一番安上がりに、ズイフトを始めます

アイテム
4.5
(18)

ロードバイク乗りのトレーニングと言えば、ズイフトがかなり有名です。
基本、ロードバイクの室内練習は、固定ローラーや、三本ローラーの練習になりますが、風景も変わらないため、ただ足をひたすら回し続けることは、非常に苦痛です。
このZwiftは、いわゆるバーチャルライドで、自分がローラー台のロードバイクのペダルを回せば、画面の中のアバターが進んで行きます。トレーニングというより、ゲームです。そして、オンラインでつながっている世界中のサイクリストと、同じ世界で、同じコースの上を走ることが出来ます。ただのトレーニングであれば、たくさんの練習相手がいるだけですが、ルールを変えれば、大規模なレースとなり、いつでも緊張感あふれるレースが開催されています。

スポンサーリンク

一番簡単、安上がりなズイフトの始め方

最初は、何を持っていればズイフトが出来るかわかりませんでした。周りにはたくさんズイフトをやっている人がいるので、いろいろ聞いていると、私が今持っている装備で始められることがわかりました。
私が今持っている装備とは、
・固定ローラー
・スピードセンサー(Bluetooth対応)
・スマホ

です。パワーメーター無しです。
固定ローラーは、アマゾンで6000円くらいで購入しました。6段階の負荷調整がついており、リアタイヤのクイックリリースを金属製に交換して固定し、後輪を浮かせてタイヤにローラー部分を押し当てて、負荷をかけます。
スピードセンサーは、ブライトンAero60に付属していたスピードセンサーです。ケイデンスセンサー、心拍センサーANT+ブルートゥース対応なので、パソコンでもスマホでも接続可能です。
ソフトは、パソコン(windows、iOS)でも、スマホ(iphone、android)でもOKです。しかし、ウインドウズとアンドロイド両方試しましたが、パソコンは、アプリが重くて起動が遅く、ブルートゥース接続はするのですが、センサーが反応しない(スピードが上がらない)ので、使えませんでした。スマホであれば、アプリもすぐ立ち上がり、センサー接続も簡単にできたので、こちらでやることにしました。

お試しでやってみた

登録してみた

お試しは、7日間以内に、25kmだけ走れるようです。それを過ぎると、画面にアバターは出てきますが、ローラーを漕いでも、アバターは進みません(スピードが上がりません)
25kmと言えども、10km程度のレースが2回できますし、5kmくらいでも、いろいろ操作を試したり、画面をチェックしたりしていても、30分くらいは楽しめます。

アプリをダウンロードし、ホームページからメールアドレスや名前などを登録すると、アバターを決めて、顔を決めることが出来ます。この辺は、今風なゲームですね。
そして、センサーの接続などが済むと、いよいよコースに出て実走開始です。

この安い構成(必要最低限)ですと、以下のような動作になります。
・スピードに応じて、ワットが変化する
・ワット上限が400W
・3つのセンサー(スピードセンサー、ケイデンスセンサー、ハートレートセンサー)を同時につなぐと、ケイデンスがうまく表示されない

スピードセンサー接続でも、ローラー台のメーカーを選ぶと、負荷に応じたスピードから、大体のワット数が計算されます。機材に左右されますね。私のはノーブランド品なので、一番下のその他を選びました。大体、30km/hで漕ぐと170Wくらいでしょうか。50km/hを超えると400Wになり、画面上は上限が400Wのようで、400W以上にはなりません。足かせですね。まぁ、巡行ではそんなにはでませんが。
スマートローラーやパワーメーターがあれば、そのままワット数が表示されます。
私は、パワーメーターを持っていないので、ウソでも目安のパワーが出るのは面白いですね。始めたころにパワーメーターを使わせてもらったことがありますが、200Wで漕ぎ続けるのも大変だったので、FTPで200Wを超える人は尊敬します。4倍とか、5倍とか、未知の領域です。お試しで出てくるワット数は、大体160Wで、やっとこ続けられる程度です。

センサーはBluetoothだからでしょうか?接続が不安定になります。他の人からのアドバイスでは、ANT+接続の方が安定するようです。Bluetoothは、距離が離れたり、身体で遮られたりすると不安定になりますので、しっかりした接続では、ANT+ドングルがあった方が良いようです。

Amazonで、「ANT+ ドングル」を探す

とりあえず、走ってみた

センサーがうまくつながっていれば、ペダルを回してスピードセンサーが反応し始めると、画面のワット数が上がっていきます。そして、アバターが進みだしました。感動。
のろのろを走っている横を、すごいスピードで他のライダーたちが抜かしていきます。自分の近くのライダーは、右の一覧表に名前と時間間隔、出力の倍数などが表示されています。
他にもいろいろボタンが付いていて、なんか押すとしゃべったりします。いいねとか、疲れたとか言うみたいです。
まだ少ししか走っていないのに、自分のアバターは、ボトルの水を飲みだしました。芸が細かいですね。

とりあえず慣れてきたので(?)、みんなが楽しいと言っていた、レースとか、ミートアップをやってみます。トレーニングは後回しです。
ホームページやズイフトコンパニオンというアプリから、レースを検索すると、近々始まるレースが出てきます。それに出場登録(プラスボタン)を押すと、参加申し込みが出来て、その時間に近づいてからズイフトを立ち上げると、出場しますか?みたいな画面が出てきます。はいを選ぶとスタート位置に連れて行かれます。簡単ですね。

でも簡単でないのが、世のレース。いちおう、出力倍数別のカテゴリーはありますが、混走だったりするので、スタート直後がえげつない。実際のレースも、スタート直後に付いていかないと、あとから追いつくのは至難の業なので、かなり頑張らないといけません。ズイフトもそのようになっていて、スタート前からみんな足を回しています。
最初は、わからず、普通にスタートしたら、あっという間に追い抜かれて、かなりまわりに選手がいなくなりました。それでも頑張ってついていこうとしたのですが、時すでに遅しです。私が良くやる実際のレースと同じですね。かなりリアルに作られています。W
それでも、止まって休んでいると、後ろからも結構来ます。まだ遅い人はいるようなので、そこで適当な塊について行って、しばらく走りました。実際は、レースに出ていない一般の人も一緒に走っているらしいので、その人たちかもしれません。
でも、いきなりレース強度で走る心の準備は出来ておらず、練習会程度で走ろうと思って参加すると、痛い目にあいそうです。ここで、頑張りすぎて、一週間グッタリするのも何なので、早々にリタイヤしました。

最初はスマホで画面が小さく、右側の選手リストの文字なんかはほとんど読めなかったので、次はパソコンでやることにしました。画面が大きくていいですね。アプリのインストール、立ち上げには結構時間がかかりました。Bluetoothの接続はすぐにできたので、またレースに参加してみましたが、スタート直後に全然動かず、一人ポツン状態でした。

みんなスタートして行ったけど、動かず

3回目は完走を目指しました。お試しが残り15kmだったので、11kmのレースに出ました。カテゴリーも一番下です。
スタートダッシュを決めようと、開始10秒前から、ビュンビュン回しました。スタートして、大集団には入っているようですが、全員表示されているのかわからず、前の方ではないと思いますが、ぐちゃぐちゃの中で走っていて、とりあえず大丈夫そうです。
しかし、この強度でずっと走れるはずもなく、ペースも緩まず、1分もするとペースを落とす羽目に。まだまだ周りに人はたくさんいるので、長く走れるペースで走っていました。大体表示で160Wくらいです。サイコンのスピードメーターは30km/hを越えています。ローラー台の一番軽い負荷でやっていますが、こんなスピードで練習したことはありません。ストラバマジックです。

何とか頑張っていましたが、レースの最後の方で、上りが出てきました。今のペースだと、全然スピードが出ていません。スマートローラーではないので、登りと言っても負荷が重くなりません。ローラー台のスピードを上げるしかありません。ちょっと頑張ってスピードを上げると、安物ローラーのせいか、共振してうなりだし、ブオーブオーうるさくて家族に聞こえてしまいます。これはまずいとスピードを落とすと、アバターはのろのろになってしまいます。周りの人たちはどんどん上っていきます。スリップストリームに入りたいのですが、漕ぐとうるさくなるので、ここで終了することにしました。もうのろのろダルダルの走りでクールダウンしています。表示の見方が良くわからず、ゴールが後何kmなのかわかりません。それでも走っていたら、何とかゴール出来ました。順位はよくわかりません。結果を見ても載ってませんね。

そんなこんなで、別の日に接続チェックとか、パソコンでいろいろ試したりしているうちに、残りのお試し距離が無くなりました。ゲームは立ち上がり、アバターも出てくるのですが、ペダルを回しても進みません。
さて、この先続けられるか考えてみました。

続けることにしたのですが、

日課でローラー台をやっている以上、それに無類のゲーム好きな私なので、これをやらないわけにはいかないでしょう。今、初期投資もせずにここまでできたので、月々1500円+消費税ならば、安いもんでしょう。(ただ、クレジットカード払いなので、嫁にばれる)ということで、意を決して課金して続けることに。

そして、お試ししてから一週間たった今、まだ始めていません。いや、始められません。
クレジットカード情報を入れて、画面を進めたのですが、どうしてもエラーが出てしまい、支払いが出来ないのです。
ゲートウエイでエラーが出たとか何とかで、画面が進まないのです。パソコンでログインしたり、スマホでやったり、ブラウザを変えたりしたのですが、うまくいきません。住所を英語にしたり、数字を区切ったりといろいろやりました。ネットで調べると一人だけ同じ症状があったようですが、しばらく置いてやったらできたようです。今コロナウイルスで、室内トレーニングとしてズイフトが流行っているので、制限をかけているのかな?とも思ったのですが、その様子はなさそうです。カードが1枚しかないので、他では試せません。カード止められたか?偽サイトだったか?
カード会社は問題ないと言っていました。今ズイフトに問合せ中です。もう少し、支払できるよう、もがいてみたいと思います。

※(2020.9.22追記) 試してみませんが、3Dセキュア機能の問題かもしれません。カード会社が、本人認証のために追加で行っているセキュリティです。他のカード払いの所でもエラーが出たのですが、カード会社で3Dセキュアを設定したら、いけました。各カード会社のページで設定してみてください。

スマートローラー欲しい

感想ですが、一番簡単安上がりな方法でやってみましたが、対戦、レースが楽しいズイフトなので、やはりスピードセンサーでは、フェアなバトルになりません。スマートローラーがあれば、きちんと楽しめると思います。ヒルクライムで、ローラー台で50km/hでぶん回し続けると、タイヤやチェーンが痛みそうです。そんな体力もないですけどね。
そんなわけで、ローラー台貼っときます。

Amazonで、「ローラー台」を探す

ズイフトのホームページはこちら↓↓↓

Zwift | The Indoor Cycling App for Smart Trainers & Bikes
Zwift is a virtual cycling app that is transforming indoor cycling. Discover training plans, ride with friends from arou...

このブログは役に立ちましたか?

星で評価してね!

平均評価 4.5 / 5. 投票数: 18

投票なし

コメント

  1. Sherpa より:

    質問させていただきます。
    Zwiftのクレジットカード決済についてですが、私も同様にゲートウェイでエラーが出てしまい一向に支払いができない状況です。
    もしご存じでしたら、支払いするときに成功した方法を教えていただけると幸いです。

    • くちびるひよこ より:

      コメントありがとうございます。
      カード会社(楽天)、ズイフトに何度も問い合わせましたが、問題はなく、結局解決しませんでした。
      最後の手段で、PayPalと契約して、ペイパルで始めることができました。

  2. Sherpa より:

    ご回答ありがとうございます。
    そうだったんですね。日を改めてもエラーが出てしまうので、私もPayPalで後ほど試してみます。

  3. 通りすがり より:

    楽天/Masterだと何度やってもゲートウェイでエラーがでて通らず、別ブランドのカード/Visaに変えたらすんなり通りました。その後、支払い方法の変更が可能かどうかトライしてみたんですが、やはり楽天/Masterは通らないようです。

    ご参考まで

  4. くちびるひよこ より:

    ありがとうございます。
    うちのは、楽天/VISAですね。JCBは扱ってないみたいですね。
    別にのカードを持っていなかったので、諦めました。

タイトルとURLをコピーしました