まえばし赤城山ヒルクライム大会に出場しました。インスタ仲間とワイワイしながら全力疾走!

イベント
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まえばし赤城山ヒルクライム大会に出場しました。初参加です。
今回は普段ヒルクライムなどを楽しんでいるインスタ仲間で出るということで、お祭り気分で参加しました。とはいえ、タイムも気にしないわけではありません。無理なダイエットはしませんでしたが、体力とトレーニング重視で、最善を尽くしました。

レースの内容、結果ですが、最初の緩斜面でオーバーペース気味に走り、これが終盤に響いて、九十九折りからの後半区間はペースが落ちてしまいました。
とはいえ、試走を8分くらい更新(3回目ですが)の1時間33分台。ほぼ全力は出せました。
今回は腰が痛くなりづらいポジションで臨み、体重も増やしてパワーアップしましたが、最後に心臓に負担が来たようで、今後の走り方や練習の教訓になりました。
それでも、仲間とわいわい出来たのが、一番かと思います。下山前にパンクなどもありましたが、詳細を書いてみたいと思います。

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準備編

前回のブログで書きましたが、今回の申し込んだ経緯は、ヒルクライム好きのインスタ仲間が、今年からヒルクライムレースに出るようになり、この赤城山もメージャーどころということで、参加しようという話になりました。
遊びも含めて、試走も2回出来ているので、コースプロフィールはわかっています。激坂がないのが、私にとっては救いです。長い距離20㎞は、長い時間ヒルクライムを楽しめる(苦しめる)とポジティブに考えます。なので、無理なスピードで走るつもりはありません。20㎞もつペースで走ります。

機材ですが、いつものBMC TEAMMACHINE SLR02 アルテグラ、リムブレーキで、ホイールはカンパニョーロシャマルウルトラ、タイヤはパナレーサーアジリストライト25C。ボトルは1本で、ボトルケージを1つ外します。それ以外もサイコン以外はすっきり外して、重量は量っていませんが、7.3kgくらいかと思います。
ギアは、フロント52-36、リア11-30です。

チェーンがだいぶ伸びていたので、予備のチェーン(伸びているが、まだまし)に替えました。しかし、これもしばらく乗ってみると、音が出てしまっているので、測ってみると0.9%の伸び。1%伸びると交換といわれているので、ちょっとまずいですね。でも、気づいたのが前日なので、これでいくしかありません。
今使ているチェーンルブのブリヂストン、グリーンドライブは、非常になめらかで、チェーンが伸びてもメンテナンス忘れていてもスルスル回り、シフトチェンジも滑らかなので、今回は問題ないでしょう。(多分スプロケットは削れていると思いますが)

ホイールとタイヤですが、アジリストライトは、ハルヒル、富士ヒルの決戦用だったので、富士ヒル後は外していました。久しぶりに付けて荒川サイクリングロードを1回だけ走りました。やはり軽量タイヤは少し不安というか、心もとないところがありますが、ヒルクライムだけなので、こんなもんでしょう。
ただ、富士ヒル後、ノーメンテナンスだったので、チューブの状態などが分かっていませんでした。このあたりで、当日にパンクしたのかもしれません。

体重は、食事は普通に食べて、あとはトレーニングで減らそうと考えていました。とはいえ、トレーニングは毎日やっているわけではなく、土日に山やロングライドが中心で、平日2回くらいのローラー台をしただけです。なので、まぁまぁ太りました。まぁ、パワートレーニングを中心にやっていたので、筋肉も付いたからだと思っています。おかげで、FTPはアップしています。
本番前日は、66㎏を切るくらいだったので、富士ヒルより2㎏多いと思います。2㎏アップで、FTPは10Wくらい上がっていると思うので、パワーウエイトレシオは上がっていると思います。

前日移動~当日朝

今回は、前泊で、仲間1名と前日夕方に車移動です。(集合場所まで輪行)
宿はどこも大会価格、倍以上に跳ね上がっていました。安いところは残っていませんでしたが、6800円くらいのところがかろうじて空いていました。(それでも普段の倍の値段)
でもラッキーなことに、群馬県と前橋市のキャンペーンをやっていて、ワクチン3回接種者の隣県は、4000円引きで止まれました。実際の支払いは2800円くらいで済みました。
到着が10時になってしまったので、寝たのが11時過ぎ。そして3時起きです。

朝は、カフェオレを飲んで、おにぎり2個、小さいパン2個を食べました。最近はお腹が空いてしょうがないので、結構食べます。夏は暑くてロングライドしてもあまり食べられなかったので、今は嘘のように食べています。
計測タグやゼッケンは、事前に届いているので、宿でジャージを着て、全部取り付けて出発します。現地で自転車を組み立てればスタートできる状態です。

4時半に宿を出発し、そこから会場まで2㎞だったので、渋滞もなくすんなり入れました。駐車場から受付までも、ロードバイクで3分くらいです。

ウォーミングアップは、ローラー台もないため、どこか走れそうな場所を探しました。
コースは閉鎖されているかな?と思ったのですが、まだ通って良いようでしたので、鳥居の先までの軽い上り3㎞を走りました。走り出しはまだ周りが真っ暗でしたが、徐々に明るくなりました。この道路は前橋の夜景が見えてきれいでした。

6時ころに下山用荷物を預けて、受付にて健康観察の提出と検温と消毒をして、無事に入場できました。スタートまでには1時間はあるので、トイレに行ったり、サプリをとったりしました。
最近のサプリは、モンスターを早めに取り、グリコのエクストラオキシアップを入れます。アミノガッツとアミノバイタルを直前に入れています。補給は1時間半も走るので、お腹が空きそうなら食べようと、ジェルを1つ持っていきます。しかし、今回は飲みませんでした。
飲み物は、ポカリスエットです。深く考えるのがめんどくさいので、カロリーも取れて浸透しやすいやつで、これと決めています。でも今回は、なんか飲みづらかったです。

スタート前には、同じジャージのご夫婦2名と合流しました。旦那さんは間違えてエキスパートクラスに申し込んでしまい、集合場所が違うので、早々にお別れしました。また、インスタつながりの方を見つけて、お互いエールを送りました。(その人も間違えてエキスパート)
一緒に来た1名とは同組スタートだったので、一緒に並びます。初めてのレースだったので、一連の流れは一緒に教えながらやっていました。試走の時も一緒に行って、ロングヒルクライムの上り方などをレクチャーしていましたので、大丈夫だと思います。

レーススタート、ゴール

いざスタートで、まずは狭い道をゆっくり走ります。広い道に出て、計測地点まではすぐのところでは、急にみんなスピードが上がりました。私はちょっと出遅れた感があり、集団は先の方にいます。
計測開始地点を過ぎた直後は緩斜面であり、空気抵抗を減らそうと、集団に近づくように頑張りました。しかし、なかなか集団には近づけず、ばらばらとした中を走ります。大鳥居まで結構頑張りましたが、追いつくことをあきらめてそれなりのペースで周りに合わせて走りました。畜産辺りまでは、まぁまぁのパワーで走っていたと思います。

とはいえ、ちょっとペースが速かったようです。いつもはマイペースで走ると、なんか力が余ってしまったのではないか?と思うこともあるので、ギリギリオーバーペース気味に走りました。やっぱりちょっときつめだったようで、旧料金所を過ぎたあたりから、けっこうつらい時間を過ごしました。

そして我慢のレースをしていたところ、10㎞過ぎたあたりから、なんか気持ちが悪くなってきました。食道がムカムカするような感じです。うちの親が心筋梗塞で運ばれる前日、胸やけがして医者で胃薬をもらったことを聞いていたので、心臓の方の心配しました。あまり無理をすると、倒れるんじゃないか?と考えてしまいました。
姫百合駐車場まではがまんしていましたが、残り6㎞くらいのところで、少しペースを落としました。それまで心拍165bpm(最大176bmp)で走っていましたが、記録では、160bpm以下に下がっています。
九十九折区間の途中に給水所があったので、ここで水をもらいました。ボトルのポカリスエットは全部は飲みませんでした。それほど飲みたいという気持ちもありませんでした。

実はここの給水所手前で、一緒にスタートして遅れていた、レース初参加の彼に抜かれたようです。ペースダウンしたからというのもありますが、それほど離れていなかったようです。まぁ、いつも同じくらいで走っていたので、それほど実力差はないです。私が調子が悪かったのと、給水所で水をどうもらおうかと考えていたので、誰に抜かされたか確認する余裕がありませんでした。

九十九折りは、あまりパワーが出ていませんでした。しかし、だんだん回復してきたので、そろそろと思っていると、おそらく残り500mくらいです。いつも最後にペースを上げるタイミングが遅れて、力が余って終わるのですが、今回もペースアップのタイミングが遅れたようです。少しずつペースを上げていくと、視界が開けてきて、最後の直線になりました。
ここで先ほど知らぬ間に抜かされた彼の後ろ姿が見えました。最初は抜かされたことを知らなかったので、誰だ?と思たのですが、ここで追いついて確認しました。そして、いつの間に抜いたんだ?と声をかけて抜かし、ラストスパートをしました。残り200mくらいはほぼ全力で駆け上がります。富士ヒルもそうでしたが、みんなの走っている横を豪快に抜かしていきます。残しておいた速筋を全部使う感じです。ゴールするといつも余っている感覚があるので、もっと早く仕掛ければよいのかな?と、後悔しますが、無事ゴールしました。(ただし、遅筋は残っていません)

そのあとは、先ほど抜かした彼と喜びを分かち合い、水をもらって、下山荷物を取りに行っている内にはぐれてしまいました。一人でうろうろして、下山しようかと思っていましたが、チャットでみんなソフトクリームを食べているらしく、慌ててゴール地点の売店に戻りました。
この日のゴール付近は、標高1300mであるにもかかわらず、寒くありませんでした。ウィンドブレーカーを着ていましたが、日が差すと汗ばむくらいでした。なので、ソフトクリームもおいしくいただきました。
結構長居して、いざ下山しようとしたとき、後輪に違和感が。なんと、後輪がパンクしていました。下山用の荷物に、パンク修理のパッチと空気入れは入れてあったので、とりあえず修理しました。ただ、スローパンクだったようで、空気の漏れている場所が見つからず、1時間くらいなら持ちそうなので、空気だけ入れて下山することにしました。
赤城山ヒルクライムは20㎞と長いので、ゆっくり下山グループで降りると結構な時間がかかります。途中で休むこともできますが、手の握力を回復させながら、下山しました。

下山後は、下に食べ物や自転車用品のお店が出ているので、おひるごはんにすき焼き弁当を食べて、一緒に来た仲間と談笑して帰りました。
メンバーの一人は、女子年代別で4位入賞と、速さを発揮していました。私よりも全然速く、他のメンバーもみな速いです。

レース考察

最初は緩斜面なので、なるべく集団について行って、空気抵抗を抑えたいと思ったのですが、スタートでその中にいなかったことと、長い時間オーバーペースで走ってしまったようです。
一緒に行った初レースの彼に、スタート直後は周りに飲まれず、いかにゆっくり行くかというアドバイスをしたにもかかわらず、私が守れませんでした。
FTPが210Wくらいなのに、最初の鳥居までの2㎞を240W、畜産までの5.5㎞を225Wで走ってしまいました。最終平均パワーは200Wを切るくらいで、ハルヒルよりは10Wほど上がっています。最初に出して、あとで垂れた形でした。九十九折りのタイムは試走の時の方が速かったです。
ズイフトなどでも走ったことないパワーですが、それでガクンとスピードが落ちずに、何とかそれなりのパワーを最後まで維持できるようになったのは、成長だと思います。今回のレースでは、パワーカーブCPの5分から1時間半の記録を更新しました。

赤城山は斜度がはっきりしているわけではなく、きつくなったり緩くなったりはしますが、序盤、中盤、終盤で平均が上がっていくため、気持ちの切り替えがしづらいです。パワー一定がいいのですが、徐々に平均スピードも落ちていくので、ケイデンスやギアに気を付けなければなりません。体感でスピードが出ていないと思って踏むと、力を使ってしまいます。

途中給水所がありましたが、最後だけ取りました。途中はちょっと取りづらいところにありました。
気温は、スタート前は涼しいくらいで寒いというほどではなかったのですが、走り始めると太陽が出てきて、それなりに温かくなってきました。水をかぶるほど暑いというわけではないのですが、汗はだらだら出てきます。ボトルのポカリスエットは2/3ほど飲みました。

走りは序盤、何とかギア比で90rpm以上を維持していましたが、途中から70rpmですね。ギア比を下げてケイデンスを上げられれば、ペースも安定するかと思います。

今回は腰をいたわる走りをしました。完全に骨盤を寝かせて走り続けました。おかげで、1時間くらいは、腰の痛みがあまり出ませんでした。代わりに、腹筋が痛くなりました。ただ中盤に気分が悪くなり、走りがめちゃくちゃになったため、残り30分は腰が痛くなってしまい、我慢しながら走りました。効果はあると思いますが、斜度がきついときに効果が出るか、試してみたいです。

ゴール直後は、お尻の筋肉がだいぶ痛かったです。サドルに座るのがつらいくらい。おそらく、結構大殿筋が断裂していたかと思います。大殿筋はうまく使えるようになったと思いますが、パワーが出ていません。大腿四頭筋も使えるようにした方がよいのか?と考えています。

試走は2回していますが、1回目は暑さもあって、3回くらい休んでいます。真面目に走ったのは1回ですが、このコースは信号が多いので、タイムをレースと比較することが難しいです。とはいえ、畜産あたりからは信号がなくなります。
おおよそですが、信号停止を省いて、試走よりは8分ほど短縮しました。ただ、姫百合駐車場からのタイムは、試走より遅くなっています。試走の時は、姫百合まで楽に走って、姫百合から本気で走ってみたので、それもあるかと思いますが、序盤の飛ばしすぎと、中盤からの調子の悪さが出てしまったようです。
こうなると、序盤は本当に頑張ってはいけないということになります。ゆっくり走った方が、タイムは良くなるということかもしれません。

ヒルクライムの面白いところは、2つとして同じ坂はないということです。どんな坂でも特徴があり、違いがあり、上り方も変えていかなければなりません。試走をしたり動画を見て、攻略しなければなりません。
また、終盤ペースを上げるところ、スパートをかけるところは、はっきりしておいた方がいいと思います。今回もそうなのですが、迷っていると出し切れずに終わってしまいます。

レースとは別ですが、赤城山のコースは、序盤の街中は車通りが多いですが、途中やゴール後の大沼にもたくさんお店があります。一気に登るには、相当の覚悟と時間がかかるため、遊びの時は途中で休んで、風景の変化を楽しみながら上るのがよいかもしれません。
これだけのロングクライムはそうそうないので、良いコースだと思います。

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