BMC teammachine SLR02 TWO アルテグラ 2020年モデルを、紹介します。

パーツ
4.9
(19)

BMC チームマシーン SLR02 TWO を入手しました。
まだ、入手して間もないですが、マシンの紹介をしたいと思います。

私所有の2代目であり、ロードバイク歴3年目なので、経験豊富な意見は言えませんが、素直に感じたこと、感想をまとめて、インプレッションしたいと思います。

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特徴

BMC自体がヒルクライムなどの上りが強いイメージがあり、非常に軽量にかつ、高剛性に仕上がっています。(弱虫ペダルの小野田坂道君が使っていますね)
カタログに、完成車の重量は書かれていません。私も、最初にホイールをシャマルウルトラ、チューブのみR’AIRに交換したため、本当の完成車の重量は分かりませんが、この状態で体重計で7.6kgくらいでした。アルミフレームのFELTよりは、1.5kgほど軽くなっています。

剛性も高く、その太いダウンチューブBB周りは、絶対にたわまないぞという安心感を与えてくれます。

フレーム

フレームデザインの特徴として、BMC発祥ともいわれる、チェーンステイ、シートステイが小さい三角になっており、トップチューブとシートステイの取り付け部に落差がついています。

それを補うかのように、シートチューブとトップチューブの連結部に小さい三角の名残があります。(もともとは、中抜きされていた)

BMCの中でもデザインに特徴が与えられており、まず太いダウンチューブは、断面が丸ではなく、六角形の角の付いた形状になっています。

シートチューブは、後端を切り落とした、D型の断面をしており、シートポストも同様の形状になっています。
この辺りを含めて、空力は、エアロほどではないですが、かなり考慮されていると思います。(剛性を犠牲にしない範囲での、エアロ設計かなと思います)

チェーンステイですが、コンポ側が、チェーンリングを避けているせいか、上から見て薄くなっている代わりに、高さ方向が長くなっています。逆側は、チェーンリング側に比べて、正方形に近い形になっています。

リムブレーキである為、フォークやシートステイは左右対称だと思います。
この横から見て、ヘッドチューブと同じ角度でまっすぐ伸びるフォークは、とても美しいですね。

グラフィックですが、色は赤のマットです。赤と言っても濃い、暗めの赤です。しかし、太陽の光を浴びると、かなり明るいBMCレッドに近い赤になります。曇天では、暗めの赤になるので、天気により印象が変わります。とても気に入っています。

トップチューブ、ヘッドチューブ付近が、あずき色に近い濃い赤のツートンになっていて、これも美しいデザインです。人が乗車すると、これが影のような働きをして、立体感が増すような、そんなギミックも感じられます。

更にトップチューブ上面は、黒からグレーの幾何学模様になっており、上から見て右側に、オレンジのラインが入っています。FELTのオレンジによく似ています。

BMCのメーカーロゴですが、ぶっといダウンチューブ両側に、目いっぱい大きく入っているのと、ヘッドチューブ正面とシートチューブ後ろ面に、縦に入っています。また、シートポスト、ステム、ハンドルの黒の中に、つやあり黒で書かれています。
TEAMMACHINEは、シートステイの反駆動側に、SLR02は、トップチューブ上面に書かれています。

パーツ

特徴的なパーツは、シートポストでしょうか。珍しくはありませんが、D型の断面になっています。固定方法は、下からねじを回して、テーパの付いた部品を締めあげると動かなくなります。上から体重がかかると、締まる方向に食い込むので、理屈に合っています。一般的なシートポストは付かなくなるかもしれません。

ステムは丸断面ではなく、四角っぽいですが、ハンドルや軸を締めるところは、普通の丸ですので、交換が可能です。
-8度の110mmです。

サドルは、フィジーク(Fizik Antares R7 Manganese)で、フィジークらしい形ですが、それほど長くはなく、上面は丸くカーブを描いています。滑り止めなのか、座骨の両側がバックスキンのような生地ですが、触り心地がとても良いです。ポジションはばっちりではありませんが、おさまりも良く、痛みもありません。

ブレーキは、ダイレクトマウントです。フレームの1つ穴でとめているのではなく、2つ穴でとめています。私は、ブレーキのパーツが一つ減るので、軽量かつたわみが少ない?と思っているのですが、どうでしょうか?これの調整は、ちょっと勉強します。

また、ステムの前方には、GOPROなどのカメラマウントが直付け出来るようになっています。私には関係ありませんが。

ホイールはちょっとよくわからないのですが、Shimano RS-300が付いていました。性能的にわからないので、これは処分してしまいました。シャマルウルトラで十分です。ロングライドはゾンダの方がいいかもしれませんが、この2本で十分です。

タイヤは、Vittoria Rubino, 25mmが付いています。タイヤ軽量命なので、パナレーサーのジラーに替えています。練習用には使っていきたいと思います。

ダイレクトマウントで、フレーム2カ所止め

コンポーネント

コンポは、アルテグラです。フルアルテグラだと思います。これで速くなるわけではないのですが、今までのSORAより2段多く、シフトチェンジもクイック感があります。
フロントは、52-36で、今までの50-36から、アウターが2つ増えています。リアは、11-30で、今までの11-28より、ロー側が軽くなっています。上りは楽になりそうです。
クランクが172.5で、今までの170より、2.5mm長くなっています。これがどう影響するのか、見極めなければなりません。(簡単に替えられるものではありませんが)力は軽くなりますが、動きが大きくなるので、膝や腰の関節に負担がかかるかもしれません。

ブレーキシューは、シマノ純正らしいのですが、効きが良い代わりに、リムを削るらしいので、もう少し柔らかいものに替えた方が良いと言われました。確かに、削っているような音が聞こえます。

今後

パーツに関しては、アルテグラ、ホイール・タイヤはもうこれで十分です。ブレーキシューは替えるかもしれません。
サドルは、ASTVTE(アスチュート)SKYLITE VT 3.0 i-PROFを持っているので、こちらを付けるか悩んでしますが、フィジークが滑りづらくて納まりがいいです。しばらく乗ってみて、どっちにするか考えます。
あとは、ステム、ハンドルがカーボンではないようです。あまりこだわりはないのですが、軽くするのか、ステムの長さは良いのか?など、これからゆっくり考えてみたいと思います。

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