時があります。また、天気の悪い日、または、悪くなる前の日などに、体調が悪くなる時があります。巷では、「家の床に花粉がたくさん落ちている」とか、「朝起きて動き出すと、花粉が舞い上がる」とか言いますが、本当にそうなの?と、疑問に感じてしまいます。 いや、まだ起き上がる前から鼻水ドバッと出るし、 鼻詰まりがひどいと、鼻水がたまっていて、横を向いたときにジャーっとこぼれ落ちるなんてこともあります。

私だけではないと思うのですが、昼間花粉が飛んでいる中、ロードバイクに乗ったり、外にいる時は、それほど花粉の症状は出ません。花粉が目の前を飛んでいるのがわかっているのに、吸っているのに、特にひどい症状は出ません。(たまに目がかゆくなりますが)

それがなぜか、夜になると症状が出てきます。そして、寝て起きた朝が、一番ひどいです。くしゃみ鼻水鼻づまりの総攻撃です。モーニングアタックともいわれています。
また、雨の降る日やその前の日もひどくなります。腰が痛くなったり、頭痛がしたりする人もいます。

原因は何かと聞いてみると、「家の床に降りていた花粉が、朝動くと舞い上がる」とか、「雨上がりは地面に落ちていた花粉が飛んでくる」など、いまいち納得できないことを言う人がいます。どう考えても、晴れた風のある昼間の、杉の林近くの方が、たくさん飛んでますよね。家の中なんか、どんどん入ってくるとも思えませんし、雨が降ったら流されたり、地面の中まで浸み込んだりすると思います。なんかおかしな回答です。

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原因は、よくわかりません

色々調べているのですが、原因が良くわかりません。一番しっくりくるのが、自律神経が関係していることです。

花粉は、毒ではありません。人間が、アレルゲンのたんぱく質を識別して、拒否反応を示しているのです。ですので、花粉が体に入った時に人間が、すぐ示すのかどうかということです。
アナフィラキシショックは、急激に激しい反応に見舞われ、命の危険があります。これはすぐに反応が現れる症状ですが、体内に入った後、身体がどういう状態かで、症状が出るのか、出さないのか、変わってきます。

まず、身体は、ものすごくよく作られていますが、万能ではありません。意外と、単純で、決まったことしかできません。
例えば、痛覚がありますが、痛みは痛いと感じるだけで、つねっても、銃で撃たれても、痛みは痛みです。痛点の少ない内臓とかは、切ってもあまり痛くありません。
それと同じで、人間は活動している時は、そちらに神経が集中しています。働いている、運動している時は、他の方に意識がいきません。軽い発熱ならば、何かやっている方が気になりませんが、じっとしていると、だるさばかり感じます。病は気からとも言います。
(変な話、トイレを我慢していて、いきなり棒でぶん殴られたら、トイレのことは忘れると思います。2ついっぺんに苦しむことは出来ないと思います)

ですので、花粉が体に入っていても、活動している昼間は、身体は花粉にかまっていられません
おそらく、寝起きで体が何もしていない時は、花粉という敵と戦いを始めようとしているのかもしれません。

私が、スポーツなど何もしていない時期は、花粉症に悩まされました。しかし、2年前からロードバイクに乗り始めたところ、花粉症が軽くなりました。はっきり言って、ロードバイクで6時間も走っていたり、最大心拍で心臓が飛び出しそうなくらい漕いだりする方が、つらいです。身体にとっては、花粉よりも体の守る防衛反応が働いているのでしょう。花粉どころではないと思います。
別の人の話でも、サナダムシを体に入れると、花粉症が軽くなると言います。別の敵が現れて、そちらで手いっぱいになるからでしょう。

昔の方が不衛生だったが、強かった

は、衛生面では、今ほどきれいではありませんでした。トイレが水洗ではなかったですし、家は空けっぱなしで砂ぼこりなど入ってくるし、隙間風もありました。井戸水でご飯を作り、消臭剤や殺菌剤もありませんでした。しかし、それが原因で病気になる人や、亡くなる人もいたと思います。ですが、食物アレルギーや花粉症は少なかったと思います。清潔にしすぎて、敵がいなくなったので、花粉や食べ物を敵に見立てて、身体は戦っているのだと思います。(敵を作りたがるのは、人間の性なのでしょうね)

実際、田舎の農家のような暮らしの方が、アレルギーに対して強いという論文もあります指しゃぶりも不衛生なので、強くなるらしいです。
なんでも潔癖というか、完全に敵を排除してしまうのは良くないのでしょう。絶滅させると、次の敵を作るという、悪循環に陥ります

雨の日の症状の強さ

さて、雨の日前後も症状が強いのはなぜでしょう
これは気圧とか、湿度とか、気温の変化が関係しているようです。頭痛や関節痛が良く起こるのもそのせいです。
ですから、雨の日は花粉が空中から降りてくるとか言っている人がいますが、私は、雨の日と雨がやんでしばらくは、マスクをしていません。症状は出ていますが、吸うことはないと思っているので、マスクは取っています。それで、ひどくなったことはありません。

結論は、身体をいじめる

花粉症になってしまうと、治すことは難しいです。
花粉症になる前から、身体をいじめていれば、花粉症になりづらいと思っています。一番健全なのは、スポーツをすることだと思います。まぁ、スポーツ選手にも花粉症の人はたくさんいるので、説得力はありませんが。

それから、衛生的になりすぎないということです。完全に菌を排除することは出来ません。菌は体と共存していますし、菌を殺すことは人間の細胞も殺すことになります。
(話が朝と雨の日から脱線してしまいました。申し訳ございません)

朝や雨の日の体の反応(花粉症の症状が強くなる)は、やむを得ないですね。それを改善する方法は、床にあるはずの無い花粉を毛嫌いしたり、雨で洗われたきれいな空気におびえることでは無いでしょう。もっと堂々と生きることです。(?)

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