ロードバイクのタイヤの転がり抵抗に付いて調べていたところ、各メーカー、モデルの転がり抵抗の試験結果が載っていたので、紹介します。
かなりの種類のタイヤの試験データなので、とても参考になります。
↓↓↓英語のサイトですが、翻訳すればすんなり読めます
ブランド | モデル | ワット |
ヴィットーリア | Corsa Speed G + 2.0(TLR) | 7.0 W |
シュワルベ | Pro One TT TLE Addix | 7.5 W |
コンチネンタル | グランプリ5000TL | 8.3 W |
ミシュラン | パワータイムトライアル | 8.6 W |
ヴィットーリア | コルサスピード (tubular) | 9.1 W |
スペシャライズド | Turbo RapidAir 2Bliss Ready | 9.7 W |
コンチネンタル | グランプリTT | 9.9 W |
コンチネンタル | グランプリ5000 | 10.0 W |
ミシュラン | パワーロードTLR | 10.1 W |
ハッチンソン | Fusion 5 Galactik TL | 10.1 W |
スペシャライズド | ターボコットン | 10.1 W |
ピレリ | PゼロベロTT | 10.2 W |
コンチネンタル | グランプリスーパーソニック | 10.2 W |
シュワルベ | Pro One TLE Addix | 10.2 W |
ピレリ | PゼロベロレースTLRSL | 10.3 W |
ミシュラン | パワーコンペティション | 10.9 W |
コンチネンタル | グランプリフォースII | 11.0 W |
Enve | SESロードタイヤチューブレス | 11.4 W |
ボントレガー | R4 320 | 11.5 W |
Zipp | タンジェントスピード | 11.6 W |
マヴィック | Yksion ProUSTチューブレス | 11.7 W |
ピレリ | PゼロベロレースTLR | 11.7 W |
コンチネンタル | グランプリアタックII | 11.7 W |
ヴィットーリア | ルビーノプロスピード | 11.9 W |
オオカミの群れ | ロード・レース | 12.1 W |
ヴィットーリア | Corsa G + 2.0 TLR | 12.2 W |
ヴィットーリア | コルサG +(tubular) | 12.3 W |
ミシュラン | パワーロード | 12.4 W |
ピレリ | Pゼロベロ | 12.5 W |
ヴィットーリア | Corsa Control G + 2.0 TLR | 12.6 W |
シュワルベ | Pro One(チューブタイプ)Addix | 12.8 W |
ヴィットーリア | コルサエリート (tubular) | 12.9 W |
ヴィットーリア | Corsa G + 2.0(オープン) | 13.0 W |
ハッチンソン | Fusion5パフォーマンスTL | 13.1 W |
マキシス | パドローネチューブレスレディ | 13.1 W |
マキシス | ハイロード | 13.2 W |
チャレンジ | ストラーダプロ | 13.4 W |
Veloflex | コルサ | 13.4 W |
スペシャライズド | S-Works Turbo | 13.4 W |
パナレーサー | レースLEvo 3 | 13.9 W |
グッドイヤー | イーグルF1チューブレス | 13.9 W |
コンチネンタル | グランプリ | 14.0 W |
コンチネンタル | ウルトラスポーツIII | 14.1 W |
ヴィットーリア | Corsa Control G + 2.0(オープン) | 14.1 W |
ミシュラン | Pro 4 Endurance v2 | 14.2 W |
コンチネンタル | Competition (tubular) | 14.2 W |
ハッチンソン | フュージョン5オールシーズンTL | 14.3 W |
ミシュラン | パワーエンデュランス | 14.5 W |
ピレリ | Pゼロベロ4S | 14.7 W |
ミシュラン | プロ4サービスコース | 14.9 W |
マヴィック | Yksionエリート | 15.0 W |
ヴィットーリア | Zaffiro Pro G + 2.0 | 15.2 W |
ヴィットーリア | Rubino Pro G + 2.0 | 15.2 W |
Zipp | タンジェントコース | 15.3 W |
ミシュラン | クリリオン2エンデュランス | 15.4 W |
シュワルベ | One Performance Addix | 15.4 W |
ピレリ | Cinturato Velo TLR | 15.6 W |
シュワルベ | One TLE Performance Addix | 15.8 W |
ミシュラン | リシオン2 | 15.9 W |
シュワルベ | Pro One HT (tubular) | 16.1 W |
パナレーサー | レースAEvo 3 | 16.4 W |
シュワルベ | デュラノプラスアディックス | 16.4 W |
ヴィットーリア | ルビーノプロコントロール | 16.9 W |
クレメント | ストラーダLGG | 16.9 W |
コンチネンタル | グランプリ4シーズン | 17.2 W |
ミシュラン | ダイナミックスポーツ | 17.3 W |
パナレーサー | レースDEvo 3 | 17.4 W |
シュワルベ | デュラノ | 18.0 W |
シュワルベ | ルガーノII | 18.0 W |
ブレデシュタイン | FortezzaSenso全天候型 | 18.0 W |
コンチネンタル | ゲイタースキン | 19.3 W |
コンチネンタル | ゲイターハードシェル | 19.5 W |
シュワルベ | デュラノDDアディックス | 19.5 W |
ミシュラン | パワーオールシーズン | 21.3 W |
マキシス | Re-Fuse | 22.6 W |
ワット数が転がり抵抗なので、少ない方が良く転がるということです。
空気圧は公平にするために120PSIに統一されています。規定以外のものもあり、現実的な空気圧より高い数値です。
同じタイヤで空気圧を上げれば上げるほど、やはり転がり抵抗が下がります。
他にも、耐パンク試験も行っており、タイヤ選びの参考になると思います。
私が今まで使用したことのある、
・ピレリ― ヴェロ 4S
・パナレーサー ジラー
等もありますが、めちゃくちゃいいわけではありません。やはり、トータルバランスもあるのでしょう。
ジラーやIRCは載っていませんが、他の有名なコルサ、ビットリア、コンチネンタル、シュワルベなどは載っているので、参考になると思います。
なぜ、このサイトにたどり着いたかというと、転がり抵抗について調べていたのですが、メーカーのカタログにそのような数値は書かれていません。星マークの数の多さなど、イメージでしかありません。
どうせないのだろうと思っていたところ、たまたま引用しているサイトがありましたので、見つけることが出来ました。
やはり、タイムトライアル系のタイヤが、転がり抵抗が少ないですね。
タイヤの転がり抵抗が低い方がスピードが出ることになりますが、他に弊害が出てきます。
例えば、路面との摩擦が減るので、コーナリングがどうなるか?です。
次に、タイヤの変形が少ない方が抵抗が少ないため、重量が重いものがあります。ヒルクライムやアップダウン、加速で不利になります。
耐パンク性も気にしなければなりません。
タイムトライアルやトライアスロンでは、転がり優先が良いかもしれませんが、使う目的に合わせて選びましょう。
ただ、この試験の大きな欠点というか、実際の使用との違いは、平らな路面を想定していることです。
普通に走るコースは、結構凸凹があります。そうすると、空気圧が高ければよいという結果が変わってきます。
今、転がり抵抗と空気圧の関係を考えているところです。
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