2023年、富士ヒルクライムに出場しました。ブロンズトレインに乗った結果は?

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富士ヒルに参加しました。ロードバイクで登る、日本一のヒルクライム大会です。
今年で2回目ですが、去年のタイムが1時間34分弱で、ブロンズまでもう一歩。練習すれば1年後にブロンズが取れるんちゃう?という過信を持って臨みました。さて結果はいかに!

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レース当日の朝は、順調そのもの

大会当日は最高の晴天になりました。そうなると、あとは計画通り準備するだけです。朝は4時15分頃起き、5時20分にはみんなで泊まったバンガローを出発しました。駐車場に着いて、地元のメンバーと合流し、ウォーミングアップもかねて、5kmほど自走で会場へ向かいました。
前々日は台風が梅雨前線を刺激し、近畿から関東にかけてかなりの大雨で、一時はどうなるかと思いました。しかし前日からすっかり晴れて、地元メンバーも、こんないい天気はめったにないと言っており、富士山が一番きれいに見える場所で写真なんかを撮ってリラックスしていました。

会場へは順調すぎて、6時15分ごろ到着しました。まだオープニングセレモニーもやっており、選抜もスタートしていませんでした。順調すぎたので、早めに出発してもいいかなと考え始めました。
そして今年の作戦として、ブロンズを取るべく、ブロンズのペーサーに付いていこうと考えていました。プロがブロンズのペースで引いてくれるようです。集合場所を聞いて行ってみると、何人かは集まっており、プロは大きい風船を付けて走るので、少し離れてもよくわかります。第3ウェーブがスタートしたころに行ってみると、第3ウェーブのペーサーがまだいました。どうやら、第3ウェーブがスタートして、空いてきたころ出発するようです。わざわざ1時間待って第5ウェーブのペーサーを待つよりも、準備が出来てしまっているので、行ってしまおうと、U氏と決めました。

ブロンズトレインでいきなり渋滞

ちょっと早いですが、いざ出発。緊張しながらスタートすると、いきなり渋滞で止まってしまいました。どうやらスタート計測地点までは混んでいるようです。みんな慎重にスタートしようとしているのでしょうか?公園を出て最初の交差点を右に曲がるあたりから止まっていて、自転車を押して進んでいるようです。
ブロンズペース集団は、スタート後に渋滞していると困るので、いったん空くのを待つことにしました。しかし前が進んでいるのに、そのあたりにいる人はみんな止まってしまいました。実は、ブロンズペーサーと一緒に行こうとしている人はたくさんいるようです。集合地点には20人くらいしか集まっていなかったのですが、その場にいたのは100人くらいになりました。誰も進まなく前が空いてきたので、ペーサーは進みだしました。そのあとを100人くらいの集団が進み始めました。スタート手前の交差点を左折すると、いよいよレースペースになりました。ここからは渋滞している感じはなく、いつも通りに走り出しました。スタート地点を通過するタイミングでサイコンのラップボタンを押していざ計測開始です。

ブロンズって余裕じゃね?

私とU氏はペーサーの8人くらい後ろにいました。小刻みに傾斜やペースがアップダウンするため、付いたり離れたりを繰り返し、一定のペースで走るのは結構大変でした。おそらく100人の後ろの方は、ペースメイクできていないと思います。料金所を過ぎて進みます。このあたりの斜度は、富士ヒルの中ではきつい方なので、ペーサーはかなりゆっくり進んでいます。パワーも150Wくらいだったので、このペースなら余裕だねとU氏と話をしていました。最初はゆっくり入るのがセオリーですが、だんだんペースが速くなって、心拍も結構上昇しています。だいぶ前に付いてくのが大変になり、集団も縦長になってきたと思います。1合目下駐車場あたりから斜度が緩んできますが、そのあたりから一気にペースが上がりました。パワーも200Wを超えて、しばらく付いていきましたが、前と少し離れてしまいました。そのすきについていきたい人が後ろから上がってきました。しかし見た感じでは、ペーサーに付いて行けたのは10人くらいのような感じでした。やっぱりブロンズの実力が無いと付いていくのは難しいようです。あわよくばブロンズという人が多かったのでしょう。(私も含む)ほとんどの人はペーサーから離れていつもの通り。U氏も私より早くちぎれて、後方へ下がってしまいました。私の粘りもここまでとあきらめて自分のペースに戻しました。

一人旅ながらも、みんなと走る一体感

足は使ってしまったらしく、かなり疲弊しています。試走では腰が爆発したので、腹筋を使うようにして腰を大事にするフォームで出来るだけ頑張りました。完全にばてることなく、力は出せる状況で走っていました。今回は、トップチューブにタイムテーブルを貼っておきましたが、5km単位では遅れたときに修正が効かなくなると考え、1kmごとのタイムを貼っておきました。しかし、行数が多いため、数字が小さくて見づらいのが失敗でした。
ペーサーに付いている間は、タイムテーブルよりも早い感じで走れていたのですが、ちぎれてからはどんどん遅くなっていきました。わかってはいましたが、実力が伴っていなかったのでしょう。5㎞、10kmと進むうち、1分、2分と遅れだしました。ここで修正するにも、そのパワーがありません。やはり、計算通りにはいかないようです。15㎞あたりで3分も離れてくると、あきらめが付きました。

17kmくらいを走っていると、後ろからU氏が追い付いてきました。なんとも走りにムラのある人です。と思ったのですが、実は私が最初ペースが速く、中バテしていたようです。しばらくは一緒に、前後で走っていました。時々後ろから速いトレインが抜いていきました。私はとても付いては行けませんが、U氏はところどころで付いていき、そのうち先の方へ行ってしまいました。そして10分差くらいでスタートしたチームメイトが次々と抜かしていきました。私たちが先に出発したのを知らなかったようで、びっくりしていたようです。他にも知り合いを抜かしたり、有名人を見たりと、充実の富士ヒルを満喫しました。

終盤のペースアップ

やがて終盤に差し掛かり、斜度が平たんに近くなるところまで来ました。足腰は少し痛い程度ですが、力はあまり残っておらず、振り絞る形で平坦を加速しました。前に人がいたので、しっかりついていきましたが、前の人は半分くらいで力尽き、私が前に出る形で平坦の後半をこなしました。そしてラストの坂を駆け上ります。いつもなら残りの力でダンシングで駆け上がるのですが、いつもより残っておらず、周りと同じ感じでゴールしました。タイムはかなり遅れていたのはわかっていたので、走りきるだけでした。

タイムは1時間36分以上。去年より悪いタイムには、非常にがっかりしました。去年よりパワーは上がっており、体重も去年と同じかそれ以下くらいにはなっていたと思ったからです。

ゴール後の安堵感

5合目では、ゴールした人たちがたくさんいます。どんどんゴールしてきますが、下山も進んでいますので、あふれることはないと思います。今日の日付の入った写真スポットなどは行列です。富士山メロンパンを買って食べる人もいます。私たちは一応写真なども撮り、知り合いとしゃべったりして、30分くらいはいたと思います。天気は良いですが、さすがにずっといると体は冷えてしまいます。それでも、半そでジャージの上にウインドブレーカーを着ただけで、なんとかなりました。
下山は24㎞をとにかく安全に下りますが、30分はかかりますので体、特に首やブレーキを握る握力は疲れます。無事に下山すると、会場では吉田うどんがふるまわれました。下山中は寒かったですが、会場は温かく日差しも強く、さらに温かい吉田うどんもおいしく食べられました。
この後、ダイエットのあとの解放感から、焼肉食べ放題に行きました。この時ばかりはたくさん食べました。お腹いっぱい食べたはずなのに、そのあと3時間もすると、またお腹が減ってきました。とはいえ、体の疲れやたくさん食べた後で、体が何を食べていいのかわからず、ワッフル4個入りを食べ、家に着いたのが20:30ころで、夕飯はカレーを食べました。やっぱり体は欲しているようです。

走りについての考察

今回は目標のブロンズに届かず、自己ベストも更新できませんでした。ブロンズは実力的には厳しいと思っていましたが、自己記録から2分以上遅れたのはショックです。天気は問題ないと思います。タイムは出やすかったかはわかりませんが、風はあまり吹いておらず、人の後ろに付いたり、エアロフォームをとったりと、トレインに乗れなかった影響は少なかったと思います。

FTPは去年より10W程度は上がったと思うのですが、長時間出すことは出来ていないかもしれません。体重は去年並みですが、筋力は少しアップしたと思います。ではなぜ遅くなったか?

考えられることは、富士ヒルに特化したトレーニングが出来ていなかったということかもしれません。皆さんは強くなればどのレースでも速くなっているとは思います。しかし、筋力アップすると、ロングライドに弱くなったり、逆にロングライドばかりしていると、瞬発力が下がってくると思います。
私にそんな顕著な差が出るかは不明ですが、私のトレーニングは、筋力アップを中心にしてしまいました。ヒルクライムでは、8%を超える斜度の山ばかり行っていたり、コンパクトクランクにしてケイデンスを上げて激坂に対応できるようにしていました。おかげでハルヒルでは、タイムが1分半縮まりました。ハルヒルは序盤は8%と緩い斜度の繰り返しで、中盤は8%平均の斜度が多めになり、終盤は10%前後の激坂になります。これに対応するには筋力アップです。

FTPはそれほど計測していませんが、1時間程度であれば、いままで170~180W平均で出していましたが、190W程度まで出せるようになりました。顕著に表れたのは短時間のパワーアップです。20分程度であれば210W~220Wは出るようになりました。無酸素領域をうまく織り交ぜながら、有酸素VO2MAXが上がったものと思われます。ただし、1時間以上となると、あまり変わっていないような気もしていました。FTPが210W出るのは、ランプテストや20分からの計算です。実際レースなどに出ると、去年も1時間なら190Wは出ていました。今でも1時間走ると、200Wは出ません。年齢もありますが、腰や心肺が持たずに、1時間は実際出せないのだと思います。

要するに、筋力アップに特化して、富士ヒルのような、4~6%の斜度が長く続くしかも1時間半もあると、燃費が悪くなり、大パワーは関係なくなり、長く速い脚力が必要になるのかなと思いました。
さらに、今回はペーサーに付いて行ってしまいました。これに付いていかなければ、ブロンズは取れないと思い、しばらく頑張ってしまって、序盤がオーバーペースになってしまったような気がします。実際にタイムを見ると、ペーサーに付いていった3㎞までは去年より速いペースで、そこから19㎞までが遅くなり、19㎞からゴールまでは去年を上回るタイムになっています。おそらく最初に足を使い、中盤はばてて思うようにペースが上がらなくなり、終盤回復してそれなりに踏めたのではないか?と思います。

次があるかはわかりませんが、無い足を使ってブロンズを取るのであれば、富士ヒルの斜度で1時間半出せるトレーニングが必要だと思いました。
何にせよ、富士ヒルは1年の成果を試す場所でもあり、試走も含めて同じ境遇のみなさんと交流を深めたりできるので、出場する価値は十分にあると思います。悔しいながらも、楽しい富士ヒルでした。

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