ストラバの良いところを言ってみる。サブスクしてまでも使い続けるその理由

トレーニング
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ストラバとは、ロードバイク乗りであれば、誰でも知っているかと思います。自分が走った記録を保存し、他の人の走っていたデータも見れる、ロードバイク界を代表するSNSです。
それだけではなく、トレーニングに関しても利点が多く、過去の自分の記録や他人との中での順位などを見て、実力などを判断するのに適しています。

ただ、私が最も利用しているセグメントの順位など、特徴的な機能がほとんどサブスクリプション(有料)化されてしまいました。
私はゲームなど、ほとんど課金せず無料で遊ぶのがモットーなのですが、このストラバはお金を払って使っています。
私がお金を払ってまで使う理由を含めて、ストラバの特徴や良いところなど、感想を書いてみました。以下の機能は無料では使えないものが多いのですが、それでも使いたいと思わせる機能が、多いことがわかります。

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セグメント

このためにストラバ使っていると言っても過言ではありません。
長い信号のない区間や、坂の下から頂上までなど、タイムを計りやすいところを区間として登録すれば、そこを通った人のタイムを集計して、順位を付けてくれます。(自分でも区間作成できます)
これをやると、自分の順位がわかり、周りの人と比べて、自分がどのくらいのレベルなのかが一目瞭然です。

当然、まじめに走っている人や、休憩しながら通過する人もいるので、全員がベストタイムを登録しているわけではありません。そのため、近所で何度でもタイムアタックをしたり、ベストを目指して環境を整えれば、高確率で上位に入れる場所も多々あります。それもモチベーションの一つでしょう。特に平たんでは風の影響を受けやすく、追い風突風の日は、かなりのタイムが出ますが、風のない日や向かい風でベストを出すことは、ほぼ不可能になります。
その代わり、ヒルクライムなどは、風の影響が少ないため、順位の正確性も高く、目標や目安として、利用することが簡単です。

風の影響は、日によって違いますので、向かい風の日などは、本日の順位に絞ってみることが可能です。朝と晩で風向きが変わったりもしますが、全体よりも自分の努力の結果が見えやすくなります。また、フォローしている人のタイムも見れるので、相手の実力を探るにもうってつけです。逆に言えば、自分の実力も丸裸にされます。

自分の過去の記録も時系列で表示されるので、成長の過程を見たり、過去の自分と闘うことも出来ます。だんだんベストが出なくなると思いますが、たまに更新したり、ベストに近づくことで、自分の調子をはかったりできます。

また、セグメントは拡大して分析することで、自分の長所や弱点が見えます。前半速かったのに、後半垂れてきたとか、上り速いけど、平坦はパワーが落ちているなど、その区間をより細かく見たり、他人と比較したりすると、より詳しくわかります。
分析することで、前半ペースを抑えた方がトータルで速いとか、この区間はもっとタイムが出せるなど、攻略法を考える事が出来ます。私はそれを見るためにやっているようなものです。

メジャーなところから、マイナーなところまで

グローバルヒートマップ

みんなが通った道が青色で表示されます。たくさん走っている人がいれば、青色が濃くなります。
どんな使い方が出来るかというと、まずは、自転車で通れる道が表示されます。要するに、自動車専用道路や、通行止めで通れない道は青くなっていないので、行けるか、行けないかがわかります。

例えば、道に迷ったり、工事中で迂回しなければならないときにこれを見ると、進める道がわかります。路地や、あぜ道が現れて、進んでいいか迷ったときは、これを使ってみんなが通っていることがわかれば、進んでいいことになります。
都会では、立体交差やサイクリングロードの迂回などが結構あり、自転車が通れなかったりするので、すごく重宝します。自動車が走りやすいルートになってしまうグーグルマップよりも、優れていると感じます。

自分が通った道のヒートマップもあり、今までどこを走ったかが地図でわかり、良く通る道は濃くなります。
最近は3D表示や、みんなが良くスタートに使う地点やコンビニが表示されます。

サイクリングロードは、たくさん通ってます

ルート作成機能

ヒートマップを使って、最適なルートを考えてくれます。
先ほども触れたように、自転車乗りが良く通る(通れる)道を選んで引いてくれるので、自転車が走りやすく、人気のある道で走れるということです。

交通量が多くて信号が多い道よりも、地元の人なら知っているような、一本隣で多少狭くても車があまり通らない道が選ばれやすくなります。立体交差などで自転車は迂回する場合も案内してくれます。国道よりも、サイクリングロードを優先して引いてくれます。

山好きであれば、獲得標高を優先するルートもひいてくれて、みんながヒルクライムしている方に案内してくれます。知らない土地で、走る道を探すときは非常に便利です。
おまけで付いている、距離を入力すると、その距離で帰ってくるルートを引いてくれますが、これはあまり使えません。

使い方は非常に簡単で、パソコンなら、通過点をクリックすればよく、スマホなら、だいたい走りたいコースを指でなぞれば、最適に修正してくれます。
下のマップは、彩湖から榎本牧場のルートです。最近できた道は通過数が少ないので選んでくれませんが、わかりづらい狭いサイクリングロードでも、きちんと選んでいます。

フィットネス&フレッシュネス

PMCのような、自分の練習による調子や疲労を数値で見ることが出来ます。
連続して練習すると、技術面では上昇していきます。しかし同時に、疲労がどんどん蓄積されているのがわかります。

長期的に見ることが出来、適度な間隔で練習すれば徐々にパフォーマンスが上がっていきます。急激に練習すると、トレーニング効果は出ますが、疲労と相殺されてしまいます。

一見よくわからないのですが、パフォーマンスを上げつつ、レース前などは疲労を抜いてフレッシュな状態で出られるように調整することに使えます。

個人的に思うには、ロードバイクだけやっている分にはいいのですが、仕事や他の疲労は含まれないため、忙しくて練習が出来ないと休んでいることになり、疲労は減っていきます。しかし、実際は疲れているわけです。
忙しくて練習していないと、残酷ですが、どんどん調子が下がります。(それが現実です)

下の図は、ハルヒル前の調子ですが、フィットネス86でトレーニングの積み重ねが効いてきています。(途中のオレンジの丸は、3時間エンデューロで、高強度で走り続けたところです)
疲労は115ですが、どこまで下げて良いのかわかりませんが、50以下くらいにすれば、レースではよいのかな?と思います。
これは個人差があるので、レースにたくさん出る人は、本番に力が出たとか出なかったとかを分析して、レース前にどこまで減らすかの指標にするのだと思います。

アクティビティ

自分の走った記録ですが、普通に保存してくれます。
ルートはもちろん、時間、距離、獲得標高、パワーのほか、ベストラップが出たとか、誰と一緒に行ったとか、写真とかも載せられます。ブライトンのアプリも、自分の走った記録を保存出来ますが、非常に不安定であり、使えません。ストラバをメインアプリにするしかありません。

1つ不満な点は、パソコンで見るのと、スマホで見るのでは、データの表示量が全然違うことです。
スマホではセグメントは全部表示されず、フィットネス&フレッシュネスもフィットネスしか表示されず、過去の集計データはほとんど表示されず、その他もろもろ、省略されています。
スマホで見る方が全然楽であり、パソコンを開くのが億劫な私には、ちょっと不便です。

ガーミンを使っている方は、アプリが優秀であるという噂を聞きますが、サイクルコンピューターがブライトンである以上、ストラバを使い続けることになるでしょう。(ストラバが終わったら、私のデータはすべて消えます)

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