大磯クリテリウムは、噂にたがわぬ高レベル。出てみて感じた、ピュアビギナーのスピード問題

イベント
4.6
(14)

大磯クリテリウムに参加してきました。
参加したのはピュアビギナーです。いくつかのロードレースやクリテリウム、エンデューロなどに出てみて、全く集団に付いていけず、レースしたという気分になれない状態で、未だにレースに出ていますが、ここでダメなら諦めようというレベルで、1からのスタートを改めて切ってみようと思って参加しました。

とはいえ、スピードの速さは半端ありませんでした。それは実況や解説者も「速すぎる」、「カテゴリー詐欺」などと言うくらいの速さなのです。
しかし、レベルが上がってもなくならない落車、機材やトレーニング方法の確立により、誰でもスピードが出せる環境など、いろいろな問題があるなかで、ロードレースは開催されている様が見えてきました。

ロードバイク歴4年目にして、レースを楽しみたいという気持ちを探しに、大磯クリテリウムに初参加した話です。

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参加理由

大磯クリテリウムですが、栃木県にいたときは遠くてなかなか参加できませんが、その名は良く聞いていました。
東京に来て、それなりに近くなり、集合時間次第では参加できる距離になりました。

大磯クリテリウムは、レベル別にピュアビギナー、ビギナー、スポーツ、ミディアム、エキスパート、エリートと分かれています。
エリートというと、トップアマチュアも出るレースです。ではビギナーやピュアビギナーは、グルメライドイベント程度のスピードなのか?というと、そんなはずはありません。
やはり、レースをやろうという志を持っている人が集まっているのがレースなので、ビギナーでも足に自信のある人が多いです。たまに私のような全く付いていけずにずるずると下がっていき、一人で走っている人もいますが、ほとんどの人が集団でガンガン走っています。

当日

当日は輪行で大磯駅へ行きました。始発でしたが、1時間ちょっとで着くので、遠いという感じはあまりありません。東海道線(上野東京ライン)は速いですね。

大磯駅で、自転車を組み立てていると、同じような人も何人かいました。駅からも10分程度なので、自転車を確かめる程度のことは出来ます。交通の便はいいですね。
受付開始くらいの時間には着けました。

大磯はユーチューブで見たのと同じですが、コースは広くて長いです。
ただ、駐車場は少し離れていて行ってないですが、会場に陣取るところがなく、居場所が無いというか、チームでテント張って、テーブルとイスとかを出してやる感じではないですね。

レース

試走でコースを確かめます。
道幅が広いので、かなり走りやすいです。ストレートも長いので、十分スピードが出ます。

ただ、集団のままコーナリングが出来ないため、どうしても縦長になってしまいます。そしてストレートでどんどん差が広がりますので、力の差がはっきりつきやすいでしょう。
とりあえず、試走ではコーナーの感じ、スピードを確認します。試走ですでに速すぎる人や若くて元気な人がたくさんいて、何とも言えない感じです。

レースはスタートして、集団の中にいようと努力しましたが、パレードランの時点で遠慮してしまい、ほぼ最後方へ下がってしまいました。
やはりシケインでは、アウト側は良いのですが、次のコーナーではイン側になってしまうため、外側の人に気を使って、膨らめずに減速してしまいます。

リアルスタートしてからも、集団の中へ押しあがろうとしましたが、再び後方へ下がってしまい、結局足も終わってきて、そのまま集団後方でゴールです。
最終週で少しでも前へと思って抜いていったのですが、ラストの直線であっけなく後ろの3人に抜かされて、追いかけられませんでした。

最下位ではありませんが、ピュアビギナーということもあり、全く付いていけない人も何人かいました。
逆に言えば、ほとんどの人はハイペースの集団で走っていたということです。

カテゴリーとは

今回ピュアビギナーは3組走りましたが、だいたい平均速度で34~35km/hくらいです。他のクラスより距離が短いので、ハイペースになりやすいかもしれませんが、パレードラン3周、レース5周なので、パレードランが長い分、遅くなります。

それでも、上のカテゴリーに行くと、38km/h、39km/hになるので、ピュアビギナーの方がやさしいといえます。

本当のビギナーとは?

ロードレースやクリテリウムは展開などもあり、カテゴリーに比例して、平均スピードが上がるわけではありません。
初心者は展開がわからないので、最初から飛ばしてしまう元気な人もいます。なので、全体のスピードが上がってしまう場合があります。1周目で元気な人が飛ばして落ちていき、2周目で違う人が飛ばしてばてるを繰り返していく場合がこれにあたります。上級者は、どうせ最後のスプリント勝負ということで、前半はゆっくりこなしていることもあります。

そういう意味では、スピードだけではカテゴリーは判断できません。逆に言うと、若くてパワーがあれば、直線の多い今のレースコースでは、初心者でも平均スピードは上がってしまいます。そういう意味では、スピードが遅い人は、門前払いです。レースに参加すらできません。

そんなわけで、本当の初心者というのは、
・ペース配分がわからない
・走るラインがわからない
・展開がわからない

だと思います。遅いというのは実力であって、トレーニングしても限度があります。はっきり言ってしまえば、向いていないということかもしれません。

ペース配分がわからないので、最初から飛ばして、3分でバテてしまう人もいます。
走るラインがわからないので、スピードの出しすぎで、アウトに膨らんでコースアウトしたり、無駄に減速して集団を乱します。そのため、縦長、バラバラになりやすいです。
展開がわからないので、先頭を走ってばてたり、速い人に付いていって、最後まで力を温存できなかったりします。また、後方待機しすぎて、最後に順位に関係する人が近くにいないと、スプリントすることなくゴールになります。
ビギナークラスであっても、最後のスプリントで勝てる人や、飛び出してスピード差だけで勝ってしまう人は、確かに初心者クラスは脱しているでしょう。

大磯クリテリウムでは、現地でも解説を流してくれます。ユーチューブでも、実況・解説付きです。
そこでピュアビギナーのところで言うのですが、スピード速すぎ、カテゴリー詐欺だろうみたいなことを言います。確かに私もそう思います。
さらに、疲れると頭を下げてしまうと言います。また、大きくラインを変えていると指摘します。確かにその通りなので、初心者は直したり、練習すべき箇所だと思いますが、それが出来ないのが初心者です。それを許容できるレースにしてくれなければ、初心者は参加できません。
ですので、人数を減らして、安全マージンを更にとるなど、別なところを工夫して参加してもらうべきです。大人数だと、速い人が一人いると、それでレースにならない人がたくさん出ることになります。

私も今まで集団に入れなかったので、未だに集団の走り方が出来ません。というか、わかりません。
チームや友達とは、前後に並んでくっついて走ることはしていますが、レースは隣に挟まれて、下ったりS字コーナーを曲がらなければなりません。これは公道では絶対に出来ません。ですので、いつまでたっても慣れないのです。

結論としては、スピードの出ない人は参加しない方が良いと思います。というか、レースで付いていけない人は毎回何人かいますが、きっと次は出ないと思います。要するに、初見殺しです。

JCRCも今年で終了となってしまいました。コロナのせいもありますが、参加者も少なくなったと思います。それは、ガチレーサーの為のレース形態を変えられず、出場者が減ったのかもしれません。JCRCこそカテゴリーをしっかりやっていたところなので、なおさら残念です。
ロードバイクでのレースの楽しみ方は、非常に難しいですね。マラソンのように、市民が気軽に楽しめる大会の運営やレースのルールを考えていかなければならないと思います。

とりあえず、レースをやってみたい人は、集団の多いエンデューロか、集団走行の無いヒルクライムが良いと思います。
ロードレースやクリテリウムは、エンデューロで先頭集団に入れるようになるか、仲間内でも相当スピードに自信が出てからの方が良いと思います。

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コメント

  1. Rotary寺西 より:

    私も一度、大磯クリテリウムに参加してみて同じ様に感じました。
    各カテゴリーの上位10名は強制的に上のカテゴリーに上げちゃうとかした方が良いのでは?と考えました。

    • くちびるひよこくちびるひよこ より:

      同じように感じている人がいて、何よりです。
      平均スピードで、もっと低いクラスがあってもいいと思いますね。

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