汗冷えの仕組みと対策

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「このサイクルジャケットは、寒さを防ぎ、汗を蒸発させるので、冬でも汗冷えせず快適です」といううたい文句の高級サイクルウェアがありますが、私は買えないので本当のことは分かりません。

しかし、普通に乗っている分には、ここまで必要ないかと思います。なにせ、冬は汗をかきづらく、短時間であれば汗をかいても汗冷えすることはありません。要するに、乗っている時の行動で、対策することが出来るからです。

こういう高級ジャケットが必要なのは、ブルべなどの過酷なライド(自分の決められたエネルギーで、どこまで距離を伸ばせるか)であれば、わずかな空気抵抗、体感温度、不快感などが影響し、走り切れないこともあるのでしょう。
現に、ブルべをやっている人のブログでは、着るものへのこだわりが半端ありません。

今回は、1~2時間のトレーニングや、ロングライドなどで、冬の汗冷え対策を考えたいと思います。

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汗冷えの仕組みは?

汗冷えの原因は二つあります。

・汗をかいてしまうこと
・かいた汗を冷やしてしまうこと

です。

汗をかいてしまうこと

寒い日にのんびり漕いでいれば、汗はかきません。がんばって漕いでしまうと、汗をかいてしまいます。上り坂なんかは、どうしても力が入ってしまうのでやむを得ないでしょう。
逆を言えば、汗をかかなければ、汗冷えはありません。

かいた汗を冷やしてしまうこと

汗をかいている時は、身体が温まっていますが、汗をかくのをやめる(力を入れるのをやめる、漕ぐのをやめる)と、身体が冷えてきます。その時、汗が外気の温度に触れてしまうと、水分が冷えてしまいます。

対策方法は?

原因がわかれば、対策です。それぞれの原因に対する解決方法ですが、
・汗をかかないように、体温の調整をする
・かいた汗を素早く肌から離し、蒸発させる
・かいた汗を外気の温度に触れさせない

となります。

汗をかかないように、体温の調整をする

汗をかかないようにすることが大切です。特にトレーニングでなく、ポタリングやロングライドでは、熱くならないように、寒すぎないようにするべきです。

まず、強度に気を付けます。
出来る限り、頑張らないように走りましょう。汗ばんできたなと思ったら、ペースを落としましょう。逆に寒い時は、頑張って漕ぎましょう。

体温を調整する方法は、着るものの調整も必要です。汗をかきそうなことがわかっていたり、登りで強度が上がりそうなときは、1枚脱いでも良いでしょう。
体温を衣類で調整できれば、汗をかきづらく出来ます。
脱がなくても、腕をまくったり、襟元を開けたりして冷たい空気に触れると、あっという間に体温が下がります。やりすぎに注意です。

かいた汗を素早く肌から離し、蒸発させる

わずかな汗のうちに、乾かしましょう。速乾性があり、裏起毛もあるインナーが良いと思います。かいた汗は体から離れ、生地の外側で気化します。外側に防水加工のジャケットを着ていると、乾きづらいので、少し襟元を開けて、空気を入れても良いですが、冷えすぎない程度です。防水は温かいのですが、汗冷えと表裏一体です。

かいた汗を外気の温度に触れさせない

汗をかいてしまっても、かいた汗が外気の温度に触れなければ冷えません
綿の下着やTシャツでは、汗でベトベトで気持ち悪いので、専用のインナーを着た方が良いです。その汗は蒸発させず、アウターなどで外気温に触れないようにすれば、汗は冷えません。
空気より、水の方が、冷えずらいため、ある程度は体は冷えなくて済みますが、いずれは冷えてしまうので、1時間とか短時間で撤収しなければならないでしょう。

本当に寒さが苦手であれば、アウターは空気抵抗など無視して、ジャンバーやダウンジャケットでもよいと思います。所詮、身体が寒さで強張れば、まともに漕ぐこともハンドル操作もおぼつかなくなります。もこもこに着て、手袋もスキー用、靴もスノーブーツなど、極寒対策がベストです。

冬は、身体は汗をかきますが、手足は冷たくなるという、難しい状況になります。ある意味、手足の先まで、血流を維持するのは、諦めとなります。最悪、凍傷になりますので、そういう日は、乗らない方が得策です。私は、最高気温が5℃を切る日は出かけません。風の強い日も体感温度を下げてしまうので、やめる人が多いです。
逆に今年は暖冬なので、厚着をして出かけると、汗ばむこともあり、また朝夕は冷え込むので、汗冷えの危険があります。

インナー、アウターの選び方

ウェアの機能は、下の図のようになります。
インナーは肌から水分を離す。
ジャケットは空気の層を作って保温する
ウインドブレーカーで、外気の侵入を防ぐです。

この時のポイントは、肌に密着した方が良いということです。もこもこのダボダボはあったかそうに見えますが、隙間が多く、動くと隙間の空気が出たり入ったりするため、冷気も入ってきてしまいます。加圧下着(私は血流が悪くなるので苦手ですが)のように密着性の高いものが良いでしょう。

汗は体を冷やすためにかくものです。ですので、かいた汗が蒸発すると、気化熱で体は冷やされます。インナーは、いったん体から汗を離すので、冷たさを遠ざけることになります。
ヒートテックなどは逆に水蒸気を水に戻すことで、熱を発生させています。

アウターは、雨などを通さず、身体の水分(水蒸気)を外に出すことが求められます。
機能に透湿性というものを選ぶと良いです。通気性では、冷たい空気も入ってきてしまいます。でも、なかなか透湿性を謳っている物がないですね。
水を通さず、蒸気を通すのが、シリコンです。例えばオムツにも使われています。おしっこを貯めて、蒸れずにさらさらってやってますよね。

ウェアで良い物が見つかれば、紹介したいともいます。

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