新型コロナウイルス (COVID-19)が、予想以上に生活に影響を与えています。そんな中、国民的スターの志村けんさんも、亡くなってしまいました。ご冥福をお祈りします。(私は8時だよ、全員集合を見て育ちました)
日本だけ感染者数が落ち着いているようにみえても、世界で多数の感染者、死者が出ている以上、生活、仕事に制限が課せられます。グローバル社会となった現代では、 人の移動制限や世界的イベント(オリンピックなど)の中止は、やむを得ないでしょう。
新型コロナウイルスは、いつ終息(収束)するのでしょうか?
ウィルスを絶滅させるのは、無理?
ウイルスを全滅させることで、単純に感染の危険性が無くなったと言い切れます。
例えば、天然痘は、大昔から感染力と致死率が高く、恐れられていましたが、全人類の力を合わせて、予防ワクチンで1977年を最後に、絶滅したとされています。
この新型コロナウイルスが、完全に発症しないワクチンが見つかれば、絶滅は可能です。
とは言え、開発や実際の使用には、数年かかります。実際に全滅させるには、数十年かかるでしょう。この COVID-19を完全に封じ込められるか?類似の亜種がどんどんできてしまうのか?その特徴によって変わってきます。
インフルエンザのようになるか?
インフルエンザも、日本では毎年1000万人が感染しているとされています。関係する死亡者数も、1万人いると言われています。死亡率は0.1%以下ですが、感染力がすごく、毎年話題にはなっています。しかし、外出制限やロックダウンにはなっていませんね。
ワクチンや予防接種はありますが、受けても100%発症しないわけではありませんし、軽症になるなどの、よくわからない効果しかありません。それは、インフルエンザには毎年新種がたくさん発生し、ぴったり合わないと効かないということらしいです。
治療薬もタミフルやリレンザがありますが、完全に効果があるとは言えません。
それでもなぜパンデミックにならないのか?それは、予防接種、診療、検査、治療薬の流れが出来上がっているからです。
心配な人は予防接種を受けますし、発症すれば薬をもらえます。ほとんどに医療機関で、その治療は完結出来ます。それで人々は安心します。
気にしない人は、特に検査もせず、熱で片付けてしまうか、そのまま亡くなってしまうでしょう。
新型コロナウイルスでは、まだこの一連の流れが出来ていません。また、感染者数が爆発的に増えると、受診する医療機関が足りなくなります。いわゆるオーバーシュートです。
実際に、患者が爆発的に増えて、受診できないとなると、今のマスク不足の不満の比ではないパニックになります。この辺りが、検査できる人を限定している、検査スピードを上げない理由なのかもしれません。
今回の新型コロナウイルスは、感染力も高く、死亡率も2~3%あります。
現在は、オーバーシュートにならないように、感染を遅らせるため、いろいろな規制をしています。その間に、ワクチンや治療薬の開発を行っています。そして、このインフルエンザのような、治療のシステムが出来上がれば、人々は落ち着くのではないでしょうか?それまで、やはり1~2年かかるかもしれません。
普通の風邪として扱いたいが
もともと多くの人が、ウイルス性の風邪をひき、抵抗力の弱いものが亡くなっています。人間には寿命がありますが、歳をとり、抵抗力が減ってくれば、風邪をこじらせ亡くなってしまいます。それもウイルスに感染し、亡くなっていることに変わりません。
現在、いちいちどんなウイルスにかかっているか、検査していません。検査して、種類を特定しても、そのウイルスを殺す治療薬はありません。ほとんどが、人間の自然治癒力で治ります。医者が処方する薬は、熱を下げたり、腫れをひかせるなど、症状を軽減する対処療法です。あまり意味のないことだからです。新型コロナウイルスも、この部類に入れば、このように社会のダメージにはならなかったのですが、時すでに遅いでしょう。
まとめ
この中では、インフルエンザのように、予防、検査、治療方法が確立するのを待つのが有力かと思います。
しかし、それには、まだ時間がかかります。風邪は冬の方が多く、夏は減りますが、夏風邪があるように、完全には無くなりません。1年以上は、イベントや1室に集まるようなことは出来ないと考えられます。
そのため、一番問題となる、観光業や外食産業、スポーツやイベントなどは、大打撃を受け、廃業が増えるでしょう。廃業ということは、収入が途絶える人がたくさん出ます。別の形で、被害者がたくさん出るということです。
その人たちをどうするのか?きちんと対策しないと、規制をしても守らない人がたくさん出て、規制の意味が無くなるでしょう。しっかりした指導力を見せてもらいたいものです。
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